Shiratori Lab. Department of Applied Physics & Physico-Informatics KEIO University Anti-thrombogenicity Film 高い耐久性・抗タンパク質性・抗血栓性を有する抗血栓性薄膜 交互積層法による薄膜作成 近年、体内で医療機器を使用する機会が急増。 基盤の親水処理 カチオン性ポリマー 問題点 リンス 血液と接触すると、血栓ができてしまう。 リンス 血管のつまりや、医療機器の性能低下を招く。 利点 抗血栓性処理が必要不可欠!! Table. 架橋の有無による、耐摩耗性・耐水性の違い 耐摩耗・耐水性 先行研究 抗血栓性 抗タンパク質性 フィブリノゲン 血栓 リンス後 摩耗後 [180min in water] [11g/cm2,100RT] 架橋前 フィブリノゲン吸着量比較 血流量変化 何もしていない ステンレスメッシュ 血栓 500nm 血流量が低下 血流量を維持 抗血栓性薄膜あり 500nm Fig. 抗血栓性薄膜の SEM像 欠点 材料が水溶性。 ウェットプロセス。 強い吸着力。 基盤形状を選ばない。 評価方法 抗血栓性薄膜をコートした ステンレスメッシュ アニオン性ポリマー Fig. 抗血栓性薄膜の抗血栓性 今回提案した抗血栓性薄膜 架橋後 架橋前 架橋後 500nm 500nm 500nm 500nm 血流量[%] 熱架橋を施すことで耐久性が向上 先行研究の膜 架橋した先行研究の膜 今回の膜 今回の架橋した膜 時間[min] Fig. 動物実験における抗血栓性の評価 ■株式会社 SNT 〒212-0032 神奈川県川崎市幸区新川崎7番1号 慶應義塾大学K2タウンキャンパスO棟103号室 TEL : 044-580-1566 FAX : 044-580-1436 URL : http://www.snt.jp 従来の抗血栓性薄膜は、 架橋後に抗血栓性を損失。 今回提案した抗血栓性薄膜は、 架橋後でも抗血栓性を維持! 高耐久性の抗血栓性薄膜の実現! ■慶應義塾大学 理工学部 物理情報工学科 白鳥研究室 〒222-8522 神奈川県横浜市港北区日吉3丁目14-1 TEL/FAX : 045-566-1602 E-mail : [email protected] URL : http://www.appi.keio.ac.jp/shiratori/seimei/index-jp.html
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