「ももたろう」と名づけました。 - Binus Repository

Matakuliah : <<N0602-R2>>/<<Penerjemahan Jepang Indonesia>>
Tahun
: <<2007>>
<<Momotaro>>
Pertemuan <<2>>
Penerjemahan Jepang-Indonesia
桃太郎
Bina Nusantara
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むかし、むかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが住
んでいました。
おじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川へせんたくに
行きました。
Bina Nusantara
おばあさんが川でせんたくをしていると、大きなももがういた
りしずんだりしながら流れてきました。
「どんぶらこっこどんぶらこ
どんぶらこっこどんぶらこ
どんぶらこっこどんぶらこ
どんぶらこっこどんぶらこ」
「おぉっ!大きなももだぁ。」
おばあさんは、そのももをひろいあげると、だいじに家に持っ
て帰りました。
Bina Nusantara
山から帰ってきたおじいさんはびっくりしました。
「大きくてりっぱなももじゃのぉ」
「切ってみましょうかねぇ?」
「おぉ、そうしよう」
二人はももをまな板の上におきました。
Bina Nusantara
おじいさんとおばあさんが、ほうちょうをももに当てました。
「いち、にの、さん!」
「おぎゃあ、おぎゃあ、おぎゃあ」
おじいさんとおばさんは、びっくりたまげました。
2人は、とってもよろこんで「ももたろう」と名づけました。
Bina Nusantara
ももたろうは食べる食べる、大きなおわんで何ばいものごは
んをおかわりしました。
「むしゃ むしゃ むしゃ むしゃ」
ももたろうはつよい子にそだっていった。
「おじいさん、おばあさん、ぼくが鬼が島に行って、鬼たいじを
する。」
「旅のしたくをしてくれ、おねがいだよ」
「鬼たいじだって? 何ということだ」
「それは、きけんすぎるよ」
Bina Nusantara
とうとう出発の日がやってきました。
ももたろうは作ったはれぎを着ました。
そして、おばあさんが作ってくれたきびだんごのつつみをこし
につけました。
Bina Nusantara
「おじいさん、おばあさん、鬼が島に行ってくるよ」
「ももたろう、気をつけてな」
「ももたろう、気をつけるんだよ」
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「無事に帰ってこいよ」
「無事に帰ってこいよ」
「だいじょうぶ、心配いらないよ」
「わあああああん」(泣き声)
ももたろうは、まっすぐに鬼が島に向かって進みました。
Bina Nusantara
「歩く、歩く、歩く、歩く…」
「わんわん、
ももたろうさんももたろうさん、きびだんごをひとつくださいな。
お礼におともにまいりましょう。」
犬は、きびだんごをもらってももたろうの家来になりました。
「歩く、歩く、歩く、歩く…」
「ウッキー、ウッキー、
ももたろうさんももたろうさん、きびだんごをひとつくださいな。
Bina Nusantara
お礼におともにまいりましょう。」
さるは、きびだんごをもらってももたろうの家来になりました。
「歩く、歩く、歩く、歩く…」
「ケンケン、
ももたろうさんももたろうさん、きびだんごをひとつくださいな。
お礼におともにまいりましょう。」
きじは、きびだんごをもらってももたろうの家来になりました。
「歩く、歩く、歩く、歩く…」
船にのり、ももたろうたちは力を合わせてこぎすすみます。
「えんやあとっと」
「えんやあとっと」
「えんやあとっと」
「えんやあとっと」
Bina Nusantara
とうとう鬼が島が見えてきました。
海の中からつきでている岩山の島、それが鬼が島です。
「おいおい見てみろ!」
「なあに?」
「鬼たちは、さかもりのまっさい中だ。」
「今がチャンスだ」
「そうだ」
「今がチャンスだ」
「しーーーーつ」
「鬼たちに見つかるなよ。」
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Bina Nusantara
「おい、鬼たち!」
「おまえはだれだ?」
「ぼくは日本一のももたろうだ。
鬼たちをせいばつしに来たぞ。」
「おいらは日本一の犬だぞ」
「おいらは日本一のさるだぞ」
「おいらは日本一のキジだぞ」
「それいけぇ!」
あっけにとられた鬼の上を、犬がわんわんほえ、さるがキャッキャッ、キジがケン
ケンさけびました。
「かみつき!」
「ひっかき!」
「つっつき!」
つづいてももたろうが、怪力で鬼をパンチ!
その強いこと強いこと。
しかし、そこへいかった鬼の親分があら
われました。
「こしゃくな、こぞう! おれさまが相手
だ!」
ももたろうめがけて太い鉄のぼうをふりま
わしました。
「やあああああああっ!」
勝負はつきました。
鬼の親分は目をまわして、ばったりたお
れました。
「お助けをーー」
「ごめんなさい」
「ごめんなさ~い」
「どうだ? もう悪さはしないか?」
「はい、もう悪いことはいたしません。おゆ
るしください。」
Bina Nusantara
こうして、鬼からとりもどした宝ものを船につみこんで、ももた
ろうたちは家に帰ることになりました。
ももたろうはおじいさんとおばあさんのところへ無事に帰りま
した。
ももたろうにとって、何よりうれしかったのは、鬼たいじをする
という大きな夢をやりとげたことだったとさ。
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