e-ガバナンスにおける匿名性について

e-ガバナンスの実現に向けて
~市民電子会議室を事例に~
情報社会学科4年
7031-1042 櫻井祐太
発表のアウトライン
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市民電子会議室の概要
事例紹介
市民電子会議室の問題点
ディスカッションの課題
市民電子会議室の概要①
 地域におけるガバナンスの一つの方法。
 行政、もしくは行政に委託された団体が設置した掲示板上で、
地域の問題に関する議論、意見交換、陳述を行う。
 地域集会等への若年層の不参加、時間的制約、議論の難しさ
などを補う。
 パブリック・コメントと比較して、双方向性、住民ネットワークの
広がりなどの効果が期待できる。
市民電子会議室の概要②
知識・意見・要望
知識・意見・要望
知識・意見・要望
ICT(掲示板)
行政が住民・市民団体のニーズを把握⇒行政による問題解決
住民間のコミュニティ形成・議論の活発化⇒住民による問題解決
事例紹介
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事例①
事例②
事例③
事例④
室蘭市電子会議システム
神奈川県大和市 どこでもコミュニティ
神奈川県藤沢市市民電子会議室
静岡県島田市 eコミュニティしまだ
 他の事例は、以下のURLを参照
http://www.janjan.jp/link/sogo/opinion/opinion.php?PHPSESSID=.
市民電子会議室の問題点(仮)
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会議室参加のために利用者登録は必要か
掲示板というツールの限界
電子会議室の認知度の低さ
電子会議室が有効な領域とは
これらの問題を解決することで、
ICTを用いたガバナンスの実現は可能?
ディスカッションの課題(仮)
 以下の問題のうち一つに関する合意形成をすること
 電子会議室に利用者登録を強いるべきか否か?
 さらには、登録情報をどこまで公開すべきか?
 掲示板の限界を補う方法とは?
 ただし、具体的な理由、目的を述べることが必要である。