言葉 • そもそも:最初 • 項目(こうもく):項目 • 未練(みれん) :<マイナス> 不甘心、不乾脆 こと。) (執心が残って思い切れないこと。あきらめきれない • 捉える(とらえる):捕捉 • いわば:可以說是 • 徹する(てっする):徹底、貫徹 (奥深くとおる。貫きとおる。) • 生後(せいご):出生後 • 物差し(ものさし):用來測量的工具 (物の長さを測る用具。) • 抱える(かかえる):懷抱、抱持 文法 • 動詞連体形 + までもない/までもあるまい :沒必要、用不著 解析 • 「希望」とか「絶望」とか、あるいは「後悔」とか、そういう言葉を心理学辞典で引 いてみたことがあるだろうか。 • そんな日常的な言葉などわざわざ引くまでもあるまいと思うかもしれないが、実際、 心理学辞典をいろいろ見てみたら、そもそもそういった項目がのっていないのである。 • そんな言葉は国語辞典の領分であって、心理学の辞典にのっていなくても当たり前だ ということだろうか。 • 希望、絕望或是後悔,有試著在心理學辭典上查過那種詞彙嗎? • 或許會覺得那種日常的詞彙沒必要特地去查,實際上,要是試著去看各種心 理學辭典的話,是沒有登載最初所提到的那些項目。 • 那種詞彙是國語辭典的領域,即使心理學辭典上沒登載也是當然的吧! 解析 • しかし、それは変ではないか。私たちの日常の心理現象の中で希望や絶望、未練や後 悔は大事なもので、だれにとっても非常に大きな問題であるはずだ。 • それが心理学の辞典にのっていない。つまり、心理学の対象にされていないのである。 • それは、なぜか。 • 但是,那不是很奇怪嗎?在我們日常的心理現象之中,希望、絕望、不甘心 或後悔是很重要的,對誰來說都應該是非常大的問題。 • 那些沒登載在心理學辭典上。也就是說,沒被當成心理學的對象。 • 那是為什麼呢? 解析 • 一つは、人を外側から捉えようとする視点の問題がある。つまり、現代心理学は、いわ ば「他者の心理学」に徹している。 • かんたんに言えば、子どもの発達を研究するとき、子どもの外に視点を置き、そこから 子どもに「生後何歳何ヵ月」といった時計的な時間の物差しを当てて、その育つ過程を 観察する。 • しかし、そうした見方からは、子どもが昨日の体験を抱え、明日に向かって、今を生き るという、子ども自身の主体の世界は見えてこないのではないか。 • 一個是從外觀捕捉人的觀點的問題。也就是說,現代心理學可以說是貫徹 「他人的心理學」。 • 簡單來說,研究小孩的發育時,將小孩以外的觀點放入,從那裡來看小孩是 「出生後幾歲幾個月」像這樣用時鐘制的時間測量工具來衡量,觀察發育過 程。 • 但是,從那種看法來看,小孩懷抱著昨日的經驗,朝向明天,活在此刻,這 樣不是就看不見小孩本身的內心世界了嗎?
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