FPCCDバーテックス検出器の ペアバックグラウンド評価 CCD Vertex detector Group Meeting 2010/05/12 東北大学 釜井 大輔 螺旋アルゴリズムでのペアバックグラウンド解析 • 螺旋アルゴリズムを用いてペアバックグラウンドのピクセル占有 率を見積もった 解析に用いたデータ • ビームパラメータ 統計数 SB2009wTF ( 59 BX ) RDR-Nominal ( 168 BX ) RDR-LowP ( 63 BX ) • 重心エネルギー : 500 GeV • ジェネレータ : Guinea Pig • 測定器モデル : ILD_00fwp01 • 閾値あり ― 粒子が0.3 μm以上通過したピクセルのみカウント ただし、螺旋アルゴリズムでの飛跡の長さの計算は正確でない 2 3 螺旋アルゴリズムによる効果 螺旋アルゴリズムを用いることでのピクセルヒット数の変化 ピクセルヒットが増えるヒットと減るヒットがあった ピクセルヒット数が減る 直線と扱ったトラック ピクセルヒット数が増える 実際のトラック 直線と扱ったトラック 実際のトラック 角度の浅いヒット 角度のきついヒット 直線アルゴリズムと比べてピクセ ルヒット数が大幅に減る 直線アルゴリズムと比べてピクセ ルヒット数がわずかに増える 4 ペアバックグラウンドによるピクセル占有率 ピクセル占有率を調べた 粒子が0.3 μm以上通過したピクセルのみカウント ― らせんアルゴリズムの飛跡の長さの計算は正確でない ピクセル占有率が1.4 倍程度増えた レイヤー 1a,1bで 3.7 ~ 5.2 % 直線 1a 1b 2a 2b 3a 3b RDR-Nominal 2.67% 1.55% 0.08% 0.07% 0.01% 0.01% RDR-LowP 3.69% 2.06% 0.11% 0.08% 0.02% 0.02% SB2009wTF 3.57% 2.02% 0.11% 0.09% 0.02% 0.02% 1a 1b 2a 2b 3a 3b RDR-Nominal 3.71% 2.18% 0.12% 0.09% 0.02% 0.02% RDR-LowP 5.21% 2.85% 0.15% 0.12% 0.03% 0.03% SB2009wTF 4.92% 2.84% 0.15% 0.13% 0.03% 0.03% 螺旋 まとめ 螺旋アルゴリズムを用いてピクセル占有率を調べた 粒子が0.3 μm以上通過したピクセルのみカウント ― らせんアルゴリズムの飛跡の長さの計算は正確でない 直線アルゴリズムと比べてピクセル占有率が1.4 倍程度増え た レイヤー 1a,1bで 占有率3.7 ~ 5.2 % 5
© Copyright 2024 ExpyDoc