新進教師學位論文發表 應用日語系 喬曉筠 1 研究 博士論文簡介 2 ビジネス・コミュニケーションに おける依頼と断り 日本語母語話者と台湾人日本語学習者の 共通点と相違点 3 依頼と断りに関する先行研究 不適切な言語行動→人間関係に悪影響を与える コミュニケーションの摩擦を軽減する →「依頼」と「断り」をテーマに 中国語母語話者 または 中国語を母語とする日本語学習者 主に学生を対象に ビジネス関係者に関するデータが限定されている 4 依頼と断りに関する先行研究 談話完成法によるデータが多い 力関係および親疎関係によってふるまいの違い 5 依頼と断りに関する先行研究 ビジネス経験を有する日本語学習者の データが少ない 会話データが少ない 複数回にわたる断りの談話展開と表現に 着目するものが少ない 6 研究方法 調査協力者 場面設定 データ収集 分析方法 7 調査協力者 日本語母語話者 性別 年齢 業種 職歴 日本語 学習歴 男女各6名 20代3名、30代3名 40代2名、50代3名 60代1名 営業を含む複数4名 ITエンジニア3名 事務3名、その他2名 2年~5年1名 5年~10年4名 10年~15年2名 15年以上5名 台湾人日本語学習者 男女各6名 20代6名、30代5名 40代1名 営業、事務等を含む複数6名 事務2名、営業1名 その他3名 2年未満2名 2年~5年6名 5年~10年3名 10年~15年1名 2~5年5名 5~10年3名 10年~15年4名 8 場面設定 依頼側:サンプルの追加を緊急に求める 応対側:稼働状況に目配りをし、良い関係を 保ちながらら対応する (フェイス・リスクの度合い 社会的距離:遠い 力関係:対等 事柄の負担度:大 Brown & Levinson, 1987) 9 場面設定 (フェイス・リスクの度合い Brown & Levinson, 1987) 社会的距離:遠い 力関係:対等 依頼側:技術課長 メーカーの選定に関わる 部品のサンプルの追加を強く求められている 応対側:営業課長 顧客の開拓に努力する サンプル提供の交渉に社内で影響力を持つ 事柄の負担度:大 依頼側:サンプルの追加を緊急に求める 応対側:稼働状況に目配りをし、良い関係を保ちながら対応す ること。 10 データ収集 フェイスシート ロールプレイ (Houck & Gass 1996、Kasper 2000、Golato 2003) 計24組、約145分 (1) 日本語母語話者同士の日本語での交渉 6組 (2) 台湾人日本語学習者同士の中国語での交渉 12組 (3) 日本語母語話者と台湾人日本語学習者による日本語 での交渉 6組 フォローアップ・インタビュー 11 分析方法 文字化:宇佐美(2011) 同一話者による発話:節単位(丸山ほか2006) 会話分析単位: 内容のまとまりと参加者の目的 南(1972) 「談話」 佐久間(1987)、ザトラウスキー(1993) 「話段」 12 分析方法 自 己 紹 介 ス モ ー ル ト ー ク サ ン プ ル 渡 し 交渉のやりとり 交 渉 話 段 Ⅰ 交 渉 話 段 Ⅱ ... 交 渉 話 段 n 別 れ 依頼側が依頼に関する情報を提供し、応対側がそれに対応するまとまり のある発話を、1つの「交渉話段」とする。 合意に至るまで、会話の中で現れた順番のとおりに、「交渉話段Ⅰ」「交 渉話段Ⅱ」...のように分けた。 13 分析方法 量的と質的な手法を用いる 第4章 第三者による評価 第5章、第6章 談話構成要素分析 第7章 敬意表現の使用傾向 14 結果と考察:第4章 評価 目的 データの質を確認する 有効な評価項目を確認する 方法 ビジネス経験を有する日本語教師に評価してもらう その結果を量的・質的に検討している 15 結果と考察:第4章 平均評定値から 台湾人日本語学習者 比較的高い: 談話能力、社会言語学的能力と交渉方略的能力 比較的低い:文法と語彙表現 → ビジネス経験を有する学習者は一定のコミュニケー ションスキルを備えているものの、言語表現面で改善 の余地がある様子がうかがわれる 16 結果と考察:第4章 相関係数から 台湾人日本語学習者 それぞれのグループ内の項目の相関が強い (日本語母語話者の結果と同じ) 異なる能力グループ間において比較的相関の強い項目も 多かった (日本語母語話者の結果と異なる) →言語表現面の能力が、対人配慮のような社会言語学的能 力、結果貢献のような交渉方略的能力に影響を及ぼし、 そうした能力を制限している可能性がある。 17 結果と考察:第5章 依頼 共通点 冒頭で依頼に至った事情を説明する 何らかの前置きをする 負担軽減表現も用いる ためらいながら依頼を行う 18 結果と考察:第5章 依頼 台湾人学習者 丁寧な言葉づかいをするが、 情意が比較的前面に表れている。 事情を説明する際に、非意志性のニュアンスが伝わる表現 はあまり用いない やりとりが進むにつれ、より間接的に依頼を行うこともある ものの、直接回答を求める疑問文の使用が多く見られた →相手に自己の都合を押し付ける印象を与える恐れがある 19 結果と考察:第6章 断り 共通点 直接的な断りが少ない 詫びが少ない 20 断り 日本語母語話者 台湾人日本語学習者 背景となる情報を徐々 やりとりの最初の段階 に提示していく で主な情報をまとめて 提示する 相手の理解状況に合 交渉の進行につれて対 わせて事情説明を行う 応が簡素で単調になる 傾向がある 提案や保留を効果的 に用いている 提案や好意を示す表現 の選択にも改善の余地 が見られた 21 結果と考察:第7章 敬語 台湾人学習者 狭義の敬語の習得が確認できた バリエーションが少なく、定型表現にとどまっている 丁寧さにつながる「ほう」や「なる」のような間接表現の使 用は有意に少ない 22 結果と考察:第7章 敬語 日本語母語話者 接触場面において 比較的丁寧さの低い表現を用いる →接触場面のやりとりを通して肯定証拠としてインプットされ る可能性があり、学習者の習得に影響を及ぼす恐れがある 23 今後の課題 多角な分析 両者のインターアクション 非実質的な発話 さらなるデータ ビジネス関係者のデータ 学習者のデータ 自然会話 一般ビジネス関係者の評価 24 参考文献 宇佐美まゆみ(2011)「基本的な文字化の原則(Basic Transcription System for Japanese: BTSJ)2011年版」 佐久間まゆみ(1987)「「文段」認定の一基準(I)―提題表現の統括―」 『文藝言語研究 言語篇』11, 89-135 ザトラウスキー・ポリー(1993)『日本語の談話の構造分析―勧誘のスト ラテジーの考察―』くろしお出版 丸山岳彦・高梨克也・内元清貴(2006)「節単位情報」『日本語話し言葉 コーパスの構築法』国立国語研究所報告(124), 255-322 南不二男(1972)「日常会話の構造―とくにその単位について」『言語』1 (2), 108-115 25 参考文献 Brown, P. & Levinson, S. (1987) Politeness: Some universals in language usage. Cambridge: Cambridge University Press. Golato, A. (2003) Studying compliment responses: A comparison of DCTs and recordings of naturally occurring talk. Applied Linguistics, 24(1), 90-121 Houck, N. & Gass, S. M. (1996) Non-native refusals: A methodological perspective. In S. M. Gass & J. Neu (Eds.) Speech acts across cultures: Challenges to communication in a second language (pp. 45-64). Berlin: Mouton de Gruyter. Kasper, G. (2000) Data collection in pragmatics research. In H. Spencer-Oatey (Eds.) Culturally speaking: Managing rapport through talk across cultures (pp. 316-341). London: Continuum. 26 服務 應用日語系 專案助理教授 27 應用日語系 協助系上各項業務 參加入班宣傳 參加家長說明會 擔任導師 擔任系學會指導老師 28 服務 國際交流與兩岸事務處 國際與境外學生事務組 執行秘書 29 國際交流與兩岸 事務處 國際與境外學生 事務組 國際交流組 30 31 32 境外學生招募 確保學生來源 促進在地國際化 33 長榮大學境外學位、非學位生人數一覽 學年度 僑生 外籍生 陸生 101 73 12 3 102 94 17 2 103 148 32 3 104 207 34 7 105 361 46 13 學位生 88 113 183 248 420 交換生 25 42 56 80 100 113 155 239 328 520 合計 101~105學位生來源別一覽 400 350 300 250 200 150 100 50 0 101 102 僑生 103 104 外籍生 陸生 105 海外招生KPI 學年KPI 境外學位生 (僑+外籍+陸生) 交換生 境外生占學生 數比例 104 280 80 3.6% 105 420 100 5.2% 106 600 120 7.2% 107 710 120 8.3% 108 780 120 9% 109 830 120 9.5% 110 1000 500 15% 境外學生招募策略 海外拜訪 參加教育展 辦理體驗課程、工作坊 建立一學院一英語課程、設立華語中心 36 海外拜訪 馬來西亞拜訪路徑 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 參加教育展 預定辦理時間 區域 主辦單位 國際處參加人員 2016年2月 香港 香港灣仔 執行秘書+行政人員 2016年3月 越南 越南台教中心 執行秘書+行政人員 2016年8月 印尼 印尼台教中心 執行秘書+行政人員 2016年9月 馬來西亞 海外聯招會 執行秘書+行政人員 2016年10月 香港 海外聯招會 執行秘書+行政人員 2016年10月 澳門 海外聯招會 執行秘書+行政人員 持續增加中 38 辦理體驗課程、工作坊 預定辦理時間 來訪學校 2016年3月 香港金巴崙長老會耀道中學 2016年3月 香港培英中學 2016年4月 馬來西亞華校董事會台灣教育觀摩團 2016年6月 香港李兆忠紀念中學 2016年11月 香港唐濱南紀念中學 2016年12月 馬來西亞森美蘭培風中學 (教師行政工作坊) 持續增加中 39 海外拜訪 已拜訪海外伙伴學校關係維護 粉絲團維護與管理 40 參加教育展 文宣設計與編譯 紀念品統籌規劃 參與教育展 關係維繫 粉絲團維護與管理 41 辦理體驗課程、工作坊 校內外聯絡 行程規劃與課程安排 參與體驗課程、工作坊 42 其他 協助組長推動海外招生業務 研究招生策略 企劃書撰寫 入學前新生資訊彙整與聯絡 入學後學生的關懷與照顧 43 教學 44 經貿模組課程 ビジネス文書 ビジネス会話 日台ビジネスコミュニケーション コミュニケーション入門 45 跨領域合作 各國商業文化介紹 跨文化溝通 求職與面談技巧 英語授課與華語課程的參與 46
© Copyright 2024 ExpyDoc