フィリピンの水企業

フィリピンの水企業
フィリピン班
臼田・福田・鈴木・吉田・平井
全体の流れ
1、水企業・フィリピンについて
2、マニラにおける水企業の参入
3、水企業参入の成果
4、撤退の理由についての考察
5、撤退しない体制を作るために
水企業とは

公共機関の仕事と考えられている上下水道の
供給を行う民間企業(先進国)
進出
水企業
国内で
水を供給
発展途上国
補助金
・不衛生な水供給
先進国
世界銀行
サービス部門の
自由化交渉
WTO
・開発の遅れ
フィリピン

首都:マニラ
首都圏人口:1000万人
(全人口の13%)
 首都圏人口密度:
16000人/㎢
(2000年)
Cf 東京都 5660人/㎢

http://ja.wikipedia.org/wiki/画像:Rp-map.png を一部改変
マニラの問題点



近郊地帯において都市化と
スラム化が進行
未給水地区が3分の1を占
めていた
下水道接続は人口の7〜
8%
写真:運河として使われていたが、今では
庶民のゴミ捨て場と化しているエステロ
http://giweb.kubota.co.jp/back_num
ber/vol_5/vol5_4.html
マニラにおける水企業の参入
融資
国際金融機関
MWSS
負債
(公営)
ODA
民営化
そして・・・
MWSI
25年契約
MWCI
http://www.jbic.go.jp/japanese/oec/post/2003
/pdf/program_02_full.pdf
民営化に際しての目標
1.10年以内にすべての住民に普及
2.10年間、水道料金を実質的に値上げしない
3.貧困層に新規給水サービスを提供
4.3年以内に水質基準を満たす24時間給水を実現
5.25年以内に下水道整備率を80%にする
など・・・
水企業参入の成果
サービス指標
給水人口
接続数
MWSS
(1992〜1996)
コンセッショネア
(1997〜2001)
5年間で5%増加
5年間で30%増加
5年間で4.5%増加
5年間で30%増加
90%
99%
17時間
21時間
5
10
61%
57%
1%以下/年
2.7%/年
不適合
不適合
平均850基/年
平均1,840基/年
9.8人
4.1人
多くの面で、改善され
ている!!!
水質(PNSDWへの適合)
1日あたりの給水時間
水圧(ポンド/平方インチ)
無収水率
下水道接続増加
排水水質基準への適合
汚水浄化槽処理率
1000栓あたりの従業員数

しかし、利益が上がらず、MWSIは撤退
を表明
MWSIの収支
純益マイナス
=赤字
http://www.jbic.go.jp/japanese/oec/post/2003/pdf/program_02_full.pdf
MWSIの撤退
MWSS
借金肩代わり
ペ
ソ
1997年
ペ
ソ
$
アジア通貨危機
$
MWSI
$
$
$
$
$
$
$
$
外貨債務の
9割を負担
$
エルニーニョによる水不足
フィリピン
貿易風
暖かい海水
南米
撤退の考察
水供給
先進国
水企業
撤退
水供給
発展途上国
長い期間
が必要
・インフラ整っていない
不測の事態
・経済的に不安定
・インフラ整っている
・経済的に安定
そのための
25年契約
発展
利益性
撤退しないための体制
3つの条件!
不測の事態
水企業
契約
先進国
資本市場
無償援助
WHO
世界銀行
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3つの条件
①
②
失敗
③
撤退
不測の事態
(不可抗力)
水企業
無償支援
水企業
無償支援
WHO
WHO
世界銀行
世界銀行
水企業
事業継続
発展途上国
理想的な支援の形
発展途上国
不測の事態
資金が少ない
撤退
政府
ODA
国際機関
協力
水企業