ポイント

第11課 外国人力士の是非
高級日語 上
新出単語
• アマチュア:アマチュアの写真家
対義語:プロフェッショナル
★ 素人:単に職業にしていないというだけでなく、未熟で経
験が浅いなどの意味を含んでいる。
対義語:玄人
アマチュア:職業としてでなく、趣味、楽しみとして物事を行う人。
• バリエーション:バリエーションに富む
• ユニーク:ユニークな発想
若者ならではのアイディアによるユニークな作品
が揃った。
• ポイント:ポイントをつかむ。
ポイントのはっきりしない話。
チェックポイント
ターニング・ポイント
ポイントを稼ぐ
ポイント・カード
• 土俵:横綱が堂々と土俵入りを行っている。
• 成り立つ:劇団は30人のメンバーから成り立っている。
両者の間に契約が成り立つ。
今の給料では生活が成り立たない。
• 恥じる:うそをついたことを恥じる。
名優の名に恥じない名演技
関連単語 恥:恥をかく
• 情けない:病気の子供を見捨てるなんて、情けない。
彼は情けない声で私たちに謝った。
親の財布からお金を盗むなんて、情けない。
• 無口:彼は無口な人で、人との付き合いが下手だ。
対義語 おしゃべり(名・ナ形)
多弁(たべん)(ナ形)
• 戸惑い:どう話していいのか彼に戸惑いが見えた。
近代の歴史がかなり複雑で、どう暗記すればいいか
戸惑いを覚えた(感じた)。
戸惑いを隠せない。
• 体質:アレルギー体質
政界の体質改善が必要だ。
• 陰気:陰気な性格
陰気な天気
対義語 陽気
• 望ましい:週に2回レッスンを受けることが望ましい。
望ましくない行為
• 華々しい:彼はその試合で華々しい活躍をした。
華々しい一生もついに終幕のときを迎えた。
• 盛り上げる:砂を高く盛り上げる。
彼の演説が集会を盛り上げた。
関連単語 盛り上がる
•
奮闘:彼は目標の実現を目指して日夜奮闘している。
孤軍(こぐん)奮闘
•
上り詰める:一気に頂上へ上り詰めた。
彼は権利の座を上り詰めた。
•
家計:教育費の負担が家計を圧迫している。
父は一家6人の家計を支える大黒柱(だいこくばし
ら)だ。
•
異国:ここは異国の言葉が飛び交う(とびかう)港町(みなと
まち)だ。
• 耐え忍び
関連単語 耐え忍ぶ
苦しい生活を耐え忍ぶ。
耐え忍ぶにも限度がある。
• 初心:初心忘るべからず
初心に帰れ
• 貫き通す:祖父は最後まで自分の信念を貫き通した。
• 抜け出す:わが社は深刻な低迷から抜け出した。
授業をサボって学校を抜け出す。
表現・慣用句
•
念のため
関連表現 念には念を入れよ
念を押す
•
•
疑問がわく:
関連表現 喜びがわく 希望がわく アイディアがわく
いいアイディアがわく人とわかない人には大きな違いがある。
門前払いされては落胆する人に対して、彼はかえって闘志がわいた。
乃至 (1)または もしくは あるいは
(2)~から~まで
• 群を抜く:抜きん出る 抜群
関連表現 手を抜く 気を抜く
彼はすこしも手を抜くことをしないで几帳面な人です。
気を抜かずに仕事をする。
• 我慢強い/忍耐強い/辛抱強い
関連表現 力強い 根強い 心強い
• 初心を貫き通す
文法・文型
• ~をもって
①名詞+をもって (もちまして) (文章語)
彼は優秀な成績をもって、大学を卒業しました。
インフルエンザの変化もあるので、警戒心をもって、感染防止対策は手を
緩めずやっていかなくてはいけない。
②時間名詞+をもって(もちまして)
当店は朝八時をもって営業時間としております。
10月1日をもって能力試験の申し込みを終了させて頂きま
す。
関連文型
身をもって: 身をもって体験する。
~をもってすれば:彼の勇気をもってすれば、解決できる。
~をもってしても:彼の勇気をもってしても、解決できない。
• ~きる/きれる/きれない
(1)表示完了,将动作做完
食べきる マラソンを走りきった。
関連表現:~終わる ~つくす
食べ終わる 読み終わる
金を使い尽くした。
話題を話しつくした。
(2)表示某种状态达到了极限,意为“彻底”“完全”
信じきる
疲れ切る
(3)固定搭配
言い切る 思い切る
• ~もさることながら
関連表現 ~はもちろんのこと
~はおろか
• ~ずにはおかない
関連表現~ずにはいられない
~ずにはすまない/ないではすまない
素敵な服やバッグを見ると、もう買わずにはいられない。
浮気がばれた上、本当のことを妻に言わずにはすまない。
今年は日本語能力試験一級に合格せずにはおかない。
• ~を抜きにして/~をぬきにしては/~はぬきにして
(1)名詞+を抜きにして/は抜きにして
冗談は抜きにして、本題に入りましょう。
(2)名詞+を抜きにしては
中国を抜きにしては、アジアの歴史は語れません。
日本の伝統スポーツについて話してみましょう
• 思い出せる日本の伝統スポーツ:相撲 柔道
空手 剣道 など
1.相撲:
「土俵」と呼ぶ円形に固められた「土」の上で、二人が東
と西に分かれ、体と体をぶつけ合って戦う。素手で腰に
「まわし」と呼ぶ絹の細い布を締めるだけ。
勝負の決め方:相手を土俵の外に出すか、相手の足の裏以
外の体の一部(手足はもちろん髪の毛まで)を先に土俵
の土に付けた方が勝ちになる。
「礼に始まって、礼に終わる」と言われ、上位の人を
敬い、相手を尊重する。肉体的な強さだけでなく、精神
的に充実した態度が求められ、その精神が日本人の国民
性に合致する。試合前の「仕切り」と終わった後の「お
辞儀」が大事な動作だ。
体重の重い人も軽い人も同じ土俵で戦う。小柄な人が
鮮やかな技で大きな人を負かすのが相撲の醍醐味(深い
味わい、本当の面白さ、仏教の最上の教え、美味をほめ
る)だ。
相撲の歴史:神話時代に神様同士が力比べをして、「国譲り」と
いう大きな問題を解決したという伝説が相撲の始
まり。
隣村同士の力自慢が戦い、その結果で豊作か
凶作かを占う儀礼が行われるのが相撲の原型。
相撲の場所:プロの相撲が大相撲。日本相撲協会主催の
大相撲が一年に6回、奇数月に行われる。
開催月
正式名称
通称
開催場所
1月
一月場所
初場所
東京両国国技館
3月
三月場所
春場所
大阪市
5月
五月場所
夏場所
両国国技館
7月
七月場所
名古屋場所
名古屋市
9月
九月場所
秋場所
両国国技館
九州場所
福岡市
11月 十一月場所
相撲の番付:
順位
番付
1
2
3
4
横綱
大関
関脇
小結
5
6
7
前頭
十両
幕下
まえがしら
三段目
序二段目
序の口
さんだんめ
じょにだんめ
じょのくち
8
9
10
おおぜき
せきわけ
こむすび
まくした
2.柔道:相手と柔道衣をとりあって、投げたり、抑え込んだりし
て勝敗を決める日本の国技。体重別で行う。「柔よく剛(ごう)を
制す」が柔道の神髄を表現する言葉。
3.空手:勝つことを究極の目的とするのではなく、厳しい練磨
の中から有形無形の試練を乗り越えて、自己完成を図る。突
き、打ち、蹴り、受けを基本とした武術。沖縄県の護身術から
発展した。中国武術の影響を受け、唐手とも呼ばれた。
4.剣道:防具を着けて「竹刀(しない)」と呼ばれる独
特の道具で戦うの剣道。「剣は人なり」という言葉があ
る。剣道では剣の技術を習得するとともに、心を磨く。
その人の心の修養や人間形成の面が大切にされる。試合
の始まりと終わりに、必ずお互いに「おじぎ」の挨拶を
し、相手に敬意と感謝の気持ちを示す。勝ったものが
ガッツポーズをしたりすると、勝ちが取り消される。
本文を勉強しましょう
第三段と第四段
~を別にする:例外
ガイドを別にして25名のツアーです。
少し胃が弱い点を別にすれば他はどこも悪くない。
取り組み:(試合の組み合わせ/努力する)
今日の大関どうしの取り組みはどちらが勝つだろうか。
あの二人はいい取り組みだ。
君の問題への取り組みはまだ甘い。
~というものだ
接続 名詞/ナ形(語幹)/イ形/動詞(普通形)+というものだ
説明 就某一事物的本质特征进行评价断定解说。意为“这才是----/这才叫---”
自分のことだけでなく、相手の立場に立って考えることのできる人、それが大人と言
う
ものです。
いろいろお世話になって、お礼も言わないなんて、礼儀知らずというものだ。
第一段:
質問 なぜ相撲が日本の国技だという言い方に対して、疑問
をもっているのでしょうか。
第二段:
質問 日本の相撲の現状を紹介してください。
第三段と第四段
質問 外国人の力士に対して二つの代表的な意見がある。
それぞれどんなものなのか、まとめてみてください。
第五段:
質問 著者はなぜ後者の主張を支持するのでしょうか。
第六段
質問 著者は現在日本の相撲はどうすればいいと思っているのでしょう。
グループで話してみましょう
• 日本の国技ー相撲に対してどんなイメージを持っていま
すか。自分の感想を話してみてください。
• 普通中国の国技はなんだと思われるのですか。みなさん
中国の国技について話してみてください。