国語表現Ⅱ 授業 新聞投稿をしよう (教科書単元 意見文を作成する) ~新聞を読み,興味を持った記事に ついて意見文を作成しよう~ 1 新聞を読むということ (1) 社会人として,社会の出来事を知っておく ことは必要不可欠である。 ※ 社会人とは,単に大人であるという意味ではなく,人間としての資質 を高める意志を持っていることが大切である。よりよい社会を創造す るための建設的な考えに基づき,公共の福祉のために具体的に行動 する人間という意味である。 (2) そのためには,社会の出来事に広く関心を持っ ておく必要がある。 (3) 情報は何から得ても良いが,事実を正しくかつ 公正に伝えているものを選ぶ。 ※ テレビは放送時間に拘束されてしまう。私たちがいつでも情報を取 り入れることができて,しかも何回でも読み直して内容を確認できるの は,新聞をおいて他にはない。 2 意見文作成の流れ それでは,新聞を読んで,興味 を持った記事を取り挙げて,その 記事に対する意見文を作成し, 投稿をしてみよう。 4授業全体の流れ 授業全体の流れ 受 け る る ⑤④ 再 度 担 当 教 諭 に 添 削 を 推 敲 す る 要 換 2 ③② ① 約 担意す 当見る 教文 諭を に作 添成 削す をる 受 け 新 聞 か ら 記 事 を 選 び 、 投 稿 原 稿 作 成 ( 全 四 時 間 ) す る 1 ④③②① 相 互 添 削 の 後 、 意 見 交 意 見 文 を 作 成 す る 新 聞 記 事 を 要 約 す る 新 聞 か ら 記 事 を 選 ぶ 練 習 ( 全 四 時 間 ) 5 意見文作成上の注意点(その1) 1 新聞を読んで記事を選ぶとき ① より新鮮な記事を選ぼう。 ② 広く世の中で話題になっている出来事に関 する記事を対象にしよう。 ③ 特定の世代の人だけに通用する話題はな るべく避けよう。 5 意見文作成上の注意点 (その2) 5 2 新聞記事を要約するとき ① 5W1Hに注意しながら要約しよう。相手に 内容をわかりやすく伝える基本である。 ② 5W1Hの確認 いつ どこで 誰が 何を なぜ どのように 5 意見文作成上の注意点(その3) 3 記事の内容に対する自分自身の意見を述べ るとき ① 問題意識(話題や論点)を明確にしよう。 ② 問題意識(話題や論点)に対して,理由を 添えて意見を述べよう。 ③ 理由を述べる際は、必ず具体例を挙げて, その考察(その原因や理由を考える)を加え, 判断(キーセンテンス)を置いて意見を支える。 5 意見文作成上の注意点(その4) 余談ですが・・・ 4 文体について(参考) 新聞記事には,逆三角形の文章構成のもの が多いのも特徴の一つである。 「逆三角形の文章」とは,結論を先に述べて、 次に経過的に重要なこと,その次に説明的な ことが書かれた形式の文章をいう。 4 授業の流れ(全体;詳細) ③ e 敲d c b a 一 括 し て 発 送 担 当 教 諭 に 添 削 を 受 け る ② 浄 書 投 作 題 担 作 稿 当成成材原 教のの選稿 諭時時定作 に間間、 成 記 ( 添そ( 事 削のそ の を二一内 受))容 の け 要 る 約 ① → → し日・ 安・ 注 な、投 に投 意 い南稿 作稿 点 。日先 成す 本の する の新 る意 中聞 。 か社 見 文 ら 各は は 、 自、 朝 四 選日 〇 ぶ、 〇 。読 字 指売 定、 を は毎 目 推 ② ① 練 相作作題事習 互成成材前 添のの選ト 削時時定レ 、間間、ー 意((記ニ 見そそ事ン 交のの内グ 換二一容作 ))の業 要 約 取 組 全 体 の 概 要 説 明 edcba 二 環 境 の 面 健 康 ・ 医 療 の 側 面 福 祉 社 会 的 理 解 の 側 面 ② 関 連 の あ る 言 葉 を 放 射 状 に つ な げ る ・ ・ ・ ・ ① ま と め る ( く く る ) ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 体 視 系 覚 化 化 法 や 行 政 し ま す 。 ④ 最 終 的 に 論 じ た い も の を ○ で 囲 み ま す 。 も の 同 士 を 、 ① ま と め る 、 ② つ な げ て 視 覚 化 ・ 体 系 化 す る 、 ③ テ ー マ 周 辺 の 問 題 点 を 把 握 「 1 」 で 作 成 し た 言 葉 を 、 側 面 に 分 け て 関 連 を 考 え よ う 。 テ ー マ を 中 心 に し て 関 係 の あ る 意 味 マ ッ プ を 作 成 し よ う ② 一 ② ① 「 ① 」 で 付 け た 言 葉 を 、 次 の 「 2 」 の 枠 の 中 に 書 き 込 む 。 ( 手 順 は 次 の 説 明 を 参 照 ) 「 福 祉 」 と 聞 い て 思 い 浮 か ぶ 言 葉 を 思 い つ く 限 り 書 き 出 す 。 問 題 意 識 を 顕 在 化 し よ う ( ブ レ ー ン ス ト ー ミ ン グ ) ● 意 味 マ ッ プ を 作 成 し よ う ( 福 祉 作 文 ) ● ブ レ ー ン ス ト ー ミ ン グ を し よ う 書 き た い 内 容 を 、 絞 り 込 み 、 定 め る 練 習 a 国 語 表 現 ワ ー ク シ ー ト ( 一 ) 事 前 一 ト ペ レ ー ー ジ ニ ) ン グ 用 の ワ ー ク シ ( 資ー 料ト ① 記 事 貼 り 付 け 欄 ( ・・・注新 特広新意聞 定く鮮点を の世な)読 世の記 ん 代中事 で にでを 記 の話選 事 み題ぶ を 通に。 選 用な ぶ すっ 。 るて 話い 題る に出 限来 定事 すに る関 こす とる は記 避事 けを る対 。象 に す る 。 ワ ー ク シ ー ト ワ ー ク シ ー ト ( 資 料 2 ペ ー ジ ) ③ウ ③イ ③ア 「 ① 」 の 記 事 に 関 連 す る 自 分 自 身 の 体 験 等 ( 具 体 的 に ) 「 ① 」 の 記 事 に 対 す る 自 分 自 身 の 感 想 や 意 見 ( 簡 潔 ・ 分 か り や す い を モ ッ ト ー に ! ) 「 ① 」 の 記 事 を 選 択 し た 理 由 ② 新 聞 記 事 を 要 約 す る 。 ( 5 W 1 H に 注 意 ! い つ ど こ で 誰 が 何 を な ぜ ど の よ う に ) ワ ー ク シ ー ト ( 資 料 3 ペ ー ジ ) 三 二 一 た こ と や 改 善 点 を 書 い て あ げ よ う 。 作 成 者 が 提 出 原 稿 作 成 の 参 考 に な る よ う に 、 気 付 い 評 価 は 、 甘 く な ら な い よ う に 心 が け ま す 。 評 価 は 5 段 階 で 行 い ま す 。 評 価 の 注 意 点 様 式 「 意 見 文 の 相 互 評 価 用 紙 」 ( 練 習 時 に 使 用 )
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