広島工大 前回の内容 • Unixコマンド(つづく) (wc, sort, grep) • viエディタ 情報基礎実習Ⅰ 1 広島工大 今日の内容 • はじめてのC • C言語の基礎 • プログラミングの流れ • 例と問題 情報基礎実習Ⅰ 2 広島工大 はじめてのC Cは何だろう? ーーC言語は1972年米国のベル研究所で開発された コンピュータプログラミング言語である。 プログラミングは何だろう? ――コンピュータが指示された命令によって動作する。 ――命令は一つではなく、一連の命令である。 ――一連の命令はプログラムで指示する。 ――命令書(プログラム)を書く言語はプログラミング 言語である。 情報基礎実習Ⅰ 3 Hello, welcome to C world. 広島工大 /* Simple example of C program */ main() { printf(“Hello, Welcome to C world!\n”); } • コンパイラで処理 • 実行 なぜ? 情報基礎実習Ⅰ 4 広島工大 マシーン言語 コンピュータ 人間 Cでプログラム を書く マシーン言語しか認識 できないなぁ… コンパイラ 翻訳者 情報基礎実習Ⅰ 5 広島工大 実際に 1、プリプロセッサで処理 (前処理)拡張Cソースコードの生成 2、Cコンパイラで処理 アセンブリコードの生成 3、アセンブラでの処理 オブジェクトプログラムの生成 4、リンカでの処理 オブジェクトとライブラリの結合 5、実行 注:Preprocess, Compiler, assembler, object, linker, library 情報基礎実習Ⅰ 6 広島工大 C言語の基礎 最も簡単なCソース例 main() { } 情報基礎実習Ⅰ 7 広島工大 C言語の基礎 注釈(Comment,コメント) 注釈はソースプログラムの内容を自分または他人が理解手助け となる文である。 • • • • /*と*/ペアで囲んだ文 これをコンパイラは無視する どこに置いても構わない 何行でもいい 情報基礎実習Ⅰ 8 広島工大 C言語の基礎 関数 プログラムは関数で構成される 関数名は英字(大文字、小文字)か下線で始まる英字と数字 からなる文字列である。 最も重要な関数main() プログラムにはmain()関数がひとつ必要である。 実行時main()から始まる 名前は固定 Cプログラムの構成:main関数+その他の関数 関数は{で始まり、}で終わる 情報基礎実習Ⅰ 9 広島工大 C言語の基礎 文(Sentence) 文は宣言文と実行文がある。文と文はセミコロン;で区切る。 #付きの行と関数の定義にはセミコロンは付けない 例:c03.c 予約語 予約語はC言語自身があらかじめ定義しキーワードとして 使うものなので、関数名と変数名として使うことができない。 情報基礎実習Ⅰ 10 広島工大 C言語の基礎 変数の型 C言語では使用する変数はすべて宣言する必要がある。 基本となるデータ型 int, char, float 他 short, long, unsigned, double 各型のデータのサイズはコンパイラに依存する 例:各種の変数の型の占めるサイズをバイト単位で求める。 情報基礎実習Ⅰ 11 広島工大 C言語の基礎 制御文字(エスケープシーケンス) printf(“Hello, welcome to C world.\n”); \0 \b \f \n \r \t \\ \’ \” ナル バックスペース 改ページ 改行 復帰 水平タブ バックスラッシュ コーテーション ダブルコーテーション 情報基礎実習Ⅰ 12 広島工大 C言語の基礎 マクロ(macro) #define MAX 101 #define max(x,y) (((x)>(y)) ? (x): (y)) 上記のような#で始まる行はプリプロセッサで処理する。(書き直し 拡張Cソースプログラムを生成する。 ソースコードの中に表れる定型的文字列や一連の式や数字 などを簡単な文字列(マクロ)で定義し、ソースコードが簡潔 で理解しやすくなる。 コードにマクロを使うと、後から数値の変更が容易である。 例:マクロ定義を使ったプログラム例。 情報基礎実習Ⅰ 13
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