広島工大 UNIXの世界 学習のねらい • • • • • • ワークステーションへの「login」と「logout」 ディレクトリ、ファイルの構成法と管理法の理解 代表的なコマンドの使い方 ディレクトリ間を渡る操作 「ftp」の使い方 エディタ「vi」の使い方 * ftp: File Transfer Protocol * vi: VIsual editor 情報基礎実習Ⅰ 1 広島工大 UNIXとは UNIX(ユニックス)は、現在最もポピュラーなオペレーティング システム(OS:Operating system)である。 LinuxはUNIXの一種。フィンランドのLinus Torvalds氏の開発 したUNIX互換のOS(Linus+UNIX->Linux) フリーに配布されているUNIX系OS PC上で動作(IntelのCPUで動作) Linux: RedHat Linux Turbo Linux Vine Linux UNIXの学ぶことはコンピュータの動作・プログラミング、効率 的な情報処理というものを深く理解する最良の道である。 情報基礎実習Ⅰ 2 コンピュータとオペレーティング 広島工大 コンピュータを構成している機器部品(CPU、メモリ、キーボード、 ディスクドライブなど)をハードウェアといい、これら機械装置を 操作・制御するための基本ソフトウェアをオペレーティング システム(Operating System)または略してOSという。 *同じコンピュータであってもOSを選択することができる。 たとえば、LinuxとWindows *Linuxはパソコンで稼動するPC Unixとして世界で広く使われ ているOSで、雑誌、本CDROMなど容易に入手できる。 情報基礎実習Ⅰ 3 UNIXシステムの構成 広島工大 Unix Kernel(カーネル) UNIX OSの心臓部で、 命令は全てカーネルに渡され、 実行される。周辺機器の制御 などもつかさどっているUNIX の本体。 Shell(シェル) UNIXに行わせたい入力 コマンドをカーネルに伝える ための役割をしている Windows System (X Window) 情報基礎実習Ⅰ 4 広島工大 PCからWSへlogin WS PC login 情報基礎実習Ⅰ 5 広島工大 loginとlogout Login コマンド login ホスト名 または login IPアドレス Logout コマンド logout * IP: Internet Protocol 情報基礎実習Ⅰ 6 広島工大 loginとlogout telnetでWSへ接続 cdコマンドの入力 ホームディレクトリの表示 pwdコマンドの入力 lsコマンドの入力 情報基礎実習Ⅰ 7 パスワードの変更 広島工大 コマンド:passwd 要注意! 情報基礎実習Ⅰ 8 パスワードの変更 広島工大 パスワードの変更が必要 パスワードの構成 二つ以上のアルファベット英字及び一つ以上の数字 もしくは記号を含む6文字以上8文字以下 自分の名前、ユーザ名、生年月日と似ているものを避け!!! 他人から予想できないもの 他人に教えてはいけない 責任を持ってパスワードを管理しましょう 情報基礎実習Ⅰ 9 広島工大 練習 login手続きとlogoutをくり返して円滑な接続 できるようにせよ 情報基礎実習Ⅰ 10 広島工大 UNIXコマンド Unixは、利用者の立場からは特定の処理目的のために用意 された多数のコマンドの集合体であると見なすことができる。 UNIXを学ぶためには、 1. コマンド群の中からいくつかの基本コマンドの使い方を知る 2. コマンドのくみあわせ、パイプとリダイレクションの技法を知る 3. コマンドオプションの使い方を知る 4. シェルスクリプトを書くための基本事項を知る 5. 処理目的に応じたシェルスクリプトが書ける 情報基礎実習Ⅰ 11 基本の基本としてのコマンド • • • • • • • • 広島工大 ls: ファイル、ディレクトリを一覧する cat: ファイル内容を表示する mkdir: ディレクトリを作成する cd: 現在のワーキングディレクトリを移動する cp: ファイルをコピーする mv: ファイルディレクトリを移動する rm: ファイルを削除する rmdir: ディレクトリを削除する 情報基礎実習Ⅰ 12 オンラインマニュアル 広島工大 -Online Manual UNIXは非常に多くコマンドを持っている オンラインマニュアルは非常に有用である 使い方: man <コマンド名> または、 man –k <キーワード> 情報基礎実習Ⅰ 13
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