膀胱がん（ Atezolizumab ）アテゾリズマブ（１）課題名：膀胱切除術後の PD-L1 発現で選定された高リスク筋層浸潤性膀胱癌患者を対象とした，術後補助療法としての ATEZOLIZUMAB（抗 PD-L1 抗体）と経過観察を比較する第 III 相非盲検多施設共同ランダム化試験（２）対象となるがん：膀胱がん（３）使用される新薬（治験薬）：アテゾリズマブ点滴静脈注アテゾリズマブは PD-L1 と呼ばれるタンパク質を阻害するように設計された現在開発中の抗体製剤です。PD-L1 を阻害することにより，体内の免疫系が活性化され，がん細胞を効率的に検出し攻撃する能力を取り戻すことが可能となります。（４）実施方法（治験のデザイン）：第Ⅲ相試験（５）治験に参加いただける患者さんの身体状況（患者選択基準）：以下に該当する方が対象となります。 • 18歳以上の患者様 • 筋層浸潤性膀胱がんと診断され，膀胱摘除術を受けた患者様 • PD-L1陽性が確認された患者様 ※(6)その他をご参照下さい • CT 又は MRI 検査でがんが残っていない又は転移していないことが確認された患者様 ※上記の患者選択基準は概要であり、上記に該当していてもこの治験に参加できないことがありますので、ご了承ください。（５）治験責任医師：橋根勝義医師（６）その他治験参加をご希望される場合，本治験にご参加頂く前に，あなたのがん組織が，PD-L1 陽性かどうかを確認させていただきます。検査の結果，PD-L1 陽性であると判定された場合，本治験ご参加可能となります。