別紙3 クレー射撃競技のルールについて ◎ オリンピック、国民体育大会などの公式大会で行われるクレー射撃競技は、トラップ射 撃とスキート射撃である。 ◎ 鳥取県内でトラップ射撃とスキート射撃の公式競技会が開催できるのは、米子国際ク レー射撃場のみである。倉吉市営クレー射撃場は、規格が簡略化されており、公式競技 会は実施できない。 ◎ 以下の射撃競技のルールは、鳥取県猟友会が独自に改変したルールである。 1.トラップ射撃 トラップ射撃競技のルール 射手は、1番から5番までの射台を移動しながら射撃を行っていきます。各射台で4回ずつ の、合計20回(発)が1ラウンドです。 クレーの放出は、射手の15m先から、放出機によって行われます。その放出方向ですが、 右、真ん中、左の3方向のどちらかです。放出方向はランダムに選ばれるため、射手は、三方 向に気を配りながら放出されるクレーを狙い撃ちします。 トラップ競技の様子 2.スキート射撃 スキート射撃競技のルール スキート射撃では射台は1番から7番まで使われます。番 号の順番に沿って射撃を進めます。 このとき、6名が一緒に1番から7番まで進んで行きま す。つまり、6名全員が1番射台での射撃を終了してから、 全員が一緒に2番射台へ進みます。それが7番射台まで続く わけです。同時に7つの射台を使うことはありません。 クレーの放出機は、左右に1つずつあります。1番射台横 (左側)の放出機を「ハイハウス」、7番射台横の放出機を 「ロウハウス」と呼びます。ハイハウスのクレー放出口は地 上3mほどの場所に設けられ、ロウハウスのクレー放出口は 地上1mの高さとなっています。 7つの射台は、センターポールを中心とした19.2mの 半円弧上に1番から7番までが等間隔で並んでいます。 米子国際射撃場全景 トラップ競技射面 スキート競技射面 スキート競技の様子
© Copyright 2024 ExpyDoc