営業マネジャー必読! 営業の現場にありがちな課題と

#703534
営業マネジャー必読! 営業の現場にありがちな課題とその解決策
Index
1 営業活動におけるさまざまな業務
2 営業マネジャーによる指導の基本スタンス
3 営業担当者にありがちな課題と改善策
4 重要なのは営業担当者の特徴に応じた指導
Business Report
1 営業活動におけるさまざまな業務
顧客訪問から見積書や発注書の作成といった事務的な業務まで、営業活動の内容は多
岐にわたります。営業活動の主な業務は次の通りです。
(図表1)【営業活動の主な業務】
業務の種類
業務内容
・既存顧客に対する提案書作成、訪問やテレコール
訪問業務
・見込み客に対する提案書作成、訪問やテレコール
(移動や顧客との会食などの時間を含む)
事務業務
・見積書や営業報告書の作成などの事務的な業務
(上長の承認待ちなどの手待ち時間を含む)
・営業計画の立案
(上長との調整、部下への指導を含む)
戦略業務
・顧客ニーズや競合先の状況把握、分析
・製品やサービスの企画など
(製造など関連部門との調整)
・人脈やインターネットなどを使った情報収集
その他の業務
・クレーム処理など既存顧客のフォロー
・冠婚葬祭などへの出席
(出所:日本情報マート作成)
営業活動の目的は自社の製品やサービス(以下「商品」)の販売です。そのために営
業担当者はさまざまなことをしなければなりませんが、多くは訪問業務と事務業務に偏っ
た活動をしています。特に、営業担当者が「営業している(仕事をしている)」と実感
しやすく、成果も分かりやすい「訪問業務」には、営業担当者の多くが力を入れがちで
す。
現実的にも、何らかの形で相手(既存顧客・見込み客・取引先)と接点を持たなけれ
ば商品を販売することはできないため、訪問業務は非常に重要です。ただし、訪問業務
で成果を上げるためには相応の準備が必要であり、相応の準備に当たるのが戦略業務や
その他の業務になります。
例えば、戦略業務は営業戦略の立案に関わる業務で、これが不十分だと訪問業務の成
果は上がりません。特に用件がないにもかかわらず、約束なしで訪問したのでは相手に
迷惑が掛かるため、顔つなぎの訪問であったとしても何らかの“土産話”を用意するこ
とがポイントです。
営業活動では、訪問業務、事務業務、戦略業務、その他の業務をバランスよく行うこ
とが基本ですが、訪問業務に力を入れがちな多くの営業担当者は、なかなか実践するこ
とができないことがあります。営業担当者を指導する営業マネジャーは、こうした問題
を明らかにして改善していかなければなりません。
2
サンプルレポート
■本レポートは、サクセスネットで公開している
ビジネスレポートの一部を公開したサンプルです。
■サクセスネットサイトにログインした後、全文を
閲覧することができます。