「被災児童生徒就学支援等事業交付金」の継続を求める意見書 「 被 災 児 童 生 徒 就 学 支 援 等 臨 時 特 例 交 付 金 」は 、東 日 本 大 震 災 で 被 災 を し 、経 済 的 理 由 に よ り 就 学 等 が 困 難 と な っ た 子 ど も を 対 象 に 、当 初 は 、平 成 26年 度 ま で の 間 に 必 要 な 就 学 支 援 を 行 う こ と が で き る よ う 創 設 さ れ 、平 成 27年 度 か ら は 、基 金 方 式 で は な い「 被 災 児 童 生 徒 就 学 支 援 等 事 業 交 付 金 」と し て 支 援 が 継 続 さ れ て き ま し た 。 この交付金により、幼稚園の保育料や入園料、小・中学校の学用品費や通学費、 高 等 学 校 の 奨 学 金 、私 立 学 校 の 授 業 料 等 の 減 免 な ど 多 く の 就 学 支 援 等 が 行 わ れ 、被 災した子どもや保護者に大きな安心感を与えてきました。 東日本大震災から5年が経過し、集中復興期間が終了した今なお、被災地では、 復 旧・復 興 の 遅 れ か ら 先 行 き の 見 通 し が 立 た ず 、家 庭 や 地 域 の 様 々 な 問 題 が 子 ど も た ち の 生 活 に 不 安 を 与 え て い ま す 。子 ど も た ち の 就 学・修 学 の た め に は 、長 期 的 な 支援がなくてはなりません。 よ っ て 、国 及 び 政 府 関 係 機 関 に お い て は 、平 成 29年 度 以 降 も 全 額 国 費 で 支 援 す る 「 被 災 児 童 生 徒 就 学 支 援 等 事 業 交 付 金 」を 継 続 し て い た だ く よ う 、強 く 要 望 し ま す 。 以 上 、 地 方 自 治 法 第 99条 の 規 定 に 基 づ き 意 見 書 を 提 出 し ま す 。 平 成 28年 6 月 24日 岩手県北上市議会
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