平成28年6月20日提出 振動・波動論基礎(松村) 宿題 #8(1) 学籍番号 氏名 所要時間 分 ヴィオラはヴァイオリンとほとんど同じ 構造の楽器であり、太さが異なる4本の 弦を主に弓でこすって音を出す。ヴァイ オリンより大きく、滋味な深みのある音 色がでるために、独奏よりは合奏におい て重要な役割を演ずる。4本の弦はそれ ぞれ高さが異なる決まった音に調律され る。音の高さはその弦の基底となる固有 振動数によって決まる。ここでは振動す る弦の長さを 36.8 cm とする。 図1:ヴァイオリン(左) とヴィオラ(右) 図2:ヴィオラの調弦 (1)調弦はまず A の弦をラ(A)音に合わ せる。今、この弦の線密度が 7.50 mg/cm であり, ラ(A)音の振動数を 442 Hz とすると き、弦の張力[N]はいくらになるか。 (2)次に他の3本の弦を、それぞれレ(D)[295 Hz], ソ(G)[196 Hz],ド(C)[131 Hz],に調弦 する。これらの弦が均質で同じ材料で作られているとき、(1)と同じ張力でこれらの音 になるには、それぞれの弦の太さ(径)は A の弦の何倍か。 平成28年6月20日提出 振動・波動論基礎(松村) 宿題 #8(2) 学籍番号 氏名 所要時間 分 (3)ラ(A)音の音に合わせた弦の 1/4 の箇所( )を指で強く押さえて、残りの 3/4 を弓で こすって弾いた。このときの音の振動数と音名を答えよ。さらに同じ箇所を指で軽く 触って弾いたとき(フラジオレット奏法という。ギターでのハーモニクス奏法)には 音はどうなるか考察して、同様に振動数と音名を答えよ。
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