公開授業研究会のご案内 - 同志社中学校・高等学校

他校教職員・研究者向け
2016 年度
2016 年5月
同志社中学校
公開授業研究会のご案内
本校は、国語・社会・数学・英語をはじめとするすべての授業を「教科専門教室」および「教
科メディアスペース」でおこなう「教科センター方式」を運用しています。また、2014 年度新
入生より、iPad1人1台環境を開始し、今年度全校生徒に導入し取り組んでいます。最新
の校舎建築、学習環境のもとで、「参加型の学び」と「教科の専門的な学び」をめざして日々
の研究と実践をすすめています。
つきましては、公開授業研究会を下記の通り開催いたしますので、ふるってご参加ください
ますようお願い申し上げます。
「教科センター方式」による
新たな学びの展開
期
日
会
場
参 加 費
2016 年 6 月 20 日(月)
同志社中学校
無
料
日程・内容 (※時間予定は今後変更の可能性があります。)
10:30-
受
付
オリエンテーション (グレイス・チャペル)
①教科センター方式による新たな学びの展開 〜同志社教育のめざすもの〜
11:00‐12:10
副校長 竹山幸男
②協働から共創へ
〜一歩先行く iPad 活用と本校がめざす「学びの Next Stage」〜
英語科教諭・図書情報主任 反田任
12:15‐13:00
昼食・休憩
13:00‐13:20
校舎見学
13:45‐15:25
公開授業(詳細は授業概要ページ)
15:35‐16:20
教科分科会
記念講演・全体会 (その後、懇親会 17:30-)
16:30‐17:20
教育の転換期における、新たな学びの展開
福井大学大学院教育学研究科 木村 優 准教授
<お問い合わせ>(※5 月初旬より、Web からの申し込み受付を開始しております。)
同志社中学校 校務センター
〒606-8558 京都市左京区宝ヶ池 TEL: 075-781-7253
FAX: 075-781-7254
送付先 FAX 番号
075-781-7254
【当日参加も可能ですが、資料準備等の為、ご連絡いただけると幸いです】
本校ホームページからの参加申込は以下のURLから。
https://students.jhs.doshisha.ac.jp/dsystem2/enquetes/index/17/8c9761fc106046e7eeeff22dcd681f51
2016 年度 同志社中学校
公開授業研究会 参加申込書
都道府県名
学校名
1. 小学校
2. 中学校
3. 高等学校
4. 中高併設校
5. 中等教育学校
学校区分
6. 大学教員・研究者
7. 1~6 以外の方
〒
学校所在地
TEL
ふりがな
①
FAX
職名
担当教科(小学校は担任学年) 校務分掌(委員会)
参加者氏名
メールアドレス(差し支えなければご記入ください)
ふりがな
②
職名
担当教科(小学校は担任学年) 校務分掌(委員会)
参加者氏名
メールアドレス(差し支えなければご記入ください)
ふりがな
③
職名
担当教科(小学校は担任学年) 校務分掌(委員会)
参加者氏名
メールアドレス(差し支えなければご記入ください)
※太線枠内に必要事項を記入、○印をしてください。同一勤務校の方は複数お申し込みも可能です。
FAX または郵送でお申し込みください。(Webからも申し込みが可能です。
)
学び続ける原動力となる探究心・知的好奇心を育む理想の教育環境をめざして
―「教科センター方式」による新しい中学校教育の創出 ―
同志社中学校
2010 年秋、同志社中学校は、新しいキャンパスにおいて従来の中学校の一般的な学習スタイル
とは一線を画す教育環境を実現しました。私たちがめざしたのは、同志社の創立者・新島襄の「自
由・自治・自立」の精神にもとづく、生徒一人ひとりを大切にした「参加型の学び」と「教科の
専門的な学び」をよりいっそう強化した最新の学びの場の創出です。これまで今出川キャンパス
において充実していた、理科や実技教科の特別教室・図書館に加え、通常「ホームルーム教室」
と呼ばれてきた教室群を「教科専門教室」へ転換させ、
「すべての授業を教科専門教室で行う」と
いう「教科センター方式」という新たな教育のスタイルを導入しました。
キャンパス構想や校舎建築構想の初期の段階に、
学校建築・校舎建築計画に非常に見識が深く、
文部科学省の施設整備指針等の策定にもかかわってこられた長澤悟氏
(東洋大学教授)
と出会い、
校舎建築が与える教育への影響の大きさとともに、新しい校舎建築によって生み出される教育の
可能性についても学ぶことができました。中学校段階では全国的にもあまり例のない専門4分野
の特別教室での理科の学習や用具や設備の整った実技教科の学習環境を、すべての教科において
実現できないかという視点で、教職員で分担し、全国各地の「教科センター方式」の先駆的な取
り組みをしている学校を訪問、見学をしてきました。また、海外の中等教育機関の校舎建築の見
学、訪問の機会も持ち、教育環境創出のさまざまな可能性について模索してきました。実際の訪
問、見学の経験や教職員での検討、協議を経て、
「教科センター方式」の運用を前提とした校舎建
築計画のコンセプトをまとめることができました。
中学校のメインの校舎である「立志館」は、図書・メディアセンターを中心に、校舎全体が教
科ごとのゾーンに分けられています。国語・社会・数学・英語などの教科専門教室がこの建物内
にあり、別棟にある理科や実技教科の教科専門教室とあわせて、すべての授業を教科専門教室で
行っています。生徒たちは毎時間、各教科の教室へ移動して授業に参加します。
「教科専門教室」
では、教科の掲示資料やレポートなどの生徒作品を教室内に恒常的に展示することができます。
また、教科専門教室エリアに隣接して「メディアスペース(オープンスペース)」を設置し、それ
ぞれの教科に関連した書籍・資料・掲示物などが置かれています。このスペースは、
「教科ステー
ション(教科教員室)
」とも隣接しているエリアもあり、授業におけるグループ学習や発表、休み
時間や放課後などの補習や教科教員への質問、相談などにも利用されています。一方、
「教科専門
教室」には、プロジェクターと電子黒板、それに付随する機器類を完備させ、それらを活用する
ことでより興味深くわかりやすい授業の展開を目指しています。
「立志館」には、教科専門教室に対応するかたちで「ホームベース」が設置されています。こ
の場所には、
生徒の個人ロッカーも設置され、クラス活動にかかわる掲示などが行われています。
朝・昼食・終礼の時間およびクラス活動の時間は、各クラスのホームベースの前にある教科専門
教室を用いて、日常のクラス活動や学園祭などのさまざまな活動を行っています。教科専用教室
の廊下側には壁がなく、6 枚扉を自由に開閉することによって、さまざまな授業形態に対応でき
るオープン性が特徴です。生徒たちは、ホームベースに設置された時計と校舎内 11 ヶ所に設置さ
れた掲示モニターを見ながら、
「ノーチャイム」で学校生活を送っています。
ホームベースの廊下側壁面は、在校生が今出川キャンパスをイメージしたモチーフが組み合わ
されてできた作品となっています。デザイナーの島津勝弘氏の指導の下、その取り組みがマスコ
ミでも紹介されました。
新キャンパスの精神的なシンボルとなるグレイス・チャペルは、キャンパス中央の宿志館にあ
ります。コンペによって選ばれた設計者の香山壽夫氏は、東京大学の建築学科でも教鞭をとられ
た著名な建築家で、数々のキャンパスや校舎、劇場・ホールなども設計され、チャペル前のレリ
ーフやステンドグラスにも、香山氏のキリスト教信仰(カトリック)が反映されています。
設計事務所の方々や長澤氏をはじめとする教育環境研究所の皆様のご協力があって、具体的な
建築の際にもさまざまな工夫を随所に入れていくことができたことを感謝しています。
本研究会へのご参加の際、公開授業と合わせ、
「教科センター方式」を中心とした校舎・施設を
ご覧いただけると幸いです。
<同志社中学校へのアクセス>
* JR 京都駅・阪急烏丸駅 乗換え、地下鉄烏丸線 国際会館駅 下車すぐ(駅出口②に校門が直結)
* 京阪出町柳駅 乗換え、叡山電車 八幡前駅 下車徒歩5分
科目・クラス
聖書
5時間目 3G
6時限目 3H
授業者
桜井
授業テーマ
荒野の誘惑(マタイ福音書 4 章 1~11 節)
授業概要
荒野の誘惑をイエスの公生涯の準備ととらえ、私たちが社会人になるにあたってどんな準備が必要かを考える。
科目・クラス
国語
授業者
巽
授業テーマ
「おくのほそ道」調べ学習の発表
授業概要
「おくのほそ道」から 9 場面を取り出し、ポスターセッションの形式で発表をする。
科目・クラス
国語
授業者
矢淵
授業テーマ
平家物語「扇の的」
授業概要
古典軍記物の「平家物語」より、古典をリズムよく音読し、読解につなげていく。デジタル資料も一部活用。
科目・クラス
国語
授業者
相模
授業テーマ
「おくのほそ道」調べ学習の発表
授業概要
「おくのほそ道」から 9 場面を取り出し、ポスターセッションの形式で発表をする。
科目・クラス
国語
授業者
植田
授業テーマ
さまざまな角度から登場人物についての読みを深める。
授業概要
吉橋通夫「さんちき」の読解。物語を四つの場面に分け、主人公三吉と親方の会話のやりとりの分析を行う。そこから
浮かびあがるそれぞれの人物像について、グループで討議し発表を行う。
科目・クラス
社会
授業者
織田
授業テーマ
言語の多様性 (「世界がもし 100 人の村だったら」)
授業概要
日々の生活の中で、情報を伝えたり、人と人をつないだり、誰もが無意識に用いている言語を題材とする。世界の言語
数や、言語の音のクイズをグループで考え、その多様性を感じてもらうとともに、日本に住む多様な人々を多言語で支
える活動があることを認識させたい。続いて、日本の中にも少数言語があることを知り、DVD を視聴したあと、言語が
失われていく背景について考える。
科目・クラス
社会
授業者
井口
授業テーマ
生存権 1
授業概要
生存権(全3回のうちの1回目)「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」という日本国
憲法25条について具体的に学習します。その際の手がかりとして、NHK番組のマイケル・サンデル「究極の選択」で
用いられたアニメを使って、グループ討論、意見交流を行います。中学生が考える「最低限度の生活」とはどのようなも
のか……??
教室(場所)
5時間目 3F
6時限目 3B
教室(場所)
5時間目 2H
国語5
6時限目 1G
教室(場所)
5時間目 3B
国語1
6時限目 1D
教室(場所)
5時間目 1A
国語3
6時限目 3D
教室(場所)
5時間目 1B
国語2
6時限目
教室(場所)
5時間目
聖書2
社会3
6時限目
教室(場所)
社会1
科目・クラス
社会
5時間目
6時限目 3C
授業者
青木
授業テーマ
小売店のコンビニについて
授業概要
流通の最終段階である小売店をコンビニを通して学びます。身近にあるコンビニエンスストアーの実態を学ぶと同時
に、本時ではグループワークを中心にコンビニを出店する際の工夫をそれぞれの班で考えさせます。次回の授業では
グループで考えたコンビニエンスストアーをプレゼンテーションし、生徒間での評価活動を行います。
科目・クラス
社会
授業者
篠原
授業テーマ
中部地方を知ろう
授業概要
中部地方の地誌学習の導入授業を行う。生徒が作成したすごろくを使い、遊びながら中部地方の基本事項を学習す
る。河川や山地などの地形を確認し、生徒
自身にも「この地方について知っておくべきことは何なのか」ということを問いかけ、考えさせるワークも行う。
科目・クラス
数学
授業者
園田
授業テーマ
展開・因数分解
授業概要
因数分解の中盤になります。アクティビティのある演習または応用問題にとりくむ予定です。
科目・クラス
数学
授業者
橋本 A
授業テーマ
1次関数のグラフの導入・・・線香の燃焼実験
授業概要
これまでは、「共に変化する」量としての関数を、表と式で表し、その特徴と関係をつかむところまで取り組んできた。本
時からグラフに入る。この実験をグラフの導入として行う意図は、y を量として意識させることにある。実際に短くなって
いく線香の長さを、そのままグラフ上にプロットすることにより、y の値を点ではなく縦の長さ=量として意識させたい。
科目・クラス
数学
授業者
中山
授業テーマ
平方根の展開と乗法公式
授業概要
最初に、〇×クイズをして、生徒の直感を確かめる。その理由も書いてもらう。〇×の数を集計して、発表して傾向を
確認。そこから、謎解きをしていく。
科目・クラス
数学
授業者
田畑
授業テーマ
証明のしくみについて学ぶ
授業概要
証明の必要性や意味を理解し、証明の形式的な手順について理解する。
教室(場所)
5時間目 2F
6時限目 2E
教室(場所)
5時間目
数学6
6時限目 3E
教室(場所)
5時間目
数学3
6時限目 2A
教室(場所)
5時間目
演習室
6時限目 3H
教室(場所)
5時間目 2C
社会1
数学1
6時限目 2G
教室(場所)
数学2
科目・クラス
数学
5時間目 1G
6時限目
授業者
澤田
授業テーマ
量と数
最大公約数
授業概要
互除法によって最大公約数を求める。図を使いながら子どもたちと試行錯誤して最大公約数を求めていきたい。
科目・クラス
数学
授業者
諏訪
授業テーマ
累乗が入った四則演算
授業概要
(-3)2と(-32)はの違いを学習し、四則演算ができるようになる。
科目・クラス
理科
授業者
田辺
授業テーマ
液状化現象を実感する
授業概要
地震に伴って発生する「液状化現象」については、身近なパ-ツを使用して実感させる。パ-ツの形状、比重によって
動きが異なる点を理解する。
科目・クラス
理科
授業者
和田
授業テーマ
酸とアルカリを混ぜたときの変化を調べる
授業概要
事前のイオン、酸、アルカリの学習を踏まえ、酸の水溶液とアルカリの水溶液を混ぜ合わせたときの変化を調べさせ
る。今回は授業時間数の関係で、5班が(硫酸ー水酸化バリウム)5班が(塩酸ー水酸化ナトリウム)で行う。水溶液の万能試
験紙に対する反応と電流値の変化の相関を気付かせたい。
科目・クラス
理科
授業者
白藤
授業テーマ
ホウ酸の溶解度の測定
授業概要
温度変化にともない、水100gに溶けるg数がどのように変化するかを実験を行い、グラフを描き、確認をする。
科目・クラス
理科
授業者
戸賀沢
授業テーマ
二酸化炭素中でのマグネシウムの燃焼実験
授業概要
酸化還元反応を学んだ後に、二酸化炭素中でマグネシウムリボンを燃焼させて、酸化還元反応への理解を深める。
教室(場所)
5時間目
6時限目 1H
教室(場所)
5時間目 3C
物理教室
6時限目 1A
教室(場所)
5時間目
地学教室
6時限目 3F
教室(場所)
5時間目 1C
数学5
6時限目 3A
教室(場所)
5時間目 3E
数学4
生物教室
6時限目 2F
教室(場所)
化学教室
科目・クラス
美術
授業者
橋本 Y
授業テーマ
美術鑑賞 (仮)肖像画を通して表現の多様性に気づく
授業概要
3 回連続で行う鑑賞授業の第 1 回目にあたり、美術鑑賞を通して、生徒が作品と向き合い、考えることで、美術に対す
る意識を広げ深めていくことを目指す。第 1 回目の授業では、肖像画の鑑賞を通して、表現方法の多様性に気づく。グ
ループで、カードにされた様々な肖像画を鑑賞し、外見をリアルに描くのではなく、自分の思いや人柄といった内面をも
描くことができる美術の特徴について考えていく。
科目・クラス
体育
授業者
山浦
授業テーマ
授業概要
5時間目 1D
6時限目 1E
教室(場所)
5時間目 2A2B
美術教室
6時限目 2C2D
教室(場所)
南グラウンド
フットサル
①ゲーム
②実技テスト
球技大会を終えて、初めての授業となる。
ねらい
①チーム編成を行い、ゲームを安全にかつ楽しむことができるようにする
②今まで練習してきたパスとシュートで、自分の力を精一杯出しきる
科目・クラス
技術
5時間目 2D
6時限目 2H
授業者
沼田
授業テーマ
金属製ドライバーの製作
授業概要
コンセプト中心のデザインプロセスの学習から、より実効的な材料に働きかけ試作作品をつくる。鍛造、旋盤加工、ネ
ジ切削、研磨などより本格的な工程を体験するなかで、ドライバー製作をきっかけにしてものづくりの過程を体験する。
本寺は、柄の部分の旋盤加工、刃先は研磨作業となる。
科目・クラス
英語
授業者
反田
授業テーマ
The Story of Sadako
授業概要
The Story of Sadako を読んでそれに関係する Topic をもとにプレゼンテーションを作成、グループでの発表を行う。生
徒同士の相互評価も行う。
科目・クラス
英語
授業者
香月
授業テーマ
未来形をつから読み物を読む。
授業概要
まとまった量の文章を「日本語の本」を読む感覚でどんどん読んで内容を頭にいれていく。すぐに内容についての問い
をはやおしクイズ形式で行いチームで協力しながら自分の理解を深めていく。
科目・クラス
英語
授業者
Foreman
授業テーマ
iPad Presentations
Conversation Speaking Tests
授業概要
Students will show the teacher a video of a converstion that there made with a
member of their family. The video must be based on "A conversation with your homestay family".
After showing the video to the teacher, the student will perform a short conversation speaking test with the teacher.
教室(場所)
5時間目
6時限目 3G
教室(場所)
5時間目 2G
英語4
6時限目
教室(場所)
5時間目
技術室2
英語2
6時限目 3G
教室(場所)
小教室1
科目・クラス
英語
5時間目 3D
6時限目
授業者
西川
授業テーマ
「Sadako Story」を用いた調べ学習
授業概要
New Crown Lesson 4 では平和をテーマに扱っている。その本文を用いて、生徒たちに平和についてプレゼンテーショ
ンをさせる。その前段階として、書籍やアイパッドを使い、発表原稿、スライドを作成する。
科目・クラス
英語
授業者
宇田川
授業テーマ
Let's introduce our town!日本の紹介ビデオを作ろう!
授業概要
自分の住んでいる町の動画を撮影し、i-Movie を使って地元紹介動画を作る。授業では、完成した動画を鑑賞し合う。
教室(場所)
5時間目
小教室1
6時限目 2B
教室(場所)
英語2