『ひょうご歴史研究室紀要』創刊号の発行について

月/日
担当課(係名)
3 月 30 日
(水)
歴史博物館
(ひょうご
歴史研究室)
記 者 発 表( 資 料 配 付 )
発 表 者 名
電
話
(担当者)
次長
小玉浩嗣
079-288-9011
(研究コーディネーター
坂江 渉)
その他資料配付先
中播磨県民センター
記者クラブ
『ひょうご歴史研究室紀要』創刊号の発行について
(1)趣旨
昨年 4 月、兵庫県内の歴史文化の調査研究のため、兵庫県立歴史博物館に「ひょ
うご歴史研究室」が開設された。室では、館内外の博物館・資料館・大学・民間団
体の諸機関と協力して、現在のところ、①播磨国風土記、②赤松氏と山城、③たた
ら製鉄と千種鉄の3分野について研究を進めている。
なかでも今年度は、編纂 1300 年を迎えた播磨国風土記を集中的に検討しており、
その学術的な研究成果を『ひょうご歴史研究室紀要』の創刊号に公表する。
(2)創刊号の概要
○『ひょうご歴史研究室紀要』刊行にあたって
藪田貫(県立歴史博物館長兼ひょうご歴史研究室長)
○特集「『播磨国風土記』研究の新地平」
論考
・『播磨国風土記』の地名起源説話と「伊和大神」の神話
坂江渉(ひょうご歴史研究室研究コーディネーター)
・「『播磨国風土記』と五・六世紀における飾磨地域の結節機能」
古市晃(ひょうご歴史研究室研究員・神戸大学准教授)
・「『播磨国風土記』からみた東播・西摂地域と交通 -印南野の歴史的位置-」
高橋明裕(ひょうご歴史研究室研究員・立命館大学非常勤講師)
・「『播磨国風土記』と播磨国の駅家」
中村弘(兵庫県立考古博物館分館開設準備室主査)
・「兵庫県内の祭祀遺跡・祭祀遺物の研究成果」
大平茂(ひょうご歴史研究室研究員・三木市立金物資料館長)
フィールドレポート
・「岡平保著「風土記考」との出会い」
垣内章(播磨学研究所研究員)
○歴史遺産活用
・「『播磨国風土記』を通じた人材育成事業」
藤田淳(兵庫県立考古博物館総務部企画広報課長)
○ひょうご歴史研究室活動記録
(3)仕様・発行部数・配付先等
仕様:A5 版 110 ページ
発行部数:700 部
配付先:県内外の歴史系博物館、県内教育委員会、公共図書館、大学図書館など。
閲覧先:県内の公共図書館に配付後に閲覧可能