播磨地域全体で取り組む広域連携(PDF形式:301KB)

平成27年調査
タイトル
播磨地域全体で取り組む広域連携
団 体 名
播磨広域連携協議会(兵庫県)
事 例 の
ポイント
○
○
人 口
107
推進体制等
地方公共団体間の協働
1,873,605 人
古代の播磨国以来の播磨地域での大同団結。
「はりま酒文化ツーリズム」は播磨の優れた地域資源である酒蔵及びその他の
地域資源を活用した観光連携。
古来より豊穣の地である播磨がその潜在力を活かして、地域の魅力を全国に発信する
ため、域内 7 市 8 町が対等協力の立場で団結し、平成 24 年 5 月に「播磨広域連携協議
背景・目的 会」を発足した。同年 8 月に北播磨の 5 市 1 町、さらに平成 26 年 4 月には明石市が加わ
り、構成市町は 13 市 9 町となった。全体の人口は約 185 万人で兵庫県内の 3 割強、面積
は約 3,600k㎡で県内の約 4 割。
内
効
容
◯広域防災体制の構築
協議会発足と同時に播磨広域防災連携協定を締結し、合同防災訓練を実施するなど、
災害発生時に限らず、平常時にも必要な相互協力体制を確立していく。
◯広域観光の推進
① 「はりま酒文化ツーリズム」に関する取組
酒蔵や山田錦の田園、食や文化財などの地域資源を巡るツアーを平成 24 年 9 月から
27 年 8 月までに計 36 回実施し、1,114 名が参加。また、観光庁の支援事業を活用した滞
在型ツアーの造成に取り組み、大都市圏からの誘客も視野にツーリズムを展開するほか、
当該事業により作成したイメージキャラクター「もりりぃ」を活用してPRに取り組んでいる。
② 「黒田官兵衛」に関する取組
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の放送を契機に、「ひめじ官兵衛プロジェクト」と連携し
てPR事業に取り組んだ。
③ インバウンド観光(訪日外国人旅行)推進に関する取組
平成 26 年 4 月にタイとの実績のある神姫バス㈱と協定を締結、同年 7 月にはタイの文
化省とMOU(覚書)を締結するなど、増加が期待できる外国人観光客の取り込みを進め
る。
◯その他の取組
① 編纂 1300 年を記念した「播磨国風土記」に関する取組
② 播磨のPR人材育成に関する取組
③ 播磨地域の情報発信に関する取組
果
広域防災体制においては、構成市町間での平常時からの情報交換などの連絡体制が
形成された。また観光連携では、酒蔵巡りバスツアーが好評を得ているほか、はりま酒文
化ツーリズムのイメージキャラクター「もりりぃ」の着ぐるみが各種イベントに登場することで、
PR効果が上がりマスコミ等にも取り上げられ注目されている。
平成 27 年 4 月から姫路市を中心とする播磨圏域連携中枢都市圏を播磨広域連携協議
会 13 市 9 町の枠組みの中の 7 市 8 町で取り組んでおり、播磨広域連携協議会での横の
つながりがベースにあることで円滑な圏域形成が可能となった。
担 当 課
関連サイト
(事務局)姫路市 市長公室地方創生推進室
http://www.harima-united.jp/