シラバス - 千葉商科大学

平成28年度
市川ライフステージ大学
<千葉商科大学 履修証明プログラム>
シ ラ バ ス
地域連携推進センター
< 目
次 >
講義時間割 ・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P.1
◆必修
① 総合演習(
総合演習(必修ゼミ)
必修ゼミ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P.2
◆第1期
② 福祉住環境論 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.3
③ 高齢者に対する支援と介護保険制度 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.4
④ 営利組織・非営利組織の会計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P.6
⑤ 身体表現 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.7
⑥ I T ツール仕事獲得講座 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.9
⑦ へルスケア・フィナンシャルプランニング講座 ・・・・・・・・・・・
P.11
◆第2期
⑧ 知的財産 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.13
⑨ クラウドソーシング活用講座 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.14
⑩ アニメーション表現 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P.16
⑪ 健康管理・フィットネス ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.17
⑫ 日本の伝統音楽の楽しみ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P.18
⑬ 空間デザイン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P.20
◆第3期
⑭ マーケティング ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P.22
⑮ グラフィックデザイン基礎 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P.23
⑯ 高齢者の住まい講座(自宅から施設まで) ・・・・・・・・・・・・・
P.24
⑰ 子育て・家族サポート論 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P.26
⑱ 作曲法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.27
<講義時間割>
◆7月17日(日)、23日(土)
日付
1限
7/17
7/23
総合演習(オリエンテーション) 担当:鈴木孝男、熊野健志
土曜日
2限
-
日曜日
3限
1限
2限
①総合演習(必修)
-
-
①総合演習(必修)
◆第1期 7月30日(土)~10月6日(木)
金曜日
土曜日
6限
1限
2限
②福祉住環
境論
③高齢者に
対する支援
と介護保険
制度
④営利組
織・非営利
組織の会計
日曜日
3限
1限
⑤身体表現
⑥IT ツール
仕事獲得講
座
◆第2期 10月8日(土)~12月9日(金)
火曜日
土曜日
6限
1限
2限
⑧知的財産
法
⑨クラウドソ
⑩アニメー
ーシング活
ション表現
用講座
2限
⑦へルスケ
ア・フィナン
シャルプラ
ンニング講
座
日曜日
3限
1限
⑪ 健 康 管 ⑫日本の伝
理 ・ フ ィ ッ ト 統音楽の楽
ネス
しみ
2限
⑬空間デザ
イン
<授業時間帯>
◆第3期 12月10日(土)~2月24日(金)
月曜日
土曜日
6限
1限
2限
⑰子育て・
⑭マーケテ
⑯高齢者の 家族サポー
ィング
住まい講座 ト論
⑮グラフィッ (自宅から
施設まで)
クデザイン
⑱作曲法※
※
基礎
1限 9:00~10:30
3限
2限 10:40~12:10
3限 13:10~14:40
―
4限 14:50~16:20
5限 16:30~18:00
6限 19:00~20:30※
19:00~20:30※
※大学時間割とは異なる
※「作曲法」は(1)1/7
※「作曲法」は(1)1/7(土)
(1)1/7(土)2
(土)2 限、(
限、(2)1/21(土)
1/21(土)2
(土)2・3 限、(3)1/28
限、(3)1/28(土)
(3)1/28(土)2
(土)2・3 限、
(4)2/4(土)
(4)2/4(土)2
(土)2・3 限、 (5)2/11(土)2限の計5日間で実施します。
(5)2/11(土)2限の計5日間で実施します。
◆2月18日(土)、25日(土)
日付
1限
総合演習(プレゼンテーション) 担当:鈴木孝男、熊野健志
土曜日
2限
3限
2/18
①総合演習(必修)
-
2/25
1
【科目名】
① 総合演習(必修ゼミ)
【担当者名】
鈴木孝男、熊野健志
【開講時期】
7月17日(日)、23日(土)
2月18日(土)、25日(土)
1・2限 総合演習(オリエンテーション)
1・2限 総合演習(プレゼンテーション)
【講義内容】
初回授業時に説明します。
【講義の到達目標】
初回授業時に説明します。
【準備学習等の指示】
初回授業時に説明します。
【授業計画】
第1回 市川ライフステージ大学の概要の説明、設置科目・講師の紹介
第2回 自己紹介・各受講者の今後の計画についてのヒアリング
第3回 履修科目の選定と今後の学習計画作成
第4回 論文・企画書等の作成演習
第5回以降については、第1~4回の授業時に説明します。
【評価方法】
全8回のうち、5回以上出席し、講師が指示する課題を提出した受講者には履修を認定し
ます。
【履修上の注意】
なし
【参考文献】
なし
2
【科目名】
② 福祉住環境論
【担当者名】
猪熊ひろか
【開講時期】
第1期 金曜日6限
【講義内容】
この講義では、主に高齢者・身体障害者個人の生活状況・価値観や心身状態に応じた、住
環境整備の基本的内容について理解することを目標とする。福祉住環境について考えるた
めには、社会福祉学、医学、建築学・福祉工学等における領域横断的な知識を必要とする
ため、生活の質という視点をもって各学問領域にかかわり、検討をおこなう。
【講義の到達目標】
福祉住環境整備における法律・制度や基本技術を、社会面・生活面と関連させて理解す
る。
【準備学習等の指示】
必要に応じて講義にて指示する。
【授業計画】
第1回 福祉に配慮した住環境の整備
第2回 少子高齢社会と日本の住環境
第3回 在宅生活とサービス
第4回 共用品・福祉用具
第5回 住まいの整備①基本技術
第6回 住まいの整備②アプローチ〜トイレ
第7回 住まいの整備③浴室〜階間移動
第8回 住生活をささえる法制度
【評価方法】
出席、授業への積極的な参加、課題の提出等を総合的に勘案して評価する。
【履修上の注意】
なし
【参考文献】
必要に応じて講義にて指示する。
3
【科目名】
③ 高齢者に対する支援と介護保険制度
【担当者名】
和田義人
【開講時期】
第1期 土曜日1限
【講義内容】
高齢者福祉の実践においては、高齢者の尊厳を支えるという視点が重要です。この講義
では社会的存在としての高齢者の理解、高齢者の身体的、精神的理解に向けて、最低限
知っておくべき知識を学習します。次に高齢社会の特性やニーズにふれ、現在の高齢者福
祉制度の包括的な理解と、介護保険制度についてはその基本的な枠組みと制度の仕組み
を整理した上で、介護保険制度による個別のサービスについても、具体的な事例を通して
学習します。
本講義については、介護サービスに関わる専門職の役割を理解した上で、こうした意義と
背景をもつ居宅サービスから施設サービス、新たにスタートする「地域包括ケアシステム」
及び地域支援事業の見通し、そして介護予防給付と市区町村が主体となる総合事業の今
後の課題についても学習します。
【講義の到達目標】
本講義の到達目標は、まずは対象となる“高齢者”の理解です。次にその高齢者および
高齢社会の特性やニーズに触れ、現在の高齢者保健福祉制度を包括的に理解した上で、
その中心となる介護保険制度の基本的な枠組みと制度の仕組みを具体的な事例をベース
に理解し、近未来の高齢者が当面する課題を洞察できるようにします。
【準備学習等の指示】
この講義の基底概念は「高齢者の本質的理解」です。まずは地域、地元を知ることが重
要であり、その意味で地元市川市の高齢者福祉計画、介護保険事業計画を事前に学習し
ておく事が大事です。
【授業計画】
第1回 高齢者の特性(高齢者の社会的理解、高齢者の身体的・精神的理解)
第2回 少子高齢社会と高齢者
第3回 高齢者保健福祉の発展と関係法規
第4回 介護保険制度の基本的枠組み(全体像と最近の動向)
第5回 介護保険制度の仕組み①(制度の仕組み・サービスプロセス)
第6回 介護保険制度の仕組み②(地域支援事業、事業計画、質の確保)
第7回 介護保険サービスの体系①(専門職の役割と実態)
第8回 介護保険サービスの体系②(居宅・施設、地域包括ケアシステム、総合事業)
4
【評価方法】
全8回のうち、5回以上出席し、講師が指示する課題を提出した受講者には履修を認定し
ます。
【履修上の注意】
“課題認識”(問題意識)が大前提となります。社会環境の変化(制度やサービスの変化)に
対して“気付ける感性(センシティビティ)”を常に意識しながら履修してください。
【参考文献】
新・社会福祉士養成講座 №13 高齢者に対する支援と介護保険制度 第3版
編集 社会福祉士養成講座編集委員会
発行所 中央法規出版株式会社
「地域包括ケアシステム構築のためのマネジメント戦略」━integrated care の理論とその
応用━
著者 筒井孝子
発行所 中央法規出版株式会社
「地域包括ケアと生活保障の再編」━新しい「支え合い」システムを創る━
編著者 宮本太郎
発行所 株式会社 明石書店
「生活保障」━排除しない社会へ
著者 宮本太郎
発行所 株式会社 岩波書店
「在宅介護」━「自分で選ぶ」視点から━
著者 結城康博
発行所 株式会社 岩波書店
5
【科目名】
④ 営利組織・非営利組織の会計
【担当者名】
吉田正人
【開講時期】
第1期 土曜日2限
【講義内容】
営利組織・非営利組織でとり入れられている複式簿記の原理と財務会計についての講義
を行う。
【講義の到達目標】
複式簿記の仕組みの基礎知識を修得することを目標とする。
【準備学習等の指示】
実際に帳簿作成を行うことから、簿記の問題の予習復習が必要となる。
【授業計画】
第1回 営利組織・非営利組織の会計の概要
第2回 貸借対照表と損益計算書
第3回 取引要素の結合関係と仕訳
第4回 仕訳と元帳への転記
第5回 試算表と精算表
第6回 決算時の処理
第7回 財務会計の目的と機能
第8回 非営利組織(社会福祉法人)の会計の現状
【評価方法】
全8回のうち、5回以上出席し、講師が指示する課題を提出した受講者には履修を認定し
ます。
【履修上の注意】
授業の性質上、電卓、赤ペン、定規が必携となる。
【参考文献】
『財務会計講義』桜井久勝著、中央経済社、平成 28 年
6
【科目名】
⑤ 身体表現
【担当者名】
譲原晶子
【開講時期】
第1期 土曜日3限
【講義内容】
西洋の芸術舞踊は18世紀にオペラから独立し、新しい舞台芸術形式として発展してきま
した。舞踊作家たちは作品の創作にあたって、まず演劇を参照にしました。言葉の芸術とし
ての演劇は筋書きや台詞が重視されますが、無言の身体芸術としての舞踊は、必然的に
身体(演)技や舞台美術が重視されます。それで舞踊は筋書きという点では演劇を参照に
しましたが、視覚的側面においては逆に演劇に影響を与えることもありました。
本講義では、演劇的な舞踊作品をいくつかとりあげ、演劇という視点から舞踊作品を眺め
ます。舞踊作品のなかに劇的な内容がいかに表現されているか。演劇史がいかに反映さ
れているか。舞台芸術の制作と上演にまつわるいかなる問題を孕んでいるか。こうした視
点から作品を眺めることで、演劇と舞踊の関係性および舞台芸術の総合性について学んで
いきます。
【講義の到達目標】
劇的性格をもった舞踊作品の成り立ちについて知ること。演劇と舞踊の相互関係につい
て知ること。西洋の演劇史、舞踊史について概観的なイメージを得ること。舞台芸術を総合
的に捉えるための手がかりをつかむこと。
【準備学習等の指示】
授業でとりあげる作品について、事前または事後において戯曲を読み、また映像資料を
見ておくことで授業をより深く理解することができます。参考文献および参考映像資料につ
いては、授業の初回時に提示します。
【授業計画】
第1回:西洋舞踊芸術の歴史を概観する
第2回:シェイクスピア演劇の戯曲と上演
第3回:プロコフィエフのバレエ『ロミオとジュリエット』
第4回:喜劇とコメディ・バレエ
第5回:オペラ・コミック
第6回:ドーベルヴァルのバレエ『リーズの結婚』
第7回:リアリズム演劇と舞踊
第8回:20 世紀の劇的舞踊作品
【評価方法】
全 8 回のうち 5 回以上出席し、講師が指示する課題を提出した受講者には履修を認定し
7
ます。
【履修上の注意】
授業では映像資料を使用しますが、作品の全部を観る時間はありません。自宅学習で補
うことによって、理解を深めるようにしてください。
【参考文献】
第一回目の授業で提示します。
8
【科目名】
⑥ IT ツール仕事獲得講座
【担当者名】
志鎌真奈美
【開講時期】
第1期 日曜日1限
【講義内容】
インターネットやデジタルツールの普及に伴い、誰でも気軽に情報発信ができる環境が整っ
て来た。そのような時代の中で、IT ツールを使えない人材は取り残される可能性がある。こ
の講座を通して、インターネットを活用した情報発信力を向上させるとともに、IT ツールをフ
ル利用した仕事の獲得方法を身に着け、情報化社会においてイニシアティブを取れる人材
を育成する。
【講義の到達目標】
IT ツールを使って仕事を獲得するための基礎知識を身につけることを目標とする。
【準備学習等の指示】
・パソコンの基本操作ができること(Windows7 以上)
(起動、終了、フォルダ作成、名称変更、ソフトの起動、文字打ち、簡単な文書作成 等)
・インターネットの基本操作ができること(Windows7 以上)
(ブラウザの起動、メールの送受信、Yahoo や Google での検索、ネットショップでの買い物
等)
【授業計画】
第 1 回 インターネットを使った情報発信の有益性
・インターネットの歴史や概要
・情報の受け手から発信者へ変わると起こりうること
・メリット、デメリット
第 2 回 ネットを利用した仕事獲得とは?種類と手法
・インターネットを利用した仕事獲得の流れ
・種類と手法についての詳細
第 3 回 ホームページ、ブログ、SNS 等、各ツールの特徴と違い
・周辺にある各ウェブツールの種類と違い
・活用方法とメリット・デメリット
第 4 回 ホームページ作成の準備をしよう(情報設計)
9
・ホームページ作成前に、必ず準備をしておきたいこと
・情報設計の重要性と設計方法
第 5 回 Jimdo でホームページを作ってみよう
・Jimdo というツールを利用したホームページ作成方法
※可能であれば、実習形式で
第 6 回 ネットを使った集客と認知の拡大方法
・ホームページを作った後の流れ
・集客方法、認知の拡大についての概要、具体的な手法
第 7 回 ネットを使って仕事を獲得してみよう
・ネットを使った仕事獲得の概要
・仕事の種類と収益、効果的な獲得方法
第 8 回 IT 総合力アップのためにやっておきたいこと
・インターネットを「面」でとらえる視点
・Web 文章術と継続するための取り組み
・8 回分のまとめ
【評価方法】
全 8 回のうち 5 回以上出席し、講師が指示する課題を提出した受講者には履修を認定し
ます。
【履修上の注意】
パソコンを使用する回があるので、「準備学習等の指示」に記載した条件を満たしている必
要があります。
【参考文献】
講義内で紹介します。
10
【科目名】
⑦ ヘルスケア・フィナンシャルプランニング講座
~「健康」×「お金」健康習慣の改善こそが資産形成の第一歩~
【担当者名】
赤木禎文
【開講時期】
第1期 日曜日2限
【講義内容】
厚生労働省発表では、国民1人あたりが生涯支払う医療費の平均総額は約 2,300 万円に
なります。公的医療保険を活用出来る人の場合でも約 700 万円が家計費からキャッシュア
ウトしてしまいます。
ゼロ金利の世の中で金融機関に預けても利子でお金を増やせない今、生涯医療費を抑制
することが資産防衛・資産形成により効果的です。「ヘルスケア・フィナンシャルプランニン
グ」は「健康」と「お金」の 2 つの観点から保険・医療制度の仕組み、関連知識を理解して、
実生活において健康習慣の行動変容を促す考え方・ノウハウであり、講義ではプランニン
グに基く目標設定まで実践いたします。
【講義の到達目標】
「ヘルスケア・フィナンシャルプランニング」の理解と実践。自己目標の設定
【準備学習等の指示】
特にありません
【授業計画】
第1講 オリエンテーション 講座の説明
・「ヘルスケア・フィナンシャルプランニング」とは?
・「ヘルスケア・フィナンシャルプランニング」実例
・健康予防、健康習慣改善に関する領域について
・FP(フィナンシャルプランニング)に関する領域について
・「健康転換」の変遷
第2講 医療費制度と生涯医療費、わが市の医療制度活用状況
・日本の医療制度の課題について
・生涯医療費について
・社会保険の仕組み
・市川市の医療保険給付の現状
第3講 家計費と医療費・健康予防費
・家計費と医療費の関係
・医療費の仕組み
11
・損をしないための医療費の知識
第4講 医療費レコーディングと医療費控除申請(ワークショップ1)
・医療費レコーディングの効用について
・医療費控除申請について
・医療費控除申請の対象について
・実践:医療費控除申請(ワークショップ)
第5講 病気と医療費
・主な病気にかかる平均的な費用について
・いざという時に困らない医療費対策について
第6講 生活習慣の改善と資産形成、得する「健康」×「お金」のお話し
・生活習慣改善の効果
・ヘルスチェック~人間ドック、自分のコンディションを知る
・ドラッグチェーンストアと調剤薬局の活用法
第7講 行動変容を促す ICT サービスの紹介
・ヘルスケアプリのトレンドについて
・ライフスタイル別、ヘルスケアアプリ・Webサービスの勧め
・「ヘルスケア・フィナンシャルプランニング」目標設定準備
第8講 「ヘルスケア・フィナンシャルプランニング」目標設定(ワークショップ2・発表)
・「ヘルスケア・フィナンシャルプランニング」目標設定
・自分にあった「ヘルスケア・フィナンシャルプランニング」ライフを目指して
【評価方法】
全 8 回のうち 5 回以上出席し、講師が指示する課題を提出した受講者には履修を認定しま
す。
【履修上の注意】
第3講までに、各人の医療費概算を把握しておいていただきたい。
講義参加者のモバイル(スマートフォン等)の利用率によって、第 7 講のアプリ・Webサービ
スの紹介の方法が変動します。
【参考文献】
厚生労働省 国民医療費:統計の概要
厚生労働省 医療保険に関する基礎資料
よくわかる健康心理学 森和代・石川利江・茂木俊彦編 ミネルヴァ書房
12
【科目名】
⑧ 知的財産法
【担当者名】
益子 博
【開講時期】
第2期 火曜日6限
【講義内容】
知的財産が注目され、知的財産法がビジネスに欠くことのできない法律であることが認識さ
れつつも、一般にはまだよく知られていないか、誤解に基づく理解をしていることが多いの
ではないでしょうか。本講座では、知的財産を保護する主要な法律の仕組みについてわか
りやすく解説します。具体的な紛争の実例を多くとりあげ、知的財産を保護・活用するには
どうすればよいかという実務の視点にたった内容とします。
【講義の到達目標】
知的財産に関する問題が生じたときに、解決の方向性を見出すことができるようにする。
【準備学習等の指示】
特にありません。
【授業計画】
第1回 さまざまな知的財産――知的財産法概要
第2回 技術開発と法1――特許法
第3回 技術開発と法2――職務発明制度(特許法)
第4回 コンテンツの保護――著作権法
第5回 製品のデザイン保護――意匠法
第6回 ブランドを護るために1――商標法
第7回 ブランドを護るために2――商標法
第8回 営業における競争――不正競争防止法
【評価方法】
毎講義終了後に「リアクションペーパー」の提出を求めます。理解した内容を記してください。
5回以上提出した受講者には、履修を認定します。
【履修上の注意】
特にありません。
【参考文献】
1.小泉直樹『知的財産法入門』岩波新書 2010 年
2.福井健策『18 歳の著作権入門』ちくまプリマー新書 2015 年
13
【科目名】
⑨ クラウドソーシング活用講座
【担当者名】
熊野健志
【開講時期】
第2期 土曜日1限
【講義内容】
一人で起業したり、地域活動を行ったりする際、名刺やチラシのデザイン、あるいはWeb
ページを作成するなど誰かに手伝ってもらいたい仕事が発生します。クラウドソーシングを
活用してこうした業務を処理する方法を学びます。さらにクラウドソーシングへの「発注」が、
ワークスタイル変革の要であることを体感し、これからのネットワーク社会において主役に
なっていくテレマネージャの重要性について理解を深めていただきます。
【講義の到達目標】
クラウドソーシングの発注を体験し、テレマネージャとしての心得を身に付ける。
【準備学習等の指示】
クラウドワークスへの登録(講座内で指示する)、数千円~1万円程度の実習実費要
【授業計画】
第1講 クラウドソーシングの概要
ネットワークを通じて仕事を発注するクラウドソーシングについて、その仕組みとこれから
の社会に与える影響について紹介する。
第2講 クラウドソーシングの登録と発注(実習Ⅰ)
実際にクラウドソーシングに登録して、発注するまでを体験する。
第3講 アポロ13号に見るテレワーク活用の要諦
1970 年に発生したアポロ 13 号の事故を検証しながら、ネットワークを使って仕事をする意
義を考察する。
第4講 クラウドソーシングの発注(実習Ⅱ)
第 2 講で発注した内容を確認しながら、再度、発注を体験する。
第5講 炭鉱業の盛衰に見る労働市場
現在、我々が常識だと思っている労働制度について振り返りながら、ワークスタイル変革
をどのように考えるべきかを考察する。
第6講 クラウドソーシングの発注・検収(実習Ⅲ)
第2講、第4講の実習を振り返りながら、検収までを体験する。
14
第7講 テレマネージャ心得帖の紹介
日本テレワーク学会で議論されている「テレマネージャ心得帖」を紹介しながらネットワー
ク上で発注する技術について概観する。
第8講 成果発表・未来のワークスタイル変革のディスカッション
これまでの内容を踏まえ、各自が体得した「ワークスタイル変革」について発表する。
【評価方法】
全 8 回のうち 5 回以上出席し、講師が指示する課題を提出した受講者には履修を認定しま
す。
【履修上の注意】
インターネット閲覧、メール送受信程度のパソコンスキルを有すること
【参考文献】
「テレワークが未来を創る」日本テレワーク学会 インプレスR&D ほか
必要に応じて適宜指示・配付する
15
【科目名】
⑩ アニメーション表現
【担当者名】
上田裕子
【開講時期】
第2期 土曜日2限
【講義内容】
Adobe After Effects によるアニメーション制作
【講義の到達目標】
自主アニメーションを mp4 形式で書き出せる様にする
【準備学習等の指示】
自主アニメーションの題材と描く方法を決めておく事
Adobe Illustrator や Adobe Photoshop 等、絵を描くソフトが使える事
もしくは、手書きの読み込みも可能(スキャニングの時間を要する事を考慮するように)
【授業計画】
第1回 アニメーションの考え方・作り方
(自主アニメ用「ショートアニメの絵コンテ」を第 5 回までに作る)
第2回 Adobe After Effects にて「読み込み・編集・書き出し」の手順
第3回 Adobe After Effects にて「図形や文字のアニメーション」作成
第4回 Adobe After Effects にて「3D 表現」「エフェクト」の使い方
第5回 自主アニメーション作品制作(絵コンテを元に方法論を考える)
第6回 自主アニメーション作品制作(元絵の読み込み〜編集)
第7回 自主アニメーション作品制作(動きのチェック・書き出しのチェック)
第8回 自主アニメーション完成・作品発表
【評価方法】
全 8 回のうち 5 回以上出席し、講師が指示する課題を提出した受講者には履修を認定す
る。
【履修上の注意】
なし
【参考文献】
なし
16
【科目名】
⑪ 健康管理・フィットネス
【担当者名】
藤野和樹、下嶽進一郎
(各回、どちらかの教員による講義)
【開講時期】
第2期 土曜日3限
【講義内容】
この講義では、最新の健康・スポーツ科学の知見に基づき、幅広い年代における健康の維
持増進のための基礎知識を学ぶ。
【講義の到達目標】
正確な健康・スポーツ科学の知識を理解し、その知識を使用して実際に自らの身体を動か
すとともに、その身体活動を指導することができるようになる。
【準備学習等の指示】
自身に関わる健康問題について振り返り、講義内容との比較や新たな知識への気づきを
より明瞭にさせる。
【授業計画】
第1回 健康・体力づくりのトレーニング 1
第2回 健康・体力づくりのトレーニング 2
第3回 肥満予防・改善トレーニング
第4回 中高齢者のエクササイズ
第5回 スポーツとメンタルヘルス
第6回 栄養と健康
第7回 スポーツ運動学
第8回 スポーツバイオメカニクス
【評価方法】
全 8 回のうち 5 回以上出席し、講師が指示する課題を提出した受講者には履修を認定する
【履修上の注意】
特になし
【参考文献】
特になし
17
【科目名】
⑫ 日本の伝統音楽の楽しみ
【担当者名】
松本浩和
【開講時期】
第2期 日曜日1限
【講義内容】
日本の伝統音楽、と言っても、舞台芸能からストリート・ミュージックまで、奈良時代から明
治維新を経て現代まで、様々なものがある。また日本の音楽は「違い」を味わうことで多様
性を獲得し深めてきた。「西洋化」した現代日本で、伝統音楽はどのような存在であり、どこ
でどのように楽しむことが出来るのか? 楽器の制作者、指導者、演奏者の視点から、今
に生きる日本の「音楽」を概観し、その楽しみ方を学ぶ。
また、地域の寺院でのフィールドワーク、その他も含め、出来る限りリアルな体験を通じて、
現在の「日本の伝統音楽」の現在に触れられる機会を設ける。
【講義の到達目標】
意外と馴染みない「日本の伝統音楽」を、まずは頭で知り、耳で楽しむ事で、新しい音、音
楽の世界を獲得する。更には、受講生が『新しい耳』を獲得することで、身の回りにある「音」
をより楽しめるように。
【準備学習等の指示】
特に無く、音源を使いながら、日本の音楽を紹介するのが基本なので、気軽に受講してい
ただきたい。
【授業計画】
第1講 10/9 オリエンテーション 「聴くこと」から始まる「日本の音楽」
日本の伝統音楽は、音をじっくり聴くことから楽しみが始まる
ジョン・ケージや武満徹といった「前衛音楽」の作曲家の考え方を通じて、聴くこととは何か、
を先ずは共有する
第2講 10/16 伝統音楽の諸相 世界で活躍する伝統音楽 日本に潜む伝統音楽
相撲に見られるように、伝統文化が「外国人」によって担われることは音楽でも同様である
日本の音楽が世界でどのように受け入れられているか
日本の伝統楽器を使って、どのように新しい表現がなされているか
第3講 10/23 違いがわかる人になる 日本の美意識と音楽
例えば、一口に「三味線」と言っても、その楽器の形状は細かく違いがあり、それによる音
楽も「長唄」「地唄」「清元」「義太夫」と様々である
違いを知ることで、日本の音楽に親しみ、より楽しめるようになる
18
第4講 10/30 アウトサイダーの音楽
日本の伝統音楽には雅楽のような中央と結びついたものから、民衆の音楽もある
「河原者」から見える日本の芸能と音楽
瞽女(ごぜ)や虚無僧などのストリート・ミュージックから、日本のアウトサイダー音楽を紐解
く
第5講 11/6 フィールドワーク 仏教の音響空間
千葉商科大学に隣接する真間山弘法寺でのフィールドワーク
「声明師」の僧侶(山田一成上人)を講師に、実際に声明や仏具に触れ、体験する
第6講 11/13 音楽のふるさと 「声」を巡り
古今東西、音楽の源流に「声」「歌」「祈り」がある
世界各地の「声」からたどり、日本の音楽の原点である「声」の表現を概観する
なお同日 13 時より、真間山弘法寺にて『御会式法要』が開催され、希望者は参加する
第7講 11/20 日本の楽器を「見る」 尺八を中心に製作工程や素材、道具など
楽器は、その形と音色で、それを生み出した民族の美意識を端的に表現している
音楽は単に聞くだけではなく「見る」ものでもある
また、楽器の制作過程を知ることで、多角的に音楽を知る
更には日本の「ものづくり」が抱える課題についても考察する
第8講 11/27 これまでの講義内容を踏まえディスカッション
これまでの講義を通じて、受講生はどのような『新しい耳』を得ることが出来たか
個々の体験を共有することで、理解を深める
【評価方法】
全 8 回のうち 5 回以上出席し、講師が指示する課題を提出した受講者には履修を認定しま
す。
【履修上の注意】
レポート提出に関して、メール送受信程度のパソコンスキルを有すること
手書き FAX も可
実際に音を聴きに行くフィールドワーク有り
【参考文献】
ジョン・ケージ『小鳥たちのために』
武満徹著作集 他 随時紹介する
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【科目名】
⑬ 空間デザイン
【担当者名】
山﨑 裕史
【開講時期】
第2期 日曜日2限
【講義内容】
人は常につくられた空間(環境)の中で生きている。住まいや職場、あるいは街というように
様々なスケールの環境の中で日々生活しているが、それぞれの空間の持つ意味を考える
ことは少ない。この講座では、様々な空間事例を挙げながら、人と空間の関係性や空間デ
ザインの意味を解説する。また実際の建築物の空間体験やワークショップ形式の演習を通
じて、よりよいコミュニケーションやコミュニティを作るための空間術を学んでいく。
【講義の到達目標】
この講座では、様々な場づくりのための空間デザインの基礎を身につけることを目標とす
る。
【準備学習等の指示】
なし
【授業計画】
第1講 講座の説明
空間感覚について
・モノと空間
・アフォーダンス
・コミュニケーションと空間
第2講 住まいの空間について
・住宅の歴史
・新しい住まいのデザイン
第3講 公共の空間について
・戦後の公共建築
・公共空間(コミュニティ)の考え方
第4講 建物見学 <学外>
・目黒区総合庁舎(旧千代田生命本社ビル)/設計:村野藤吾 の見学(予定)
・建築家が考えたこと
第5講 防災について(防災文化を育むために)
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・地震災害の歴史
・防災の空間
第6講 都市の空間について
・都市のスケール
・まちのにぎわい
・ストック活用の時代とリノベーションの可能性
第7講 まち歩き 市川市内
・まちを観察する
・まちの課題を見つける
第8講 ワークショップとプレゼンテーション
・まちの課題についてワークショップ
【評価方法】
全 8 回のうち 5 回以上出席し、講師が指示する課題を提出した受講者には履修を認定しま
す。
【履修上の注意】
建物見学による空間体験を予定している。現地への移動時間などを考慮して、
この日に限り、開始時間の変更あり。また、移動に際する交通費などの実費負担あり。
【参考文献】
『かくれた次元』エドワード・ホール/みすず書房
『人間の街―公共空間のデザイン』ヤン・ゲール/鹿島出版会
『コミュニティデザイン』山崎亮/学芸出版社
『デザインのデザイン』原研哉/岩波書店
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【科目名】
⑭ マーケティング
【担当者名】
赤松直樹
【開講時期】
第3期 月曜日6限
【講義内容】
消費者行動研究の知見にも言及しながら、マーケティングに関する基礎的な知識を修得す
ることを目的とします。その際には、身近なマーケティング現象を事例として挙げながら講
義を進めていきます。
【講義の到達目標】
マーケティングに関する基礎的な知識を利用しながら、消費者視点からマーケティング現象
を分析できる能力を身につけることです。
【準備学習等の指示】
講義の最後に次回の講義内容について触れますので、それに関連すると思われる新聞記
事やテキストなどに目を通し、内容を予め確認しておいて下さい。
【授業計画】
第1回 マーケティングと消費者行動
第2回 セグメンテーションとターゲティング
第3回 製品対応と価格対応
第4回 流通チャネル対応とプロモーション対応
第5回 マーケティングと消費者の意思決定プロセス
第6回 マーケティングと消費者知識(ブランドの知識)
第7回 マーケティングと消費者を取り巻く情報環境
第8回 マーケティング・リサーチとまとめ
【評価方法】
講義内レポートも含め、いくつかのレポートを提出してもらいます。レポート内容と講義貢献
度を加味して評価します。
【履修上の注意】
特にありません。
【参考文献】
「マーケティング戦略」、和田充夫・恩蔵直人・三浦俊彦
「1 からの消費者行動」、松井剛・西川英彦 編著
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【科目名】
⑮ グラフィックデザイン基礎
【担当者名】
吉羽 一之
【開講時期】
第3期 月曜日6限
【講義内容】
グラフィックデザインにおける情報の見せ方を研究し、デジタル環境下で形にするための技
法を習得する。より多くの既存のデザインを検証しながら、デジタルデザインワークに必要
とされる Adobe Illustrator と Adobe Photoshop の基本操作を学び、演習や課題に取り組む。
【講義の到達目標】
情報の見せ方とデジタル環境でのデザインワークの基礎的な知識を理解し、グラフィックデ
ザインにおける実践的な技法を体得する。
【準備学習等の指示】
コンピュータの基本的な知識を持ち、操作に慣れていること。
【授業計画】
第1回 オリエンテーション〈使用アプリケーションについて〉、講義〈情報の整理と見せ方〉
第2回 Adobe lllustrator 演習─図形の作成
第3回 Adobe lllustrator 演習─文字の演出
第4回 Adobe Photoshop 演習─写真の補正〈画像/色調補正・画像解像度〉
第5回 課題説明、課題フォーマット(カラーモード・トンボ)作成
第6回 課題制作〈アイデアスケッチチェック・レイアウト〉
第7回 課題制作〈最終チェック・仕上げ・裁断〉
第8回 作品講評会
【評価方法】
全 8 回のうち 5 回以上出席し、課題を、演習や講義への理解が示される完成度を持って提
出すること。
【履修上の注意】
演習・課題データを管理できる USB メモリもしくは外付ハードディスクを用意すること。
(詳細は初回授業で説明)
【参考文献】
『デザインの教室 手を動かして学ぶデザイントレーニング』佐藤好彦
エムディエヌコーポレーション 2012 年
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【科目名】
⑯ 高齢者の住まい講座 (自宅から施設まで)
【担当者名】
中川 潤一
【開講時期】
第3期 土曜日1限
【講義内容】
私たちが「最期まで生ききる」ためには、その器となる住まいが大切です。この講座では普
段住宅の設計と高齢者施設を運営している講師の知見を生かして、高齢になっても住みや
すい家とはどのようなものなのか、外部の介護サービスを受けながら自宅に住み続けるた
めにはどうすれば良いのか学習します。また自宅以外での新しい暮らし方についても紹介
し、自らの意思に基づいて自らの住まいを選択できる方法を習得します。そして最期に自ら
の理想の終の棲家について考察し、発表していただきます。
【講義の到達目標】
高齢になった時の住まいについて自らの意思で選択できるようになる。
(1)自宅での生活をし続けるための建築的な工夫や利用できる外部の介護サービスにつ
いての実践的な知識を習得する。
(2)自宅での生活が困難になったときに自分のニーズに合った施設を選べるようになるた
めの実践的な知識を習得する。
【準備学習等の指示】
特に無し
【授業計画】
第1講 オリエンテーション 日本の住宅の変遷
日本人の住まいについて歴史的に把握する。
第2講 高齢者にとっての理想の住まいとは
高齢になったときに必要とされる住まいの諸条件について理解する。
第3講 介護保険の基礎を学ぶ
多くの高齢者や、その家族に必要と思われる介護保険制度について理解する。
第4講 理想の住宅についてのワークショップ(実習1)
自分にとっての理想の住まいとは何か具体的に考えてみる。
第5講 自宅で受けられる介護サービスについて
介護保険や保険外制度のサービスについての最新の情報を得る。
第6講 高齢者施設の選び方(ゲスト講師予定)
後悔しない終の棲家の選び方についてゲスト講師を招いて説明する。
第7講 これからの住まい方について考える(実習2)
自らの終の棲家のあり方について考察し、その準備をするための方策を講義す
る。
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第8講 成果発表・自分の終の棲家についてのディスカッション
受講者自らの理想の終の棲家について発表し、議論する。
【評価方法】
全 8 回のうち 5 回以上出席し、講師が指示する課題を提出した受講者には履修を認定しま
す。
【履修上の注意】
希望に応じて実際の高齢者施設の見学も予定しています。
【参考文献】
・市川市役所 介護保険のパンフレット
・『親に薦めたい! 自分も入りたい! 老人ホーム探し 50 の法則』 上岡榮信 日経 BP 社
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【科目名】
⑰ 子育て・家族サポート論
【担当者名】
齊藤紀子
【開講時期】
第3期 土曜日2限
【講義内容】
少子高齢化の進む日本社会において、様々な課題が山積している。①どのような経緯で少
子化・高齢化が進んで今日に至ったのか、②どのような課題があるのか、③どう取り組んで
いけばよいのかを考えていく。一方的な講義ではなく、受講者とともに議論し、考える場にし
たい。
【講義の到達目標】
少子高齢化問題の背景や現状を踏まえ、受講生がそれぞれ、子育て支援・高齢者支援な
どの具体的プロジェクト(ボランティア/ソーシャルビジネス)を構想する。
【準備学習等の指示】
少子高齢化問題について、新聞やニュースなどにより情報収集を進めておくこと。自分には
何ができるか、考え、メモを作成しておくことが望ましい。
【授業計画】
第1回 イントロダクション
第2回 少子高齢化社会:定義、課題
第3回 少子高齢化社会:経緯と現状
第4回 少子高齢化分野の課題解決の取り組み―(ボランティアと)ソーシャルビジネス
第5回 ソーシャルビジネスのマネジメント1(ソーシャル・イノベーションの創出プロセス)
第6回 ソーシャルビジネスのマネジメント2(ソーシャル・イノベーションの普及プロセス)
第7回 プロジェクト構想の策定・検討
第8回 プロジェクト構想の発表・相互評価
【評価方法】
8 回のうち 5 回以上出席し、講師が指示する課題を提出した受講者には履修を認定する。
【履修上の注意】
受講者間の議論・相互コメント、全体での意見表明などに積極的に臨むことを求める。
【参考文献】
・谷本寛治編著(2015)『ソーシャル/ビジネス/ケース―少子高齢化時代のソーシャル/イノベーション』中
央経済社
・松田茂樹(2013)『少子化論-なぜまだ結婚、出産しやすい国にならないのか-』勁草書房
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【科目名】
⑱ 作曲法
【担当者名】
伊藤美由紀
【開講時期】
第3期 土曜日2、3限※(1)1/7(土)2 限、(2)1/21(土)2・3 限、(3)1/28(土)2・3 限、
(4)2/4(土)2・3 限、(5)2/11(土)2 限の計5日間で実施します。
【講義内容】
楽典の基礎を学び、簡単な楽譜を読む事からはじめます。クラシックやポップスの名曲の
簡単なスコアを読み解き、音楽ソフトを使ってパソコンで音源を制作します。楽器編成や伴
奏づけを変えたりする事で、簡単なアレンジも行います。知っている曲を楽譜から理解する
事で、音楽をより深く楽しめ、作品作りの参考になります。全く楽譜を読めない方でも、基礎
から解説いたします。
【講義の到達目標】
音楽経験により個人レベルが異なると思いますが、基礎知識を固め、その応用ができる練
習の積み重ねにより制作を行います。パソコンを使って、楽曲アレンジと簡単な曲作りが、
最終目標となります。
【準備学習等の指示】
授業ごとに配布する資料、楽典についての復習。
【授業計画】
第1回 :イントロダクション。楽典の基礎。
第2回 :楽典課題。音楽ソフトウェアの使い方の説明と応用。
第3回 :楽譜の打ち込み課題(1)
第4回 :コードについての解説。楽譜の打ち込み課題(2)
第5回 :楽譜の打ち込み課題(3)
第6回 :アレンジについての解説。楽曲アレンジ(1)
第7回 : 作品制作課題
第8回 :最終課題作品のプレゼンテーション
【評価方法】
全 8 回のうち 5 回以上出席し、講師が指示する課題を提出した受講者には履修を認定する
【履修上の注意】
音楽経験により、個人のレベルが異なると思いますので、個人作業が中心となります。個
人のレベルにあわせて、指導をしていきます。
【参考文献】
「音楽のリテラシー」秀村冠一ほか Obra Publication
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■お問い合わせ先■
千葉商科大学 地域連携推進センター 「市川ライフステージ大学」 係
〒272-8512 千葉県市川市国府台 1-3-1
TEL:047-320-8667(ダイヤルイン) FAX:047-373-9958
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