介護老人福祉施設個別資料(併設短期と共通)(PDF:3323KB)

∼ 事業所の皆様へ ∼
介護職員処遇改善加算に取り組まれていますか?
介護の現場で働く介護職員の方の処遇改善を図るための『介護職員処遇改善加算』が,
平成27年4月の介護報酬改定において拡充されました。
まだ加算の算定に取り組んでいない事業所におかれましては,積極的な取組みをお願い
します。
※ 届出に必要な書類などは,鹿児島県ホームページをご覧ください。
鹿児島県ホームページ>健康・福祉>高齢者・介護保険>指定事業者全般>介護職員処遇改善加算について
介護職員処遇改善加算に取り組んでいる事業所の皆様へ
平成27年度において介護職員処遇改善加算を届出た事業所については,以下により実績
報告書の提出をお願いします。
※ 平成27年度実績分から様式が変更されておりますのでご注意ください。
○
提出書類
1 介護職員処遇改善実績報告書(平成27年度)
2 処遇改善加算総額及び賃金改善所要額の積算根拠となる資料
3 介護職員処遇改善実績報告書(鹿児島県内事業所等一覧表)
4 介護職員処遇改善実績報告書(都道府県状況一覧表)
5 介護職員処遇改善実績報告書(市町村一覧表)
別紙様式5
任意様式
別紙様式5(添付書類1)
別紙様式5(添付書類2)
別紙様式5(添付書類3)
【提出に当たっての留意事項】
・ 1から順番に提出書類一式として編冊してください。
・ 1∼3は必ず提出してください。
・ 4は他の都道府県に所在する複数の事業者分を一括して提出する場合に添付してください。
・ 5は鹿児島県内の指定権者が違う複数の事業者分を一括して提出する場合に添付してください。
・ 鹿児島県国保連合会から各事業者に通知される「介護職員処遇改善加算総額のお知らせ」に
は,保険給付分の利用者負担額(1割)は含まれていますが,区分支給限度基準額を超えたサー
ビスに係る加算額は含まれていませんので,各事業者が区分支給限度基準額を超えたサービス
に係る加算額を利用者から徴収している場合は,その金額を合算してください。
○
提出期限
各事業年度における最終の加算の支払いがあった月の翌々月の末日
(例)通常,各事業年度の最終の加算の支払いは5月であるため,翌々月の末日7月31日まで
介護職員処遇改善実績報告書の提出がなされない場合には,加算の要件を満たしていない
不正受給として全額返還となる場合があります。
○
提出・お問い合わせ先
事業所の所在する市町村名
提出先名
日置市・いちき串木野市
鹿児島地域振興局
鹿児島郡
(地域保健福祉課)
枕崎市・指宿市・南さつま市・南九州市 南薩地域振興局
住所
電話
〒899-2501
日置市伊集院町下谷口1960-1
099-272-6301
〒897-0001
(地域保健福祉課)
南さつま市加世田村原二丁目1-1
阿久根市・出水市・薩摩川内市
北薩地域振興局
〒895-0041
薩摩郡・出水郡
(地域保健福祉課)
薩摩川内市隈之城町228-1
霧島市・伊佐市・姶良市
姶良・伊佐地域振興局
〒899-5112
姶良郡
(地域保健福祉課)
霧島市隼人町松永3320-16
鹿屋市・垂水市・曽於市・志布志市
大隅地域振興局
〒893-0011
曽於郡・肝属郡
(地域保健福祉課)
鹿屋市打馬2-16-6
西之表市
熊毛支庁
〒891-3192
熊毛郡
(地域保健福祉課)
西之表市西之表7590
奄美市
大島支庁
〒894-8501
大島郡
(地域保健福祉課)
奄美市名瀬永田町17-3
個別資料介護老人福祉施設
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0993-53-8001
0996-23-3166
0995-44-7954
0994-52-2122
0997-22-1830
0997-57-7246
介 護 職員 等に よる喀 痰吸引等( たんの吸引 ・経管栄養)に つい て
1
■
こ れ までの経緯と社会福祉士及び介護福祉士法の改正
これ まで 、介 護職 員 等 に よる 喀痰 吸 引 及 び 経管 栄 養(以 下「 医 療的 ケア 」 と い う。 )に つ い て は、 当
面 やむ を 得 ず 必 要な 措 置( 実 質的 違 法 性 阻 却 )と し て 、 一 定 の 条 件の 下 に 運 用 さ れ てき ま し た 。 (厚
生 労働 省 医 政 局 長 通知 に より 認 め られ てき ま し た 。)
<改正内容>
「社会福 祉 士及 び介 護福 祉士 法 」(昭和 62年法 律第 30号。以下「 法 」という。 )の 一 部改 正によ り
平成24年 4月1日 ( 法施 行日 )以降 は、
○ 県の 登 録を受けた喀痰 吸 引等 事業 者 (登 録特 定行為 事業 者)において(⇒ 2参照)
○ 県の 認 定を受けた認定 特 定行 為業 務 従事 者・ 介護福 祉士 (平成 28年 度か ら) が(⇒ 3参 照)
○ 県の 認 定の 際に認 め られた範 囲内 の 喀痰 吸引 等を(⇒3参 照)
○ 安全 体 制が 整っ ている等、 一定 の 条件 の下 で( ⇒2参照 )
のみ実施 することができることとなります。
■
実 施可能 な介護職員等
① 介護福祉士
平成 28年度(平成29年1月 )の 国家試験合格者以降に 適 用。介護福祉 士の国家資格 をも
って、医療的 ケアが 実施できま す。
② 認定特定行為 業務従事者
ヘル パー等の介護職員、特 別支 援学校教員や平成28年 度 以前の国家試 験に合格した 介護
福祉士などで 、研修 修了に基づ き県の 認定を受 けている 者(ヘルパー2級 などの 資格の有
無は問いませ ん)
■
実 施可能 な行為
① 喀痰吸引(口 腔内、鼻腔内、気管カ ニュ ーレ内部)
② 経管栄養(胃 ろう、腸ろう、経鼻経 管栄 養)
※ ただし、
・介護福祉 士( 平成28年度 以降)について は、養成課 程又は登録事業 者(勤務先)におい
て実地研修を修 了した行為 のみ実 施可能
・認定特定 行為 業務従事者 については、そ れぞれの研 修の課程に応じ て認定された行為の
み実施可能
■
対 象者
① 特定の者
個別 性の高い特定の対象者 に対 して、特定の介護職員 等 が医療的ケア を実施する場 合を
「特定の者」 といい ます。具体 的には 、筋萎縮 性側索硬 化症(ALS)又 はこれ に類似す
る神経・筋疾 患、筋 ジストロフ ィー、 高位頸髄 損傷、遷 延性意識障害、重 症心身 障害等を
患っている在 宅・特 別支援学校 ・保育 園の児童 生徒が該 当します。
※ 障害 者支援 施設でも、上記 の具体的障 害名に該当する 対象者であって、対象 者も 限
定されてい る場合 は、 特定の 者に含まれます 。
② 不特定多数の 者
①以 外の場合で、基本的に 、複 数の介護職員等が複数 の 利用者に対し て医療的ケア を実
施する場合を 「不特 定多数の者 」とい います。
個別資料介護老人福祉施設
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2
■
事 業 者の登録について
個 人・法 人に関わらず、 介護 職員等による医療的ケ アを 実施する場 合は、事 業 所ごとに
事業所が所 在す る都道府県 において事業者 の登録を受 ける必要があり ます。
○ 登録喀痰吸引 等事業者:平成28年度 ∼( 従事者に介護福祉士が いる事業者)
○ 登録特定行為 事業者:平成24年度∼ (従 事者が介護職員等のみ の事業者)
【登録 基準】(法第48 条 の5、省令附則第 26 の3 )
① 医師、看護師 その他の医療関係者と の連 携が確保されているこ と
・医 師の文書による指示
・医 療関係者との連携確保 及び 役割分担
・喀 痰吸引等計画書の作成
・喀 痰吸引等実施状況報告 書の 作成
・急 変時等の対応
・業 務方法書の作成
② 医療的ケアを 安全かつ適正に実施す るた めの必要な措置が講じ られていること
・安 全委員会の設置、研修 体制 の整備その他の安全体 制 の確保
・備 品等の確保
・衛 生的な管理及び感染症 予防 措置
・対 象者又はその家族等へ の説 明と同意
・秘 密の保持
③ 医療的ケア実 施体制が充実しており 介護 福祉士等が実施する必 要性に乏しい場 合は非該
当
※ 病院又は診療 所は登録事業所の対象 外と されており、介護療養 型病床及び病院 又は診療
所で 実施している通所リハ ビリ テーション・訪問リハ ビ リテーション についても本 事業
の対 象外となります。
3
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従 事 者の認定について
介 護職員 等が喀痰吸引等 を行 うには、都道府県知事 の認 定を受ける 必要があ り ます。
※ 研修の 修了証の みでは喀痰 吸引 等を行うことはで きま せん 。
【認定 する喀 痰吸引等の行為 の範 囲】
○ 都道 府県又は 登録研修 機関 が実施する下 表の研修課程 に より修得 された特定行為
研修課程
対象者
認定す る医療 的ケ ア( 実施できる行為)
第1号研
喀痰吸引:口 腔内 ・鼻腔 内・気管カニュ ー レ内部
修
不特定多数の者対
経管栄養:胃 ろう 又は腸 ろう・経鼻
第2号研
象
喀痰吸引:口 腔内 ・鼻腔 内・気管カニュ ー レ内部
修
経管栄養:胃 ろう 又は腸 ろう・経鼻
のうち実地研 修を 修了した4行 為以下の行為
第3号研
特定の者対象
第1号研修の 内容 のうち 、特定の者に対 す る必要
修
な行為
○ 厚生労働省医 政局長通知等に基づき 実施 可能とされる特定行為
○ 平成22 年度 国が実施し た試行事業及び 平成23年 度都道府県が実 施した研修において
修得した特定 行為
○第2号研修が実施でき るは,行為口腔内・鼻腔内の喀痰吸引と胃ろう又は腸ろう による
経管栄養の3行為となっ ていたが,平成27年4月1日より上記のとおり改正された。
個別資料介護老人福祉施設
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「 2 事 業者の登録」「3従事者の認定」の手続
【登録申請等】
①事業者登録申請書提出 先
高齢者・介護保険施設・・・ 介護福祉課
障害者施設・・・障害福祉課
②従事者認定証交付申請 書提出先
第一号,第二号研修修了者・ ・・介護福祉課
第三号研修修了者・・・障害 福祉課
※不特定多数の者を対象 とする認定特定行為業務従事者認定証の交付及び再交付, 登録特定
行為事業者登録について,平成26年4月より,法施行から2年経過し,制度 普及が進んでいる
こと,受益者負担の観点 から,この事務に係る手数料を徴収することとなりました 。
手数料名称
認定特定行為業務従 事 者認 定証交 付申 請手数料( 不特 定多数の者 対象)
認定特定行為業務従 事 者認 定証再 交付 手数料(不 特定 多数の者対 象)
登録特定行為事業者登録申 請手数 料(不 特定多数の者対象)
金額
1,500円
1,000円
2, 400円
【変更届出事 項】
①登録事業者
・設置者の 氏名(法人の場合 はその名称及び代表者 の 氏名),設置者の住所 (法人の場合
は法 人の所在地),事 業所 の 名称,事業所の所在 地,実施する喀痰吸 引等( 特定行為)の行
為, 業務開始年月日
・業務方法 等, 喀痰吸引等 (特定行為)を 行う介護福 祉士,認定特 定行為業務従事 者の名簿
②従事者
・氏名,住所,喀痰吸引 等研修を修了した特定行為(研修修了によって実施可能な 行為が増
えた場合)
■
申 請は随 時受け付けます 。詳 細,様式等は県ホーム ペー ジを確認し てくださ い 。
ホーム>健康・福祉>高 齢者・介護保険>県内の事業者の方へ>たんの吸引等に関 する事業
所・業務従事者の登録等 について(不特定多数の者)
http://www.pref.kagoshima.jp/kenko-fukushi/koreisya/jigyosha/index.html
個別資料介護老人福祉施設
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個別資料介護老人福祉施設
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(平成28年度集団指導資料)
終末期のケアについて
1 県民の意識と死亡場所
県民の多くができる限り住み慣れた自宅等での療養を希望しているが,実際の死亡
場所は82%が医療機関
■
実際の死亡場所
平成22年
区分
医療機関
介護老人
保健施設
平成26年
自宅
その他 医療機関
介護老人
保健施設
自宅
その他
本県
84.5
1.1
9.1
5.3
82.4
2.3
8.3
7.0
全国
80.3
1.3
12.6
5.8
77.3
2.0
12.8
8.0
[人口動態統計]
2 施設における看取り体制
地域密着
うち,ターミナ
介護老人 ルケア体制加 介護老人 うち,看取り介 型介護老 うち,看取り介 グループ うち,看取り介
保健施設 算届出施設 福祉施設 護体制加算 人福祉施 護体制加算
ホーム 護加算届出
施設数
届出施設数
届出施設数
設
数
89
70
159
(78.7%)
52
(32.7%)
42
18
(42.9%)
379
177
(46.7%)
[介護福祉課調べ(平成27年8月時点)]
3 今後の終末期ケアの方向性
話
合
入所者,家
族,施設の
十分な話合
※入所時か
ら時機を
捉えた話
合
合
意
入所者自身
の自己決定
に基づく合
意(家族,
施設)
※意思が変
わることも
ある
ケアの提供
最期・看取り
<入所者,家族>
:安心して
療養,見守
り
<施設>
:入所者,家
族を支える
医 療,介
護の提供
<入所者>
:尊厳を持って自分
らしい最期を迎え
る
<家族>
:納得のいく看取り
<施設>
:入所者,家族を支
える介護の提供,
やりがい
参考,引用:「人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン」
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