< 注 意 事 項 > - 関東東北産業保安監督部東北支部

平成28年6月16日
関東東北産業保安監督部 東北支部
電力安全課
管内において感電事故が連続して発生しております。
これから夏場に向かい作業環境の悪化や作業員の集中力低下等による感電事
故の発生が懸念されることから,以下の注意事項を改めてご確認頂き,感電事
故防止に努めて下さい。
< 注 意 事 項 >
①作業計画の作成及び作業前打合せ(TBM-KY)の実施
②作業時における防具装備の確実な実施
③充電部の検電の徹底及び必要に応じての防護措置の実施
④停電作業の励行
⑤暑さ対策等作業環境の整備
東北支部管内において最近発生した感電事故の概要を下記に示します。
記
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5月26日発生(感電負傷)
変電所の機器点検作業中に,キュービクル内部の充電中の端子に作業員
が近接し感電負傷した。
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6月8日発生(感電死亡)
送電線近傍で樹木伐採作業中に,切った木が送電線に倒れたため,取り除こうと
したときに感電死亡した。
(推定)
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6月11日発生(感電死亡)
需要設備の年次点検作業中に,キュービクル内部の充電部に作業員が触れたため
感電死亡した。
(推定)
LBSは開放されていたが,PASは開放されていなかった。