幼稚園認定こども園化業務〔予算額 31,377千円〕 こども部保育課 総務施設班(23-6175) 財源内訳 一般財源 31,377千円 支出内訳 10款4項1目 幼稚園費/消耗品費 1,517千円、印刷製本費 146千円、建物修繕料 111千円、工作物修繕料 486千円、施設整備工事請負費 28,732千円、 庁用器具購入費 385千円 【業務概要】 増大する保育ニーズに対応するため、既存の公立幼稚園 3 園を幼保連携型認定こども園に移行します。 (幼保連携型認定こども園は、就学前の教育・保育を一体的に行う施設で、幼稚園と保育園の両方の良さを併せ持つ施設です。) 【事業スケジュール】 平成 28 年度 9月 10 月 平成 29 年度 4 月 施設修繕、設備設置等工事 条例制定 園児募集 開園 【認定こども園の概要案】 1 対 象 園 梅園・広幡・矢作幼稚園 2 移行時期 平成 29 年4月1日 3 対象児童 3・4・5歳児 4 定 員 現在の各園の全体定員(梅園・広幡幼稚園 180 人、 矢作幼稚園 160 人)を基本に、平成 31 年度までに 段階的に保育認定定員を設定していきます。 5 開園時間 午前8時~午後5時 30 分(土曜日は午後0時 30 分) Q.幼稚園が認定こども園になると、何が変わりますか? ・幼保連携型認定こども園は、就学前のいわゆる「保育を必要とする子ども」も「保育を必要としない子ども」も共に受け入れ、幼児教 育と保育を一体的に提供し、地域の子育て家庭に対する支援を総合的に行う機能を備える施設ですので、現在の幼稚園と違って、「教育 認定」を受けたお子さんだけでなく、「保育認定」を受けたお子さんも受け入れることになり、保育ニーズへの対応が可能となります。 ・対象児童の年齢は、現在の幼稚園と同じ、3・4・5歳児を対象とした認定こども園とする予定です。 ・利用定員は、現在の各園の全体定員を基本として、教育認定及び保育認定それぞれの定員数を設定することになります。具体的な定員 数は検討中ですが、在園児の卒園にあわせ、平成31年度までの3年間で、段階的に保育定員を設定していく予定です。 ・開園時間は、9.5時間開所の保育園と同じく、平日は午前8時から午後5時30分、土曜日については午後0時30分までとする予定で す。 ・保育時間は、お子さんの教育・保育の時間認定に応じた保育時間となり、午前を中心とする4時間程度は、合同で保育することを想定 しています。また、教育認定のお子さんはこれまでと同様に夏休み期間もございます。 ・利用者負担につきましては、教育認定のお子さんは幼稚園と同じ保育料金、保育認定のお子さんは保育園と同じ保育料金が適用される ことになります。 Q.3歳未満児を対象としなかった理由は? 認定こども園化にあたり、3歳未満の児童を受け入れるとすると、乳児室や乳児トイレさらには給食室を整備することなどが必要とな り、既存の施設では対応が難しいことなどから、3歳以上の児童を対象とした認定こども園とさせていただく予定です。乳児保育への対 応につきましては、新設保育園の整備や既存園の増改築等により充実を図ってまいります。 Q.施設整備工事は何を予定しているのか? 平成29年度からの市立幼稚園3園の認定こども園化に先立ち、これまでの夏休み等の期間中も安全に保育が可能となるよう、3園の 各保育室へ空調機設置工事費25,039千円を計上したほか、これまでよりも保育時間が長い園児を預かるようになるため、冬季の日没後 でも保護者が安全に園児のお迎えを行えるよう、屋外への照明器具設置工事費を2,929千円、矢作幼稚園の給食配膳用シンク取替え工事 費に764千円を計上しています。 Q.こども園化による職員数はどうなるか? 認定こども園化による必要な職員数については、3歳以上児を対象とした認定こども園とする予定ですので、職員配置については、基 本的には、現在の幼稚園の職員数をベースとして、開園時間が長くなることへの対応分として、各園1~2名程度の増員が必要になると 考えています。 Q.幼稚園の認定こども園化に係るスケジュールは? 公立幼稚園の認定こども園化につきましては、平成29年4月1日の開園に向けて、現在、各幼稚園の園長・主任教諭とともに、運営 内容の検討や教育・保育要領の作成等を進めているところです。 平成28年度におきましては、予算計上させていただいた空調や照明等設備の設置工事を行うとともに、市議会9月定例会に認定こど も園の設置に関する条例議案を上程させていただく予定です。
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