用 語 集 (50 音順)

資料3
用 語 集 (50 音順)
【あ行】
維持管理費(維持管理コ
公共施設の維持管理に係る経費のこと。光熱水費、修繕費、施設保守管理委
スト)
託費など。
インフラ(施設)
インフラストラクチャー(infra-structure)の略。公共施設のうち、都市活動
を支える道路・橋りょうなどの交通施設や環境施設などのプラント施設、公
園、上下水道などの施設の総称。
インフラ長寿命化計画
老朽化対策に関する政府全体の取組として、平成 25 年 11 月に策定された「イ
(行動計画)
ンフラ長寿命化基本計画」に基づき、国、自治体レベルで「行動計画」の策
定を進め、全国のあらゆるインフラの安全性の向上と効率的な維持管理を実
現することとされている。
【か行】
改修、大規模改修
公共施設において、経年により通常発生する施設や設備の損耗、機能低下に
対する復旧措置を行い、機能を回復させること(修繕)に加えて、近年の社
会的要求(バリアフリー化、省エネ化など)に応じて、建設当初の水準以上
に機能を向上させること。20~30 年周期でまとめて実施することが多い。
共用、共用化
施設や設備を共同で利用すること。同一施設に複数の用途の施設が入る場合
に、会議室などの共通の機能を共同で利用することなどを指す。
減築
公共施設を建て替えたり改修したりするときに、延床面積を減らすこと。
公共施設等総合管理計
総務省の要請により、地方公共団体が所有する全ての公共施設等を対象に、
画
地域の実情に応じて、総合的かつ計画的に管理する計画を策定するもの。公
共施設等の全体を把握し、長期的な視点をもって更新・統廃合・長寿命化な
どを計画的に行うことにより、財政負担を軽減・平準化するとともに、公共
施設の最適な配置を実現するもの。
公共施設白書
市が保有する公共施設について、施設の概要や建物の状況、利用状況、運営
状況、コスト状況などを一覧できるようにまとめて公表するもの。春日部市
では、平成 26 年度に作成したものを市公式ホームページ等で公表している。
公共施設マネジメント
市が保有する公共施設について、人口動態や市民ニーズ、財政状況等を踏ま
え、将来の望ましいあり方を検討し、効果的・効率的かつ計画的に維持管理
していくこと。
更新
老朽化した公共施設を建て替えたり、新たに整備し直したりすること。
【さ行】
事後保全
公共施設の損傷が顕在化した後に、損傷個所の補修・修理を行って復帰させ
る管理手法。
(⇔予防保全(計画保全))
施設総量
公共施設の総量で、延床面積の合計で表すことが多い。
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指定管理者制度
公の施設の管理に民間の能力やノウハウを幅広く活用し、市民サービスの向
上と経費の節減を図ることを目的に、市が指定する法人その他の団体などに、
公の施設の管理を委ねる制度。指定管理者の範囲については、特段の制約を
設けず、議会の議決を経て指定される。
修繕
公共施設において、経年により通常発生する施設や設備の損耗、機能低下に
対する復旧措置を行い、機能を回復させること。
集約化
既存の同種の公共施設を統合し、一体の施設として整備すること。
縮減
面積やコストを減らすこと。
新規整備
新たに公共施設を整備すること。
【た行】
耐震基準
耐震基準(たいしんきじゅん)とは、建築物や土木構造物を設計する際に、
それらの構造物が最低限度の耐震能力を持っていることを保証し、建築を許
可する基準のこと。昭和 56 年 6 月 1 日に建築基準法の改正によって新しい耐
震基準が施行され、同日以降に建築確認を受けた建物については「新耐震基
準」が適用されている。また、同日以前に建築確認を受けた建物は「旧耐震
基準」となっている。旧耐震基準では中規模程度(震度5程度)を想定して
規定されているのに対し、新耐震基準では大規模の地震(震度6強以上)で
も倒壊・崩壊しないことが求められている。
長寿命化
公共施設の維持管理において、点検や修繕・改修を計画的に行うことにより、
施設や設備に不具合や故障が生じる前に適切な対応を行い、施設を長期間に
わたって使用すること。
転用
既存の公共施設を改修し、他の施設として利用すること。
統合、統廃合
複数の公共施設を一つの施設にまとめることを統合という。公共施設を統合
したり、廃止したりすることを、統廃合という。
投資的経費
公共施設の建設・整備など、将来にわたる資産の形成のための工事や用地取
得に係る経費のこと。
トータルコスト
公共施設の企画・設計から建設、運営、維持・管理、除却に至る公共施設の
一生涯に必要となる経費の合計額のこと。ライフサイクルコスト(LCC:Life
Cycle Cost)ともいう。
【な行】
年齢階層別人口
年少人口(0 歳~14 歳)、生産年齢人口(15 歳~64 歳)、高齢者人口(65
歳以上)ごとの人口のこと。
延床面積
建築物の各階の床面積の合計のこと。
【は行】
ハコモノ(施設)
公共施設のうち、公民館や図書館、学校などの建物施設(建築物系施設)の
総称。
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PFI
Private Finance Initiative の略で、民間資金等活用事業のこと。公共施設の
建設、維持管理、運営等に、民間資金、経営能力及び技術能力を活用し、効
果的かつ効率的に社会資本整備を図る事業手法。
PPP(民間活力活用)
Public-Private-Partnership の略で、官民協働のこと。アウトソーシングなど
を含めた行政と民間のパートナーシップによる公共サービスの提供手法の総
称。
複合化
既存の異なる種類の公共施設を統合し、これらの施設の機能を有した複合施
設を整備すること。
プラント施設
大型の生産設備・機械設備を伴う施設のこと。公共施設では、清掃工場など
の環境施設等をプラント施設と呼ぶことが多い。
扶助費
社会保障制度の一環として、児童や高齢者などを援助するために要する経費
のこと。児童手当、介護保険などが該当する。
包括管理委託
これまで個々に行っていた点検や清掃、補修などの管理業務をまとめて委託
すること。複数年契約とする場合もある。まとめることで、事務手続が簡素
化されるとともに、受託者が創意工夫を発揮しやすくなり、効率化が図られ
やすくなる。
【や行】
予防保全(計画保全)
公共施設の損傷が顕在化する前に、計画的に点検などを行い、予防的に対策
を行う管理手法。計画保全ともいう。一般に、予防保全を行うことによって、
公共施設の寿命が長くなることから、短期的にはコスト増となるが、中長期
的なライフサイクルコストは縮小することが期待される。(⇔事後保全)
【ら行】
ライフサイクルコスト
公共施設の企画・設計から建設、運営、維持・管理、除却に至る公共施設の
(LCC:Life Cycle Cost) 一生涯に必要となる経費の合計額のこと。トータルコストともいう。
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