農業基盤整備促進事業

農業基盤整備促進事業
国事業名
補助金:農業基盤整備促進事業
農山漁村地域整備交付金:農業基盤整備促進事業
1.事業の目的
担い手への農地集積の加速化や農業の高付加価値化の推進等により、意欲ある
農業者が農業を継続できる環境を整えることが必要であるため、地域の実情に即
したきめの細かな農地・農業水利施設等の整備を実施し、生産効率の向上を図り、
農業競争力の強化を図るものである。
2.事業対象地域
農村振興地域(これと一体的に整備することを相当とする農業振興地域以外の
区域を含む)。
3.主な事業の内容
区 分
事業種類
事業内容
定率助成 ①農業用用排水
農業用用排水施設の新設、廃止又は変更
施設
②土層改良
客土、混層耕、除礫、心土破砕及び土壌改良
定額助成 ③田の区画拡大
畦畔除去、均平作業等による区画拡大
(水路の変更なし)
④暗渠排水
吸水渠(本暗渠管)の間隔が10m以下の暗渠排水
の新設
4.採択要件
(1)農業基盤整備計画を策定していること。
(2)1地区当たりの事業費の合計が200万円以上となること。
(3)1地区当たりの受益者数が、農業者2者以上であること。
(4)1地区当たりの受益面積が、5ha以上であること。
(5)受益面積20ha以上(県営要件)
5.事業主体
県又は市町村等
6.負担割合
定率助成(①、②の事業)
区分
県営
団体営
五法指定地域外
国
県
地元
50 27.5 22.5
50
未定
国
55
55
五法指定地域
県
地元
27.5 17.5
未定
定額助成(③、④の事業)
事業種類
助成単価
水路の変更を伴わない田の区画拡大
10アールあたり10万円
暗渠排水
10アールあたり15万円
※事業完了時までに中心経営体に集約されている受益地又は集約することが
確実と見込まれる受益地にあっては、助成単価が2割加算となる。
7.採択までの流れ
(1)実施スケジュール
項
目
事業要望
1年目
●
2年目
調査・計画の実施
3年目以降
備
考
●
事業の実施
※ 単年度で実施する事業については、事業要望の翌年度に工事を実施することがで
きる。
(2)調査・計画の実施
ア 調査期間
1年(事業採択年度の前年度)
イ 調査主体
県(県営要件の場合)、市町村等
ウ 調査費負担割合
未定
8.国の事業メニュー及び内容(参考)
区 分
事業種類
定率助成 ①農業用用排水
施設
②暗渠排水
③土層改良
④区画整理
⑤農作業道
⑥農用地保全
⑦調査・調整
事業内容
農業用用排水施設の新設、廃止又は変更
暗渠の新設又は変更
客土、混層耕、除礫、心土破砕及び土壌改良
農用地の区画形質の変更
農作業道の変更
①~⑤以外の農用地の改良又は保全のために必要な事業
権利関係、農家意向、農地集積、基盤整備等に関する調
査・調整活動
畦畔除去、均平作業等による区画拡大
定額助成 ⑧田の区画拡大
(水路の変更なし)
⑨田の区画拡大
水路の変更(管水路化等)を伴って行う畦畔除去、均平
(水路の変更あり) 作業等による区画拡大
⑩畑の区画拡大
畦畔除去、勾配修正等による区画拡大
(水路の変更なし)
⑪畑の区画拡大
水路の変更(管水路化等)を伴って行う畦畔除去、勾配
(水路の変更あり) 修正等による区画拡大
⑫暗渠排水
吸水渠(本暗渠管)の間隔が10m以下の暗渠排水の新設
⑬湧水処理
湧水のための暗渠管等の新設
⑭末端畑地かんが 末端畑地かんがい施設の新設、廃止又は変更
い施設
⑮客土
耕土深15cm以下の農用地を対象に、層厚10cm以上の客土
⑯除礫
30mm以上の石礫を5%以上含む農用地を対象に、深度30cm
以上の除礫