問9.子どもの人権に関することで、特に問題があると思われるのはどのようなことです か。(○は3つまで) 1.子どもに身体的、心理的な虐待を加えたり、子育てを放棄したりする 2.子ども同士が暴力や仲間はずれ、無視などのいじめをする 3.いじめを見て見ぬふりをする 4.学校や就職先などの選択について、大人が子どもの意見を無視する 5.インターネット、携帯電話など子どもを取り巻く有害な情報が氾濫している 6.子どもの虐待に気づいても見て見ぬふりをする 7.その他 8.特に問題はない 9.わからない 男女別 全体 0 ① 虐待・放棄 ② いじめをする いじめを見ぬふ り ③ 20 60 80% 67.2 0 20 40 60 80% 65.3 68.8 ① 虐待・放棄 43.5 ⑤ ⑥ 虐待を見ぬふり ⑦ その他 ⑧ 問題はない 1.0 ⑨ わからない 1.8 36.2 ② いじめをする 45.5 子どもの意見を 無視 有害な情報 ④ 40 10.2 ③ いじめを見ぬふ り ④ 子どもの意見を 無視 52.5 28.1 49.0 51.7 41.2 11.1 9.1 1.5 51.1 54.3 ⑤ 有害な情報 27.2 28.7 ⑥ 虐待を見ぬふり ⑦ その他 2.8 0.7 ⑧ 問題はない 1.2 0.7 ⑨ わからない 0.9 2.4 男性 女性 年齢別 選択項目 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ 虐待・放棄 いじめをする いじめを見ぬふり 子どもの意見を無視 有害な情報 虐待を見ぬふり その他 問題はない わからない 無回答 総 計 20歳代 30歳代 40歳代 50歳代 60歳以上 (N=786) (N=101) (N=129) (N=158) (N=176) (N=206) 人数 構成比 人数 構成比 人数 構成比 人数 構成比 人数 構成比 人数 構成比 528 342 358 80 413 221 12 8 14 32 67.2% 43.5% 45.5% 10.2% 52.5% 28.1% 1.5% 1.0% 1.8% 4.1% 76 40 29 15 52 31 2 2 4 3 75.2% 39.6% 28.7% 14.9% 51.5% 30.7% 2.0% 2.0% 4.0% 3.0% 93 63 55 12 72 40 0 0 1 3 72.1% 114 48.8% 80 42.6% 73 9.3% 15 55.8% 83 31.0% 36 0.0% 6 0.0% 1 0.8% 0 2.3% 3 72.2% 124 50.6% 79 46.2% 85 9.5% 14 52.5% 84 22.8% 53 3.8% 3 0.6% 1 0.0% 2 1.9% 6 70.5% 110 44.9% 73 48.3% 108 8.0% 21 47.7% 119 30.1% 57 1.7% 1 0.6% 3 1.1% 7 3.4% 16 53.4% 35.4% 52.4% 10.2% 57.8% 27.7% 0.5% 1.5% 3.4% 7.8% 全体では「子どもに虐待を加えたり、子育てを放棄したりする」が67.2%で最も高く、次いで 「インターネットなど有害な情報が氾濫している」の52.5%となっており、「いじめを見て見ぬふり をする」45.5%、「暴力や仲間はずれ、無視などのいじめをする」43.5%と続いている。 男女別でみても、男女とも「虐待・子育て放棄」が最も高いが、男性で「いじめを見て見ぬふり をする」が、女性では「いじめをする」が、それぞれ10P以上高くなっている。 年齢別では、20~50歳代で「虐待・子育て放棄」が高いが、60歳以上では「有害な情報が氾濫」 が高くなっている。 問10.子どもの人権を守るために、特に必要なことはどのようなことだと思われますか。 (○は3つまで) 1.子どもへの虐待を早期に発見し、児童相談所などに通報する 2.子どものための相談・支援体制を充実する 3.学校において、いじめ防止の取り組みを強化する 4.学校での人権や人を大切にする教育のあり方をもっと重視する 5.家庭内での人間関係を安定させ、あたたかい家庭をつくる 6.子どもの人権を守るための教育・啓発活動を推進する 7.子どもの個性を尊重するよう大人の意識を変える 8.子どもへの犯罪に対する取締りを強化する 9.地域の人々が他人の子どもに関心をもって接する 10.その他 11.特に必要なことはない 12.わからない 男女別 全体 0 ① 児童相談所など に通報 ② 相談・支援体制 いじめ防止の取 組強化 ③ ⑤ 教育のあり方重 視 あたたかい家庭 ⑥ 教育・啓発活動 ⑦ 大人の意識を変 える ⑧ 犯罪取締の強化 ⑨ 子どもに関心を 持つ ⑩ その他 ⑪ 必要はない ⑫ わからない ④ 20 40 60 35.8 20 0 80% ① 40 60 80% 31.3 児童相談所など に通報 39.2 23.3 23.2 23.8 ② 相談・支援体制 27.9 34.5 ③ いじめ防止の取 組強化 ④ 教育のあり方重 視 30.0 26.1 60.2 7.0 14.5 36.2 32.3 57.3 62.6 ⑤ あたたかい家庭 18.3 8.7 6.0 ⑥ 教育・啓発活動 35.8 2.3 ⑦ 1.0 14.6 14.3 大人の意識を変 える 17.6 18.7 ⑧ 犯罪取締の強化 1.7 ⑨ 35.6 35.9 子どもに関心を 持つ ⑩ その他 3.4 1.6 ⑪ 必要はない 0.9 1.1 ⑫ わからない 0.6 2.2 男性 女性 年齢別 選択項目 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ 児童相談所などに通報 相談・支援体制 いじめ防止の取組強化 教育のあり方重視 あたたかい家庭 教育・啓発活動 大人の意識を変える 犯罪取締の強化 子どもに関心を持つ その他 必要はない わからない 無回答 総 計 20歳代 30歳代 40歳代 50歳代 60歳以上 (N=786) (N=101) (N=129) (N=158) (N=176) (N=206) 人数 構成比 人数 構成比 人数 構成比 人数 構成比 人数 構成比 人数 構成比 281 183 219 271 473 55 114 144 281 18 8 13 26 35.8% 23.3% 27.9% 34.5% 60.2% 7.0% 14.5% 18.3% 35.8% 2.3% 1.0% 1.7% 3.3% 29 23 24 25 61 3 18 21 41 3 3 4 3 28.7% 22.8% 23.8% 24.8% 60.4% 3.0% 17.8% 20.8% 40.6% 3.0% 3.0% 4.0% 3.0% 45 35 33 47 70 12 19 41 40 4 0 1 3 34.9% 59 27.1% 49 25.6% 40 36.4% 50 54.3% 111 9.3% 11 14.7% 32 31.8% 20 31.0% 53 3.1% 4 0.0% 0 0.8% 1 2.3% 3 37.3% 65 31.0% 41 25.3% 46 31.6% 65 70.3% 105 7.0% 15 20.3% 22 12.7% 30 33.5% 66 2.5% 2 0.0% 1 0.6% 3 1.9% 5 36.9% 77 23.3% 34 26.1% 69 36.9% 76 59.7% 118 8.5% 13 12.5% 20 17.0% 29 37.5% 75 1.1% 5 0.6% 4 1.7% 3 2.8% 11 37.4% 16.5% 33.5% 36.9% 57.3% 6.3% 9.7% 14.1% 36.4% 2.4% 1.9% 1.5% 5.3% 全体では「あたたかい家庭をつくる」が 60.2%で最も高く、次いで「虐待を早期に発見し、児童相談 所などに通報する」、「他人の子どもに関心をもって接する」がともに 35.8%となっている。 男女別でみると、男女とも「あたたかい家庭をつくる」が最も高いが、男性では「教育のあり方を もっと重視する」、女性では「児童相談所などに通報する」が続いている。 年齢別でも、すべての年代で「あたたかい家庭をつくる」が最も高くなっている。
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