2016・17年度 内外経済見通し

2016年
1-3月期GDP
2次速報後
改 訂
2016・17年度 内外経済見通し
~増税再延期が不透明感を緩和も、海外減速が国内景気の重石に~
2016.6.8
Copyright Mizuho Research Institute Ltd. All Rights Reserved.
日本経済 ~ 海外経済の減速等から力強さに欠ける見込み。当面の回復は公需依存に
○ 2016年1~3月期(2次速報)は、1次速報から小幅に上方修正。もっとも、2015年10~12月期の
減少分と均せばほぼ横ばいとの姿は変わらず
○ 2016年度の景気は、海外経済の減速や円高などが回復の重石となり、力強さに欠ける見込み。
ただし、外部環境の悪さは国内景気の腰折れを招くほどではないこと、および公共投資の早期
執行や経済対策(2016年秋に策定予定)が支えとなることから、成長率は+0.6%と潜在成長率
(+0.2%~+0.3%と推計)を上回る伸びを維持
○ 2017年度は、前年の経済対策の進捗が本格化することに加えて、先進国を中心とした海外経
済の緩やかな持ち直しもあり、成長率は+1.0%に高まる見込み
○ 2016・17年度にかけて、GDP成長率に対する公的需要の寄与率(2015年度:約21%、16年度:
約67%、17年度:約44%)が大きく高まる見込み。民需や外需の回復の鈍さを公需で補う形に
○ 円高や原油価格下落の影響で、コアCPI前年比は2016年末頃までゼロ%近傍で推移。その後
は、エネルギー価格の前年比がプラスに転じ、予測期間後半にはコアインフレ率は1%程度に。
エネルギー価格の影響を除く基調的なインフレ率は、緩やかながらも改善へ
1
1.2016年1~3月期GDP(2次速報)概要 ~ 上方修正も、踊り場との見方は変わらず
◯ 1~3月期の実質成長率(2次速報)は前期比+0.5%(年率+1.9%)と、1次速報(年率+1.7%)から小幅に上方修正
‧ 主要な改定項目では、民間在庫投資と公共投資が下方修正される一方、設備投資と個人消費が上方修正
――― 1次速報に比べて、設備投資の底堅さが確認できたことはプラス材料。ただし、GDP全体としては、10~12月期
の減少分(年率▲1.8%)と均せばほぼ横ばいであるため、景気が依然踊り場にあったとの見方は変わらず
【 1~3月期実質GDP成長率(2次速報) 】
2015年
1~3
(前期比、%)
3
国内総生産
(前期比年率)
2
実質GDP
成長率
1
公的需要
(前年比)
国内需要
国内民間需要
0
民間最終消費支出
▲1
民間住宅
民間企業設備
▲2
民間在庫投資
外需
▲3
民間在庫品増加
家計
(消費+住宅)
公的需要
政府最終消費支出
▲4
民間設備投資
公的固定資本形成
財貨・サービスの純輸出
▲5
輸出
Q1
Q2
Q3
2014
Q4
Q1
Q2
Q3
2015
(資料) 内閣府「国民経済計算」より、みずほ総合研究所作成
Q4
Q1
(期)
2016 (年)
輸入
名目GDP
GDPデフレーター(前年比)
4~6
7~9
10~12
(前期比・%)
2016年
1次QE
1~3
1~3
1.3
▲ 0.4
0.4
▲ 0.4
0.5
0.4
5.2
▲ 1.7
1.7
▲ 1.8
1.9
1.7
▲ 1.0
0.7
1.8
0.7
1.2 ▲ 0.1
0.3 ▲ 0.5
(1.2) (▲0.1)
(0.3) (▲0.5)
1.6 ▲ 0.4
0.5 ▲ 0.6
(1.2) (▲0.3)
(0.4) (▲0.5)
0.2 ▲ 0.8
0.5 ▲ 0.8
2.1
2.2
1.7 ▲ 1.0
3.2 ▲ 1.2
0.8
1.3
(0.6)
(0.3) (▲0.1) (▲0.2)
▲ 0.2
0.8 ▲ 0.3 ▲ 0.1
(▲0.0)
(0.2) (▲0.1) (▲0.0)
0.3
0.4
0.2
0.7
▲ 2.3
2.8 ▲ 2.4 ▲ 3.6
(0.1) (▲0.4)
(0.1)
(0.1)
2.2 ▲ 4.8
2.6 ▲ 0.8
1.5 ▲ 2.5
1.7 ▲ 1.1
2.0 ▲ 0.2
0.8 ▲ 0.2
3.2
1.4
1.8
1.5
0.1
0.3
(0.3)
0.2
(0.2)
0.6
▲ 0.7
▲ 0.7
(▲0.1)
0.5
(0.1)
0.7
▲ 0.7
(0.2)
0.6
▲ 0.4
0.6
0.9
▲ 0.0
0.2
(0.2)
0.1
(0.1)
0.5
▲ 0.8
▲ 1.4
(▲0.0)
0.6
(0.2)
0.7
0.3
(0.2)
0.6
▲ 0.5
0.5
0.9
(注)()内は国内総生産への寄与度。
(資料) 内閣府「国民経済計算」より、みずほ総合研究所作成
2
2.日本経済見通し ~消費増税再延期を受けて、2016・17年度成長率を修正
◯ 消費増税の再延期を反映し、2016年度成長率を+0.6%(予定通り増税の場合+0.9%)、2017年度を+1.0% (予定通り
増税の場合+0.2%)に修正
‧ 2016年度は、駆け込み需要が生じなくなることで、成長率が0.3%Pt程度低下
‧ 2017年度は、駆け込み需要の反動と家計負担増がなくなることで、0.7~0.8%Pt分の下押し圧力が緩和
【 日本経済見通し(消費増税の再延期に伴う変化) 】
実績
増税延期反映後
増税延期反映前
年度
2014
2015
2016
2017
2016
2017
実質GDP
前期比、%
▲ 0.9
0.8
0.6
1.0
0.9
0.2
内需
前期比、%
▲ 1.5
0.7
0.6
0.9
1.0
0.1
前期比、%
▲ 1.9
0.7
0.2
0.7
0.8
▲ 0.3
個人消費
前期比、%
▲ 2.9
▲ 0.2
0.7
1.0
1.3
▲ 0.6
住宅投資
前期比、%
▲ 11.7
2.4
1.6
▲ 1.5
3.2
▲ 6.6
設備投資
前期比、%
0.1
2.0
1.2
1.8
1.5
0.6
在庫投資
前期比寄与度、%Pt
0.6
0.3
▲ 0.4
▲ 0.3
▲ 0.4
0.2
前期比、%
▲ 0.3
0.6
1.8
1.6
1.7
1.1
政府消費
前期比、%
0.1
1.5
1.6
1.7
1.6
1.4
公共投資
前期比、%
▲ 2.6
▲ 2.7
2.6
1.6
2.1
0.2
前期比寄与度、%Pt
0.6
0.1
0.0
0.0
▲ 0.1
0.1
輸出
前期比、%
7.9
0.4
1.1
2.8
1.0
2.7
輸入
前期比、%
3.4
▲ 0.1
0.9
2.5
1.6
2.1
民需
公需
外需
(注)網掛けは予測値。
(資料)内閣府「四半期別GDP速報」より、みずほ総合研究所作成
3
日本:増税延期で財政健全化は遠のくも、直ちに破綻懸念が高まる状況ではない
◯ 消費増税の再延期によりプライマリー・バランスは4兆円程度(GDP比1%弱)下振れ
◯ みずほ総合研究所の中期見通しに基づけば、公債等残高の増加は抑制可能。直ちに財政懸念が高まる状況ではない
――― ただし、金融緩和の継続によって、名目金利が名目成長率を下回ることが、試算の前提。こうした前提が崩れれ
ば、自己実現的に、金利上昇・公債等残高の悪化が生じる恐れも
【 増税先送りによる財政への影響試算 】
プライマリー・バランス
名目成長率と名目金利(10年債) 】
公債等残高
(対GDP比、%)
240
(対GDP比、%)
0
【 (参考)試算の前提となる
(%)
3
試算値
試算値
▲1
220
▲2
200
▲3
180
20年度:▲2.1%
(目標:黒字化)
▲4
▲5
2
1
増税延期による上振れは
当面限定的
2017年4月増税
160
▲2
▲3
2010 12
14
16
18
20
22
24
(年度)
名目GDP成長率
2017年4月増税
120
2019年10月増税
2019年10月増税
▲7
0
▲1
140
▲6
見通し
▲4
10年物国債金利
▲5
100
2010 12
14
16
18
20
22
24
(年度)
2005
08 10 12 14 16 18 20 22 24
(年度)
(注)公債等残高は、一般政府の「株式以外の証券(負債)」を使用。
(資料)内閣府「国民経済計算」、財務省資料などより、みずほ総合研究所作成
4
日本:海外経済の減速などから、当面は公需依存の成長に
◯ 2016年度の日本経済は、徐々に回復軌道に復するものの、海外経済の減速などから不透明感の強い状況が続く見込み
‧ 2016年度の成長率は+0.6%と、2015年度の+0.8%から低下する見込み。もっとも、公共投資の早期執行や経済対策
(2016年秋に予定)が支えとなるため、潜在成長率(+0.2%~+0.3%と推計)を上回る伸びは維持
◯ 2017年度は、前年の経済対策の進捗が本格化することに加えて、先進国を中心とした海外経済の回復もあり、成長率は
+1.0%に持ち直す見込み
【 日本経済見通し総括表 】
2014
2015
2016
2017
年度
2015
7~9
2016
10~12
1~3
4~6
2017
7~9
10~12
1~3
4~6
2018
7~9
10~12
1~3
前期比、%
▲ 0.9
0.8
0.6
1.0
0.4
▲ 0.4
0.5
0.1
0.2
0.2
0.2
0.3
0.2
0.3
0.3
前期比年率、%
--
--
--
--
1.7
▲ 1.8
1.9
0.4
0.9
0.8
0.6
1.3
0.8
1.0
1.3
前期比、%
▲ 1.5
0.7
0.6
0.9
0.3
▲ 0.5
0.3
0.2
0.3
0.2
0.2
0.3
0.1
0.2
0.3
前期比、%
▲ 1.9
0.7
0.2
0.7
0.5
▲ 0.6
0.2
0.1
0.1
0.2
0.1
0.1
0.2
0.2
0.3
個人消費
前期比、%
▲ 2.9
▲ 0.2
0.7
1.0
0.5
▲ 0.8
0.6
0.2
0.3
0.2
0.3
0.3
0.3
0.3
0.3
住宅投資
前期比、%
▲ 11.7
2.4
1.6
▲ 1.5
1.7
▲ 1.0
▲ 0.7
2.2
0.8
▲ 0.6
▲ 0.6
▲ 0.7
▲ 0.4
0.2
▲ 0.0
設備投資
前期比、%
0.1
2.0
1.2
1.8
0.8
1.3
▲ 0.7
0.1
0.5
0.5
0.4
0.4
0.5
0.5
0.4
在庫投資
前期比寄与度、%Pt
0.6
0.3
▲ 0.4
▲ 0.3
▲ 0.1
▲ 0.2
▲ 0.1
▲ 0.1
▲ 0.2
0.0
▲ 0.1
▲ 0.1
▲ 0.1
▲ 0.0
0.0
前期比、%
▲ 0.3
0.6
1.8
1.6
▲ 0.3
▲ 0.1
0.5
0.5
0.7
0.4
0.4
0.8
0.1
0.1
0.4
政府消費
前期比、%
0.1
1.5
1.6
1.7
0.2
0.7
0.7
0.2
0.3
0.3
0.2
0.5
0.5
0.5
0.4
公共投資
前期比、%
▲ 2.6
▲ 2.7
2.6
1.6
▲ 2.4
▲ 3.6
▲ 0.7
2.1
2.6
1.1
1.2
1.9
▲ 1.5
▲ 1.6
0.2
前期比寄与度、%Pt
0.6
0.1
0.0
0.0
0.1
0.1
0.2
▲ 0.1
▲ 0.0
▲ 0.0
▲ 0.0
0.0
0.1
0.0
0.0
輸出
前期比、%
7.9
0.4
1.1
2.8
2.6
▲ 0.8
0.6
▲ 0.4
0.5
0.4
0.5
0.7
0.9
0.9
0.9
輸入
実質GDP
内需
民需
公需
外需
前期比、%
3.4
▲ 0.1
0.9
2.5
1.7
▲ 1.1
▲ 0.4
0.3
0.7
0.7
0.6
0.6
0.6
0.7
0.7
名目GDP
前期比、%
1.5
2.2
1.1
2.0
0.8
▲ 0.2
0.6
▲ 0.4
1.0
0.3
0.0
0.2
1.4
0.7
▲ 0.2
GDPデフレーター
前年比、%
2.4
1.4
0.4
1.0
1.8
1.5
0.9
0.3
0.6
0.5
0.3
0.6
1.1
1.4
1.0
前年比、%
2.1
▲ 0.2
▲ 0.1
0.9
▲ 0.1
▲ 0.2
▲ 0.5
▲ 0.5
▲ 0.5
0.0
0.5
0.9
1.0
0.9
0.8
内需デフレーター
(注)網掛けは予測値。
(資料)内閣府「四半期別GDP速報」より、みずほ総合研究所作成
5
日本:コアインフレ率は2016年後半にかけてゼロ%近傍で推移
【 日本経済見通し総括表(主要経済指標) 】
2014
2015
2016
2017
年度
2015
7~9
2016
10~12
1~3
4~6
2018
2017
7~9
10~12
1~3
4~6
7~9
10~12
1~3
鉱工業生産
前期比、%
▲ 0.5
▲ 1.0
0.6
2.6
▲ 1.0
0.1
▲ 1.0
0.2
1.0
0.9
0.6
0.6
0.5
0.5
0.7
経常利益
前年比、%
5.1
3.5
▲ 4.9
5.9
8.5
▲ 3.1
▲ 9.6
▲ 6.2
▲ 2.4
▲ 4.7
▲ 5.7
▲ 0.0
4.2
7.6
13.0
名目雇用者報酬
前年比、%
1.9
1.7
1.8
2.0
1.7
1.9
2.5
1.9
1.8
1.9
1.7
1.8
1.9
2.1
2.0
%
3.5
3.3
3.2
3.1
3.4
3.3
3.2
3.2
3.2
3.2
3.1
3.1
3.1
3.0
3.0
新設住宅着工戸数
年率換算、万戸
88.0
92.1
92.5
90.7
91.7
86.8
94.7
95.3
93.4
91.4
89.6
90.1
90.6
91.3
90.7
経常収支
年率換算、兆円
8.7
18.0
17.8
19.5
15.9
19.2
19.8
18.6
17.8
17.4
15.5
16.8
20.0
20.6
17.7
国内企業物価
前年比、%
2.7
▲ 3.2
▲ 2.0
1.3
▲ 3.7
▲ 3.7
▲ 3.4
▲ 3.9
▲ 2.9
▲ 1.5
0.4
0.8
1.0
1.7
1.6
消費者物価(除く生鮮食品)
前年比、%
2.8
▲ 0.0
0.1
1.1
▲ 0.1
0.0
▲ 0.1
▲ 0.4
▲ 0.2
0.2
0.9
1.2
1.2
1.0
0.8
消費者物価(同上、除く消費税) 前年比、%
0.8
▲ 0.0
0.1
1.1
▲ 0.1
0.0
▲ 0.1
▲ 0.4
▲ 0.2
0.2
0.9
1.2
1.2
1.0
0.8
消費者物価(除く食料(酒類除く)
前年比、%
及びエネルギー、除く消費税)
0.6
0.7
0.3
0.7
0.8
0.8
0.7
0.5
0.2
0.2
0.4
0.7
0.8
0.8
0.6
完全失業率
無担保コール翌日物金利
%
0.02 ▲ 0.00 ▲ 0.05 ▲ 0.05
0.01
0.04 ▲ 0.00 ▲ 0.05 ▲ 0.05 ▲ 0.05 ▲ 0.05 ▲ 0.05 ▲ 0.05 ▲ 0.05 ▲ 0.05
新発10年国債利回り
%
0.48
0.39
0.31
日経平均株価
円
対ドル為替相場
WTI原油先物最期近物
0.30 ▲ 0.10 ▲ 0.09
16,273 18,841 16,500 17,800
19,412 19,053
0.06 ▲ 0.10 ▲ 0.10 ▲ 0.10 ▲ 0.10 ▲ 0.10 ▲ 0.10 ▲ 0.10 ▲ 0.05
16,849 16,600 16,200 16,500
16,800 17,200 17,500 18,000
18,500
円/ドル
110
120
107
111
122
121
115
109
105
106
108
109
110
112
113
ドル/バレル
81
45
47
47
47
42
34
46
48
48
45
45
47
48
49
(注)1.網掛けは予測値。実数データより変化率を計算しているため、公表値と一致しないことがある。
2.経常利益は法人企業統計の全規模・全産業ベース(金融・保険、電気業を除く)。
3.完全失業率、新設住宅着工戸数、経常収支の四半期は季節調整値。
4.金融関連の指標について、無担保コール翌日物金利は期末値、新発10年国債利回りは月末値の期中平均値、その他は期中平均値。
(資料)内閣府「四半期別GDP速報」、経済産業省「鉱工業指数」、財務省「法人企業統計季報」、総務省「労働力調査」、「消費者物価指数」、国土交通省「建築着工統計調査報告」、
日本銀行「国際収支」、「企業物価指数」、「金融経済統計月報」、「外国為替相場」、日本相互証券㈱「主要レート推移」、日本経済新聞、Bloombergより、みずほ総合研究所作成
6
3.世界経済は先進国中心に持ち直しの見通しだが、下振れリスクは残存
◯ 予測対象地域計の成長率は、2017年に向けて持ち直しを見込むが、新興国を中心に下振れ懸念も
‧ 2016年は、1~3月期の成長率の改定などを受けて米国、ユーロ圏、インド、豪州、ブラジルを5月見通しから上方修正
‧ 2017年は、日本、インドとブラジルを上方修正。なお、日本の修正については消費増税時期の変更に伴うもの
【 世界経済見通し総括表 】
(前年比、%)
暦年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
(実績)
(実績)
(実績)
(予測)
(予測)
(前年比、%)
2016年
2017年
(5月予測)
(%ポイント)
2016年
2017年
(5月予測からの修正幅)
3.3
3.5
3.2
3.3
3.7
3.2
3.7
0.1
日米ユーロ圏
0.8
1.5
1.9
1.5
1.8
1.4
1.7
0.1
米国
1.5
2.4
2.4
1.8
2.3
1.6
2.3
0.2
-
▲ 0.3
0.9
1.7
1.5
1.4
1.4
1.4
0.1
-
1.4
▲ 0.0
0.5
0.5
0.9
0.5
0.6
-
6.4
6.3
6.1
6.0
6.0
6.0
6.0
-
-
中国
7.7
7.3
6.9
6.6
6.5
6.6
6.5
-
-
NIEs
2.9
3.4
1.9
1.8
2.2
1.8
2.2
-
-
ASEAN5
5.0
4.6
4.8
4.6
4.5
4.6
4.5
-
-
インド
6.3
7.0
7.2
7.7
7.7
7.5
7.5
0.2
オーストラリア
2.0
2.7
2.5
2.7
2.5
2.6
2.5
0.1
ブラジル
3.0
0.1
▲ 3.8
▲ 3.4
0.8
▲ 3.5
0.6
0.1
ロシア
1.3
0.7
▲ 3.7
▲ 1.2
1.0
▲ 1.2
1.0
日本(年度)
2.0
▲ 0.9
0.8
0.6
1.0
0.9
0.2
原油価格(WTI,$/bbl)
98
93
49
44
46
44
46
予測対象地域計
ユーロ圏
日本
アジア
-
▲ 0.3
-
-
0.1
0.3
0.2
-
0.2
-
0.8
-
(注)予測対象地域計はIMFによる2013年GDPシェア(PPP)により計算。日本は消費増税の時期を2017年4月から2019年10月に変更。
(資料)IMF、各国統計より、みずほ総合研究所作成
7
(ご参考)主要国の政治日程
20 16 年
米国
2 01 7年
11月 大統領選挙
201 8年
2月 イエレンFRB議長任期満了
11月 中間選挙
6月 英国EU離脱の是非を問う国民投票
3月 オランダ議会選挙
上期 イタリア総選挙
4月~5月 フランス大統領選挙
欧州
6月 フランス議会選挙
9月 ドイツ議会選挙
7月 参議院選挙
4月 黒田日銀総裁任期満了
日本
9月 自民党総裁選
12月頃 衆議院議員任期満了
9月頃 オーストラリア上院下院選挙
秋 中国6中全会
アジア
年内 ベトナム共産党大会
年内 インド上院選挙
年内 香港行政長官選挙
12月頃 韓国大統領選挙
秋 第19期中国共産党大会
5月 マレーシア議会選挙
秋 中国3中全会
年内 インド上院選挙
年内 カンボジア議会選挙
年内 香港議会選挙
5月 G7首脳会議(日本)
その他
8月 ブラジルオリンピック開催
3月 ロシア大統領選挙
10月 ブラジル大統領選挙
9月 G20首脳会議(中国)
9月 ロシア下院選挙
(資料) みずほ総合研究所作成
8
【経済予測チーム】
武内浩二
小林公司
・米国/欧州経済
小野 亮
風間春香
吉田健一郎
松本 惇
・アジア経済
大和香織
玉井芳野
・日本経済
徳田秀信
有田賢太郎
小西祐輔
宮嶋貴之
松浦大将
川口 亮
(全体総括)
(新興国)
03-3591-1244
03-3591-1379
[email protected]
[email protected]
(総括)
(米国)
(欧州)
(欧州)
03-3591-1219
03-3591-1418
03-3591-1265
03-3591-1199
[email protected]
[email protected]
[email protected]
[email protected]
(総括)
(中国)
03-3591-1368
03-3591-1367
[email protected]
[email protected]
(総括)
(雇用・物価)
(企業)
(個人消費)
(外需)
(政府・住宅)
03-3591-1298
03-3591-1419
03-3591-1294
03-3591-1434
03-3591-1435
03-3591-1243
[email protected]
[email protected]
[email protected]
[email protected]
[email protected]
[email protected]
03-3591-1197
[email protected]
03-3591-1249
03-3591-1420
03-3591-1242
[email protected]
[email protected]
[email protected]
・新興国経済/原油価格
井上 淳
・金融市場
野口雄裕
(総括)
大塚理恵子 (内外株式)
坂中弥生
(海外金利)
本資料は情報提供のみを目的として作成されたものであり、取引の勧誘を目的としたものではありません。本資料は、弊社が
信頼に足り且つ正確であると判断した情報に基づき作成されておりますが、弊社はその正確性・確実性を保証するものではあ
りません。本資料のご利用に際しては、ご自身の判断にてなされますようお願い申し上げます。
9