かむことの大切さ 近頃は、レトルト食品やスナック菓子など濃い味付けで調味された加工食品が多くあります。よ く噛まなくても口の中に味が広がり、慣れてしまうと噛まない習慣が身につき野菜などいろいろな ものが食べづらくなってしまいます。噛む事の大切さを知り、おいしい食事をとりましょう! ①食べもののおいしさを感じます 歯ごたえや味わいなど、素材そのものの持ち味がわかります。 ②消化を助けます よく噛むことにより唾液が出て、食べものの消化を助けます。 ③唾液に含まれるホルモンが頭の働きをよくします 唾液がホルモンになり脳に働きかけ、皮膚や歯、胃腸や血管などの細胞を増やします。 ④歯やあごの骨を育てます 軟らかいものばかり食べていると、あごの発達が悪くなり歯肉炎や歯並びが悪くなる 原因になります。 ⑤言葉の発音がはっきりするようになります よく噛むことで舌や顎の動きがよくなり、口回りの筋力がバランスよくつきます。 旬 の 食 材 きゅうり みずみずしい歯ざわり で 食欲を増進させます。体を 冷やす効果があり、夏にぴ ったりの野菜です。 とうがん 爽やかな味わいが特徴で す。むくみをとり熱を下 げる効果があります。味 が淡泊なので旨みのある 食材と組み合わせて。 とうもろこし ヒゲが濃く縮れ実が詰ま って粒が揃っているもの、 鮮やかな緑色の皮付きを 選ぶのがコツです。 ☆離乳食の進め方☆ 赤ちゃんが生後5、6ヶ月頃になってくると、離乳食の準備に取りかかるお母さんも多いと思います。 しかし離乳食は普段大人が食べる食事と異なるため、どうすればいいかのイメージがつかず戸惑っている人も 多いのではないのでしょうか。そこで今回は離乳食の進め方やコツをご紹介します。 ①初期(5~6 ヶ月頃)…おかゆ(水と米の割合が 10:1 の 10 倍粥)をあげるところからスタートし、慣れてきた ら野菜のペーストを一種類ずつ増やしていきましょう。 ②中期(7~8 ヶ月頃)…野菜に加え脂身の少ないササミや白身魚、果物も取り入れましょう。 素材の味を生かし、いろいろな食材をバランスよく食べさせてあげましょう。 軟らかい食べ物を舌と上あごで潰してから飲み込めるようになるのが中期の大きな特 徴です。回数は 1 日 2 回に増やしましょう。それに加えて母乳やミルクもほしがるだけ あげましょう。 ③後期(9~11 ヶ月頃)…この時期になると大人の献立から取り分けることも可能になります。取り分ける際に は塩分や食材の固さ(歯茎でつぶせる固さ)に注意しましょう。食べる意欲も出て、手づ かみ食べができるようになってくるのでスティック状に切るなど持ちやすい形状にして みましょう。1 日 3 回食となり食事のリズムが完成する時期でもあります。 ④完了期(1 歳~1 歳半)…大人の食事に近づいてきたといっても味付けはまだまだ薄あじにしましょう。濃い 味付けや揚げ物、香辛料は腎臓に負担になります。食具を持って食べられるようにな り口の中で左右に動かしながら歯茎で噛んだり、すりつぶして食べられるようになり ます。千切やみじん切り、乱切りなど野菜の切り方に変化をつけて様々な食体験をさ せてあげましょう。 ※個人差があります。焦らずゆっくり進めてみてください。 子育てメッセージ ~全国私立保育園連盟~ 自分にやさしかったら 自分以外の人にも やさしくできる 自分にやさしい育児実施中。 ミルクもベビーフードも、罪悪感なんてまったくなし。お酒も飲んでストレス発散。家事も手抜き上手。 「悩んでしょんぼりママより、いい加減でもニコニコ笑顔のママのほうが、赤ちゃんは大好きなはず」 と思い込み、私は自分にやさしく、子どもにもやさしく、今日も生きています。 ☆先輩ママより
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