第6号 答弁者 1 菅 野 ( 新風 定 議員 ) 市長 住民をより安全に守るための防災対策について ⑴ 市内全戸にハザードマップが配布されたが、その周知徹底と防災マニュアルを 活用した訓練をどうしていくのか。また、自主防災組織がない地区もあり、今後 の組織結成を進める必要があると思うが、見通しはどうか。 ⑵ 市指定の避難所施設の中には、新しく住民が増えたことで施設が狭くなり、駐 車場が不足するなど困っている地区もあるようだ。また、災害の種類により、1 次避難場所と2次避難場所が異なる地区がある。地区住民の方々がそれらを理解 し、迷わずに行動できるように対応を望むがどうか。 ⑶ 災害は日中に起こるとは限らない。夜間の避難訓練を行う考えはどうか。また、 指定避難場所までの避難経路の明りの確保や危険箇所などの点検及び検証はどう か。 ⑷ 熊本地震で被害を受けた地域に対して、3人の職員が支援のため派遣されたが、 職員はどのような人的支援をしてきたのか。また、今後は、被災地に必要な支援 をどのような考えの基に行っていくのか。 ⑸ 震災を経験した方からの意見で、市内の避難場所には災害発生時には必ず使用 するであろう「かまど」や簡易トイレの準備が必要だという声がある。そのよう な備えを各地区の公民館などにも整備してはどうか。 2 川上から川下までの林業振興について ⑴ 森林整備の一つに、自伐型林業がある。その自伐型林業の取り組み状況はどう なっているのか。また、今後の見通しはどうか。 - 1 - ⑵ 当市は住宅再建の事業により、住宅建設着工数が多いものの、今後の林業振興 を考えると今以上に地元木材の活用が望まれる。住宅用木材の他に、チップ・ペ レットボイラーの普及やバイオマスによる熱源の活用を後押しする施策を考え てはどうか。 ⑶ 地元木材の需要を促すためには、木造建築物を数多く建てることが大切だと考 える。今後、高田保育所のように木造化できる公共施設を増やし、市が補助する 建築物に対しても、木造化の奨励に力を入れて欲しいがどうか。 ⑷ 当市には地元木材を活用する補助事業に県産材補助と地域材補助の2つがある が、取扱件数が少ないと聞く。建て主のためにも、地元林業振興のためにも、今 まで以上にその補助事業の周知に力を入れ、申請手続きの簡略化を図り、奨励し てはどうか。 3 気仙大工の伝統継承について ⑴ 現在、次世代を担う気仙大工職人が不足している。今、職業訓練校に生徒が週 1日で学んでいるが、これでは授業時間が足りない。気仙大工を増やすためにも 職業訓練校に生徒が通いやすく、良い環境の下で学べるようにできないか。また、 今後の気仙大工職人を増やす取り組みと見通しはどうか。 ⑵ 職業訓練校の生徒に対して、新たな奨学金制度により、気仙大工職人を育成す ることに力を入れてはどうか。 - 2 -
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