平成２６年度第６回聴覚センター指定管理者運営委員会協議の概要１日時：平成２７年３月２２日（日）開会：１３時３０分閉会：１５時１６分２場所：岡山県聴覚障害者センター研修室３出席委員：岡山県聴覚障害者福祉協会中西厚美、羽原裕子、東久示岡山県難聴者協会川場充、森俊己４会議に出席した者岡山県聴覚障害者センター所長芦田和正５情報保障：岡山県聴覚障害者センター職員 2 名、岡山県要約筆記団体連絡会 2 名６報告事項（１）平成２７年１月・２月の月例報告（委員）：利用者数だけでなく、部屋の稼働率を上げる努力が必要。（２）平成２７年２月までの各種事業の実施状況と計画（委員）：コミュニケーション機器について、館外貸し出しが出来ない機器がある。制限を緩和してはどうか。（所長）：高額な機器や移動することによって、破損の可能性や紛失の恐れがある機器については、館外貸し出しを制限している。（委員）：貸出禁止の制限があるのは当然のこと。必要なら、サン基金や小山基金などへ助成申請をして団体で整備すべきである。（中西）：宝くじの申請もある。（委員）：団体直接ではなく、地域の団体から貸出の要望がある。（委員）：聴覚障害者福祉協会では、内部で貸出規程を設け、貸出を行っている。それで対応可能だ。（委員）：機器に保険をかけて、破損や紛失に対応する方法もある。条件を少し緩和して、貸出の範囲を広げてはどうか。（所長）：センターの保険は施設損害賠償責任保険で、センター内の事故でけがなどへ対応する保険と手話通訳者が活動中に起きた事故に対応する保険の２種類だ。設備に保険がかけられるかどうかは不明。研究して見る。（３）平成２７年度予算（委員）：「災害救援専門ボランティア研修事業費」は議論が出尽くした感じがする。事業を縮小して、予算額を他へ廻してはどうか。（所長）：災害救援専門ボランティア制度が導入されて以降、東日本大震災があり、昨年は、広島市で、大規模土砂災害が起きた。また、東海、東南海、南海地震の切迫性が指摘されており、今後、３０年間に発生する確率は、６０～７０％と言われている。災害救援専門救援ボランティアの必要性は今後ますます高まってくる。縮小は考えてない。また、この事業は県単独事業であり、国庫補助事業との予算の組み替えは困難である。（４）平成２６年度センター運営会議の概要（委員）：県北の利用者が少ないという議論があったようだが。（所長）：センターは県立の施設であり、波及効果は県内くまなく浸透することが大切だと考えている。手話講座は、今年度、津山市で開催したし、要約の講座も県内各地から受講者がある。又、自立支援拠点活動支援事業は県内各地で開催されている。今後とも出来るだけ効果が波及するよう努めたい。（委員）：県北には、要約筆記者の派遣事業を実施してない市町村がある。センターも働きかけるべきでは。（所長）：センターは行政機関ではない。一義的には当事者団体が該当の市町村へ申し入れを行うべき。県も毎年実施状況の調査をしている。結果も公表しており、該当の市町村は理解している。県からの働きかけもある。（５）平成２６年度緊急雇用創出事業（地域人づくり事業）の拡充計画（６）平成２７年度手話通訳者養成事業（７）平成２７年度要約筆記者養成事業（８）各種規程の整備（委員）：実態に合わない規程があれば、今後も改正する予定があるのか。（所長）：改正なり制定が必要な規程は概ね整備した。今後改正が必要な規程は「就業規則」である。６０歳定年の規定があり、ハローワークから指導がある。７協議事項（１）平成２７年度運営委員会、事業委員の推薦（２）平成２７年度意思疎通支援派遣事業実施計画（委員）：予算配分額の聴覚障害者センターの１０万円は何に使うのか。（所長）:派遣要綱に規定される専門性の高い分野で市町村派遣事業の対応が困難であると認められるものなどを想定している。例えば、裁判の事例など。（委員）：４月初旬に青鳥理容文化会の総会があるが、この事業の対象になるか。（所長）：差し支えない。（３）平成２７年度自立支援拠点活動支援事業の実施計画（４）センター設立１０周年記念事業実行委員会委員の推薦（委員）：５周年記念の実行委員会の開催曜日はいつだった。特定の曜日に固定するなら人選も影響する。（所長）：不明。各団体の出席しやすい日にちに設定する。（委員）：５周年記念の時、各団体がいくら負担金を出したか。１０周年でも必要なら早めに教えてほしい。（所長）：５周年では、各団体から１万円負担してもらった。今回については、全体の事業費もまだ積算できてない。県にもお願いしてみようと思っている。（委員）：県は無理と思う。開所式も出してくれなかった。８その他（１）次回運営委員会等日程日時：平成２７年５月３１日（日）１３:３０～場所：聴覚センター研修室