保健だより6月号

もうすぐ体育でプールの授業が始まりますね。
いんとうけつまくねつ
この時季に注意してほしい感染症として、「咽頭結膜熱」があります。
広島市立船越中学校
保健室
平成28年6月10日
6月3日(金)の歯科検診をもって、前期の健康診断が終了しました。学校での健診は簡単な
検査なので、お知らせに「異常の疑いがある」と書かれていた人は、病院で詳しく検査してもら
いましょう。また、結果を学校へ報告してください。
咽頭結膜熱とはどのような感染症?
アデノウイルスの感染により、発熱(38~39 度)、のどの痛み、結膜炎(目の充血・かゆみ・
流涙)といった症状を来す、子どもに多い病気。
プールでの接触やタオルの共用により感染することもあるので、別名、プール熱と呼ばれる。
通常、6月頃から徐々に流行しはじめ、7~8月にピークとなる。
咽頭結膜熱にかからないためにはどうすればいい?
← 永久歯
予防の基本は、流水とせっけんによる『手洗い』、
『うがい』をしっかりすること。
タオル、ハンカチは人に貸さない、借りないこと。
衛生を保つため、プールからあがったときは、シャワーを浴び、うがいをすること。
← 乳歯
咽頭結膜熱にかかったらどうすればいいのですか。
← 永久歯
咽頭結膜熱は出席停止となる学校感染症です。結膜炎の症状があったり、吐き気、頭痛の強いと
き、せきが激しいときは早めに医療機関に相談してください。
(どこに何本の虫歯があったか計算した結果)
10
上
10
1
5
3
3
4
6
1
右
2
2
1
1
1
9
14
上
左
下
下
13
9
1
1
1
1
16
16
このマップから、やはり奥歯は虫歯になりやすいことが分かりますね。また、上の前歯に意
外と虫歯が多いことも分かります。左側に虫歯が多いのは、左利きの人が多いということでしょ
うか?(一般的に、右利きの人は右側に、左利きの人は左側に虫歯が多いといわれます。)
奥歯の溝は、毛先をしっかりと当てて小刻みに動かしまし
ょう。裏側をみがくときは、歯ブラシを斜めに 45°位傾
けると奥まで届いて磨き残しが減ります。
治療済みも含めて虫歯が1本もない人
は、学年が進むにつれて減っていきます。
中には、1人で8、9本も虫歯がある人も
います。なぜでしょうか?
中学生になると、家族から「歯みがきし
なさい」と言われることも減ってきますね。
それは、自分で自分の健康を管理しなさい
ということです。虫歯があった人はもちろ
ん、なかった人も、この機会に歯の健康を
考えてみてはどうでしょうか。
前歯の裏側は、歯ブラシを
縦に当てて、汚れをかき出す
ように磨きましょう。
6月に入り、最低気温が20℃を越える日が増えてきました。熱中症のシーズンはこれからが
本番。今年の夏は例年より暑いと予想されており、早めの対策が必要です。ところで、熱中症の
予防には小まめな水分・塩分補給が大切、ということは皆さん知っていると思いますが、腸内環
境を整えないといけない、ということも知っていましたか?
「水分は全て腸で吸収されるので、腸内環境が整っていないと、
予防の効果は上がりません。腸内環境を整えるには、腸内細菌
の一種である善玉菌を元気にすることが大切です。そこで欠か
せないのが、食物繊維と乳酸菌。食物繊維は善玉菌のいわばエ
サで、善玉菌を増やしてくれます。乳酸菌は善玉菌に刺激を与
えて劣化を防いでくれます。手軽に食物繊維や乳酸菌が取れる
食品もあるので、試してみてはどうでしょう。」