〔基礎教育科目〕保育学科 2年生 担 当 教 員 ページ 宗教学 寺尾 寿芳 22 キリスト教倫理学Ⅱ 竹田 信恵 22 松谷 和俊 23 文学 ネットワーク共通科目 (成績評価担当教員) 21 23 2 年 基 礎 教 育 授 業 科 目 授業科目 宗教学 Introduction to Religions 担当教員 授業方法 寺尾 寿芳 講義 単 位 2単位 【授業の概要】 授業科目 キリスト教倫理学Ⅱ Christian EthicsⅡ 担当教員 授業方法 竹田 信恵 演習 単 位 1単位 【授業の概要】 人類が継承してきた文化および文明と宗教は不可分の関係に ある。したがって、現代の社会文化を理解するには、世界の諸 宗教に関する理解が欠かせない。また、キリスト教特有の価値 を正しく知るためにも、宗教そのものの幅広い理解が必要であ る。この科目では、宗教理解への入門として著名な諸宗教を取 り上げるとともに、そこに現れる宗教現象の分析を通じて、人 間存在が秘める宗教的本質ついて考察する。 聖書朗読、グループディスカッションを通して本学の建学の 精神の根底に流れるキリスト教のメッセージを理解し、現代社 会の中で具体的に実践する素養を身につける。 【到達目標】 ①聖書などの教材を用いてキリストのメッセージを理解するこ とができる。 ②建学の精神を自分の生活の中で実践する方法について考察す ることができる。 【到達目標】 ①グローバル化が進む現代において不可欠とされる宗教学的教 養を修得する。とくにキリスト教関係の諸科目との関連を念 頭に、キリスト教とともに、歴史的にも空間的にも重要な位 置を占める諸宗教を学ぶことで、多元的なキリスト教理解に つなげる。 ②破壊的カルト教団に関する知識を予防的に獲得する。 【授業時間外学習に関わる情報】 授業中に示される次週の課題をこなして授業に出席するこ と。 【成績評価の方法】 授業への取組状況(50%)、最終レポート(50%)で総合評 価する。 【授業時間外学習に関わる情報】 1)必要に応じて、高校の世界史・日本史・倫理の教科書にお ける宗教関係の項目を再読しておくこと。 2)テレビなどで放映される宗教・歴史・文化関係の教養番組 を積極的に視聴すること。 3)住まいの近くや通学途上に、どのような宗教施設(寺院・ 神社・教会など)が存在しているかを認識しておくこと(た だし訪問を希望する場合は、必ず担当教員に事前に相談す ること)。 【教科書・参考図書】 聖書(続編つき)新共同訳(日本聖書協会) その他、必要に応じてテキストを紹介・プリントを配付する。 【履修する上での留意事項】 柔軟な心で色々な視点から物事を見つめるように努めること。 積極的にディスカッションやグループ活動に参加すること。 【成績評価の方法】 【担当者紹介・最近の研究テーマ等】 授業への取組状況(30%)、試験(70%) 聖書の「子ども観」について 【教科書・参考図書】 【授業計画】 教科書は使用しない。参考図書は講義において適宜指示する。 必要に応じてプリントを配付する。また、D V Dなどの視聴覚教 材も必要に応じて使用する。 1)オリエンテーション 2)キリスト教と世界 3)キリスト教と人間 4)キリスト教といのち 5)キリスト教と家族 6)イエスのメッセージ①イエスは父なる神を紹介する 7)イエスのメッセージ②神に義とされるのは誰か 8)イエスのメッセージ③愛とゆるし 9)イエスのメッセージ④葡萄園の労働者 10)カタリナプロジェクト①企画 11)カタリナプロジェクト②提案 12)カタリナプロジェクト③実践 13)カタリナプロジェクト④報告 14)カタリナプロジェクト⑤ふり返り 15)まとめ 【履修する上での留意事項】 プリントの保管。積極的なノート作成。 【担当者紹介・最近の研究テーマ等】 神学・宗教学・人間学の研究。ことに近年は「復活」や「記 憶」に関心がある。 【授業計画】 1)はじめに 2)神道 3)仏教(1)――概要 4)仏教(2)――親鸞と道元 5)仏教(3)――空海と日蓮 6)道教 7)ヒンドゥー(1)――現代に生きるヒンドゥー教 8)ヒンドゥー(2)――基礎的な教え 9)ユダヤ教(1)――ユダヤ教とユダヤ人 10)ユダヤ教(2)――苦難の歴史とディアスポラ 11)イスラーム(1)――歴史 12)イスラーム(2)――特徴 13)ゾロアスター教 14)古代ギリシアの宗教 15)まとめ 22 授業科目 文学 Literature 担当教員 授業方法 松谷 和俊 講義 授業科目 単 位 ネットワーク共通科目 Network Special Lecture 担当教員 (成績評価担当教員) 授業方法 講義 単 位 2単位 【授業の概要】 2単位 【授業の概要】 主として児童文学を中心とする講義を行う。保育者となる上 で必要と思われる、絵本やその他読み物等についての知識を身 につける。また、本学の所在地である松山市と関わりのある文 学作品等に触れることで、文学を身近なものとして捉え、文学 に興味・関心を持つことができるようになる。 「共生」を統一テーマに、愛媛県内11大学が共同で授業を開 講する。各大学の教員の専門領域を活かして共同で授業を行い、 他大学の学生とともに愛媛大学で受講する。平成28年度に「障 害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(通称:障害 者差別解消法)が施行されるのを機に、人と自然との「共生」、 さらには人と人との「共生」をテーマにした、環境、福祉、障 害者に関わる授業を行い、基礎的な知識から最近のトピックま で、愛媛に視点をおいた多様な内容を取り上げ、具体的に学ん でいく。 テーマ:「共生」について考える ~愛媛から見た生活のあり方~ キーワード:共生、社会、生活、福祉、障害者 担当教員:古賀理和、米持英俊、小松 洋、秋山伸二、杉本詠二、 豊田ゆかり、野方 円、近藤益代、中村年男、 立入 哉、花熊 暁(担当順) 【到達目標】 ①児童文学について、その概要を具体的に説明する。 ②児童文学のジャンルと代表的な作品、作者、内容について、 知識を身につける。 ③児童文学の知識を保育現場で活かせるような指導の在り方を 具体的に述べることができる。 ④松山市に関係のある文学に触れ、文学に興味・関心を持つこ とができる。 【授業時間外学習に関わる情報】 【到達目標】 確認の小テストなどの課題が提示されるので、よく準備して 授業に臨むこと。 ①人と自然との「共生」について考えることができる。 ②人と人との「共生」について考えることができる。 ③障害者の現状と支援方法について説明できる。 【成績評価の方法】 小テスト(20%)、毎回のコメントシート(30%)、レポート (50%)を基に、総合的に評価する。 【授業時間外学習に関わる情報】 予習・復習が必要である。 事前に配付される「手引き」に従って予習を行う。また、授 業で課されるレポートを期限内に提出する。 【教科書・参考図書】 必要に応じて、適宜、プリントを配付する。 【履修する上での留意事項】 【成績評価の方法】 その日の授業の感想等をコメントシートに記入の上、授業終 了後に提出する。 授業中のテスト又は授業後のレポートにより評価される。 1コマの授業で評価を行う場合のテスト(又はレポート)は 100点満点、同一教員が連続して2コマの授業で評価を行う場 合のテスト(又はレポート)は200点満点とする。計15コマの 点数を合計(1500点満点)し、その結果を100点満点に換算し て成績評価とする。 【担当者紹介・最近の研究テーマ等】 幼児教育学 【授業計画】 【教科書・参考図書】 1)本講のねらいと概要 2)公共図書館の使い方と資料検索方法について 3)松山市と文学 4)俳句の世界 5)児童文学とは何か 6)日本の絵本の概要と解説 7)外国の絵本の概要と解説 8)知っておきたい日本の昔話~桃太郎、一寸法師など 9)グリム童話・イソップ童話・アンデルセン童話の世界 10)ファンタジーの世界~空想と魔法、架空の世界 11)リアリズムの世界~日常・家族・学校・友情・人生 12)ノンフィクションの世界~子どものための知識の本 13)子どもと幼年文学 14)子どもと幼児雑誌 15)ブックトーク、ストーリーテリング等の技法について 事前に「手引き」が配付(7月下旬予定)されるので、各大 学にて必ず事前に受領すること。授業中にも、適宜資料等が配 付される。 【履修する上での留意事項】 開催時期:平成28年8月29日(月)~9月1日(木) 平成28年9月2日(金)は予備日とする。 開催場所:愛媛大学 ※受講のルール等、詳細は事前に配付される「手引き」参照の こと。 【授業計画】 1)2)生命の営みを知り自然との共生について考える 3)生命体での細胞の共生・共存 -生死を制御する細胞内小器官(ミトコンドリア)について 4)5)生活と環境について人々はどのように考えているか 6)7)愛媛の医療を考える 8)9)認知症の方の心の理解とその対応の方法 10)育児支援を必要とする子供と家族への支援 11)“差別”のない行動とは何か 12)障害者福祉の変遷-共生社会を目指して 13)障害者への差別の現状について -共生社会の実現に向けて 14)聴覚障害と聴覚障害学生支援 15)発達障害と共生社会 23
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