選択必修2 講 習 科 目 名 「特別の教科 道徳」の授業づくり実践 実施期日

選択必修2
講 習 科 目 名
「特別の教科 道徳」の授業づくり実践
実施期日
8月17日
時 間 数
6時間
講習形態
講義、演習
主な受講対象者
幼~高校、特支(初任者~中堅教員)
受入人数
40人
紺野 祐(教養学部教授)
:2時限目~6時限目担当(演習)
担当教員
八幡 恵(教養学部准教授)
:1時限目担当(講義)
堀 努(おおがわら子どもの心のケアハウススーパーバイザー):1~6時限目
担当(講義・演習)
講習の到達目標
(成績評価の観点)
(1)道徳教育の充実・強化が求められている社会の現状を適切に理解する。
(2)「道徳」の授業実践について基礎から学修しなおし、より実効性のある授業計
画のもとで、より実践的な授業を運営する力が身につく。
現在わが国の学校教育では、道徳教育の充実が求められている。本講習ではこの現
講習の概要
状に鑑み、
「特別の教科 道徳」の特質と内容について理解を深めるとともに、道
徳の授業の具体的な構成や進め方等について基礎から学ぶ。とくに、学習指導案の
作成やそれに基づく模擬授業により、道徳の実践的な授業力の向上を図る。
1時間目(75 分)
:道徳教育の現在の課題、および道徳の授業づくりのポイントと
学習指導案の作成の在り方(講義)
・
「学習指導要領」および同「解説 道徳編」の改正のポイントを学ぶ。
・道徳の授業の基本的な学習過程および多様な指導法を学ぶ。
2時間目(90 分)
:資料の分析と学習指導案の作成(演習)
・的確な資料分析に基づく、問題解決的な学習指導案の作成法を学ぶ。
3時間目(60 分)
:問題解決的な学習を通じた、道徳的価値について多面的・多角
講習計画
的に考える道徳の授業づくり① 学習指導案の作成(演習)
・グループごとの話し合いの中で、学習指導案の作成法を深める。
4時間目(60 分)
:問題解決的な学習を通じた、道徳的価値について多面的・多角
的に考える道徳の授業づくり② 模擬授業の実践(演習)
・指導案に基づく模擬授業の実践・協議から、実践的な授業づくりを学ぶ。
5時間目(45 分)
:児童生徒が主体的に考える道徳の授業づくり(講義)
・道徳的価値の自覚を深める多様な資料の開発や活用について学ぶ。
6時間目(30 分)
:最終論文試験
評価方法
指導案および模擬授業からなる「課題作成試験」
、および記述式の「最終論文試験」
の双方から評価する。
【教材】すべて印刷して当日配付する。
教材・参考文献
【参考文献】文部科学省「学習指導要領」
(平成 27 年一部改正)および「解説 道
徳編」
(平成 27 年)
平成 27 年春に一部改正された「学習指導要領」の「第1章 総則」および「第3章
受講者に望むこと
特別の教科 道徳」
、ならびに 27 年 7 月改訂の「学習指導要領解説 道徳編」につい
て目を通した上で受講してほしい。なお、小・中学校のいずれか一方で結構である。
備考