アウトライン

ルカの福音書#24
エルサレムへの道パート7
(12章22―59節)
Ⅰ。心配から解放された信仰生活(12章22―34節)
A.
「心配するな」
1.ピリピ4:6-7
2.
「思い煩う」
(メリムナン)
:起こるかも知れないことによって引き裂かれると
いう意味がある
3.思い煩いは自己破壊的な態度だと言える
B.心配しなくても良い理由
1.生かされている(健康が支えられている)から
2.烏が神によって養われているから
a.烏は種も蒔かず、刈り入れもせず、倉を持っている訳ではない
b.烏らしく生きていく中で、神の守りを受ける
c.
『ザ・メッセージ』(28節)
:
「もし神が、ほとんど人の目につかない野の
花の世話をしてくださるなら、あなたの面倒を見、あなたを誇りに思い、
あなたに最善をなしてくださらない訳がありましょうか。」
3.心配することは無駄なことだから
a.私たちの寿命は、もう既に、神の計画の中で定められている
b.詩篇31:14-15
4.父なる神が私たちの必要を知っていてくださるから
5.神の国を求める時にすべてが備えられるから
a.ピリピ4:10-13
b.今の状況が神の御手の中で許されており、自分にとっては最善である
6.御国が与えられているから
C.心配から解放された者は富に対する執着心がなくなり、惜しまずに与える者となる
Ⅱ。管理者としての信仰生活(12章35―48節)
A. 主人の留守の家を管理する者に求められる責任
1.目を覚まして、主人の帰りを待つこと
a.帯を締める
b.あかりをともす
2.家の他のしもべたちに食べ物を分配すること
3.自分の霊的な立場を悪用しないこと
B.忠実な管理者に与えられる報い
1.主人に、食卓に招いていただき、給仕していただける
2.主人の全財産を任せられる
a.マタイ25:19-21
b.忠実なしもべは、御国において多くの責任を委ねられる
Ⅲ。分裂(対立)を引き起こす信仰生活(12章49―59節)
A. 福音が分裂や対立を生み出すのは、
「ここにしか救いがない」という教えだから
B. 分裂は、真理が明らかになるための分裂であり、真の平和、神との平和に至るた
めに必然的に生じる分裂である
C. クリスチャンは最善を尽くして家族を愛するが、十字架によってのみ救いが与え
られるという事実に対して妥協できない
D. 人々の反発をわない教えは、絶対的な真理ではない