Iw ate Industrial R esearch Institute

Iwate Industrial Research Institute
PRESS RELEASE
技術で復興を
お手伝いします
2016.5.31(H28-007)
地方独立行政法人岩手県工業技術センター
平成28年度地方独立行政法人岩手県工業技術センター
成果発表会を開催します
最新成果のご紹介、施設見学会などを2日間にわたって行います
地方独立行政法人岩手県工業技術センター(理事長 小田島智弥)では、成果発表会
を下記のとおり開催します。最新の研究・支援成果の口頭発表及び展示、保有設備等の
見学会、協力機関のパネル展示等を行います。皆様のご参加をお待ちしております。
日
時
平成28年6月16日(木)
17日(金)
13:00 ~ 16:50
13:00 ~ 16:30
会
場
岩手県工業技術センター
主
催
(地独)岩手県工業技術センター
協
力
(公財)岩手生物工学研究センター、(公財)いわて産業振興センター、
(一社)岩手県発明協会、盛岡市新事業創出支援センター、
国立大学法人岩手大学
内
容
裏面のとおり。なお詳細は当センターホームページをご覧ください。
大ホールほか
申 込 方 法
当センターホームページ掲載申込書の必要事項を御記入の上、
FAX、Eメール等でお申し込みください。
申
事前申込期限:6月13日(月)
込
お申込み先
※当日参加も歓迎いたします。
企画支援部 村松真希 TEL 019-635-1115、 FAX 019-635-0311
Eメール CD0002@pref.iwate.jp
■ 成果品の一例
試食
三次元ものづくり技術を活用して
樹脂、⾦属で造形した「とふっち」
パソコンとNC⼯作機械を利用した
デジタルシボ技術で作製した⾦型
裏面では口頭発表概要、見学装置の一例をご紹介します。
超強⼒⼩⻨「銀河のちから」
を使用して試作した麺
(展示コーナーにて試食実施予定です)
※ ご不明な点がございましたら、電話またはメールにてお問い合わせください。
地方独立行政法人岩手県工業技術センター
http://www.pref.iwate.jp/~kiri/
〒020-0857 岩手県盛岡市北飯岡2-4-25 TEL: 019-635-1115 FAX: 019-635-0311
E-mail: [email protected]
担 当: 企画支援部 村松真希
■ 成果の口頭発表 (時間;13:00~15:10)
6月16日(木)
電磁誘導を用いた
⽔分量測定装置の開発
[電子情報技術部 千田 麗誉]
わかめを測定対象とした⽔分量測定装置
を開発しています。非接触でリアルタイム測定を可能と
し、安価な装置とするため、測定原理に電磁誘導法を採
用し、測定精度の評価等を進めています。
6月17日(⾦)
食品製造業への
商品⼒向上⽀援と販路開拓⽀援
[デザイン部 茨島 明]
東日本大震災津波による被災企業様の
復興⽀援のため、商品開発やデザインに関するセミナー
や展示会出展等の販路開拓⽀援を⾏いました。パッケー
ジデザイン等開発⽀援も⾏っております。
コールドスプレー(CS)法による
新規フッ素樹脂膜の開発
[機能表面技術部 樋澤 健太]
岩手県オリジナル醤油用種麹の開発
と醤油の商品化に向かって
[醸造技術部 畑山 誠]
国際リニアコライダー(ILC)誘致に向けた
企業⽀援の取り組み事例紹介
[機能表面技術部 村上 総⼀郎]
県産超強⼒⼩⻨「銀河のちから」の
製麺適性評価
[食品技術部 武山 進⼀]
デジタルシボによる
シボ性状⾦型の製造⽅法の開発
[素形材技術部 和合 健]
ヤマブドウ樹液を活用した
化粧品原料の開発
[食品技術部 ⾼橋 亨]
⾦属粉末積層造形法により作製した
アルミニウム合⾦の組織および機械的特性
[素形材技術部 ⿊須 信吾]
【岩手⽣物⼯学研究センター様の発表】
⾦型からのプラスチック成形品の型離れを改善するた
め、CS法により⾦型に⾼速でフッ素樹脂粒子を衝突さ
せる離型膜形成技術の開発を進めています。⾼耐熱・耐
薬品性CS膜の耐久性向上に取り組みました。
地域性に付加価値のある商品差別化とし
て、本県開発の微⽣物を利用した醤油を開発するため、
麹菌の選抜を⾏いました。「南部もやし」と命名された
この種麹を使用した醤油の商品化を進めています。
ILCを構成する超伝導加速空洞の量
「銀河のちから」の利用拡大を目的とし、
産に向け、内面を鏡面状態にする縦型電解研磨装置の開 製麺適性試験を実施しました。中華麺では麺のかたさ、
発が進んでいます。装置に使用する樹脂選定のため、電 弾⼒感に適性が認められ、⽣パスタでは物性面、官能評
解研磨液に対する樹脂の浸漬耐久性試験を⽀援しました。 価面で良好な結果が得られました。
⾃動⾞部品等のシボ性状⾦型のシボ加⼯は
ヤマブドウ樹液を素材とした化粧品原料開発を県内企
エッチング法で⾏われていますが、デジタルシボと呼ば 業等と共同で進めています。成分分析の結果、化粧品素
れるパソコンとNC⼯作機械を利用したシボ製造⽅法が
材として差別化できる可能性があることが分かり、機能
有望視されており、この製造⽅法開発に取り組みました。 性や安全性の評価を進め商品化を目指しています。
⾦属粉末積層造形装置ではニアネットシェイプな造形
ができ、3次元複雑形状品の製造が可能です。レーザー
で⾦属粉末を⼀層ずつ溶融固着しながら積層造形するた
め、微細な⾦属組織を得られます。
ゲノム解析による新規デンプン組成をもつ
⽔稲品種を開発
ゲノム育種研究部 阿部 陽 氏
■ 所内見学 (16日15:30~16:50、17日15:30~16:30)
※ 詳細は当センターホームページの案内をご覧ください。
<⾒学装置の⼀例>
16日
⾦属粉末積層造形装置
(3次元複雑形状品が造形可能)
16日
マイクロフォーカスX線CT装置
(電子部品等の透過拡大観察可能)
17日
3次元プリンター
17日
⾦属塗装被膜解析評価装置
(ABS樹脂製モデルが造形可能) (異物等の拡大観察、元素分析可能)