2009年度 クリニカルインディケーター公開用 4.診療プロセスとアウトカムに関する指標 ※:算定(算出)方法を示す (1) 肺炎入院患者の平均在院日数 平均在院日数 16.5日 (2) 市中肺炎患者の死亡率 死亡率 6.9% ※肺炎患者の在院延日数/肺炎の入院患者数 通常に生活を送っている方に発症する肺炎。病院に治療効果を測る。 ※市中肺炎で死亡した患者数/市中肺炎で入院した患者数 (3) 肺炎患者における来院後4時間以内の抗菌薬投与率 投与率 45.8% 抗菌薬が投与されるまでの時間は診療・検査に基づいた診断確定が 速やかに行われている指標となる。 ※来院後4時間以内の抗菌薬投与患者数/ 肺炎で入院した抗菌薬投与患者数 (4) 脳神経外科入院患者の深部静脈血栓発生率 運動麻痺によって長期間ベッド上での安静を余儀なくされる患者が DVT発生率(脳神経外 0.0% 科) 少なくない脳神経外科入院において、深部静脈血栓の予防が適切に、 有効に行われていたかどうか、医療の質をみる指標として、深部静脈 血栓症の発生率は有用であると言える。 ※退院時サマリの病名に深部静脈血栓が登録されている患者数/ 脳神経外科における年間退院患者数 (5) 脳血管障害患者の平均在院日数 平均在院日数 17.1日 ※脳血管障害患者の在院延日数/ 脳血管障害入院患者数(虚血性脳血管疾患患者) (6) 脳梗塞患者へのt-PA投与率 投与率 5.0% ※t-PA投与患者数/脳梗塞で緊急入院した患者数 (7) 脳梗塞患者の死亡率 死亡率 4.7% ※死亡退院患者数/脳梗塞入院患者数 72.1% ※在宅復帰患者数/脳梗塞入院患者数 (8) 脳梗塞患者の在宅復帰率 在宅復帰率 (9) 入院した喘息患者のうち服薬指導を受けた者の割合 服薬指導割合 10.6% 入院時に薬剤師が行う吸入器の服薬指導は、退院後の喘息コント ロールにとって重要。 ※服薬指導患者数/喘息入院患者数(再入院を含む) (10) 原発性肺がん入院中死亡率(切除術) 死亡率 0.0% ※術後30日以内に死亡退院した患者数(がん以外の死因も含む)/ 主病名肺がんで入院し、肺切除術が実施された患者数 愛知県厚生農業協同組合連合会 安城更生病院 2009年度 クリニカルインディケーター公開用 (11) 急性心筋梗塞患者における退院時処方率 アスピリン 93.8% 心筋梗塞発症後の二次予防ガイドラインの遵守状況を示す指標。 β-遮断薬 65.1% ※退院処方で各薬剤が処方されている患者数/ ACE阻害薬 51.2% DPCコード「050030xx03xxxx」の患者数 ARB 21.7% ACE阻害薬又はARB 72.9% スタチン 84.5% 硝酸薬 95.3% (12) 急性心筋梗塞患者の平均在院日数 平均在院日数 18.1日 ※延在院日数/DPCコード「050030xxxxxxxx」の症例で、3日以上の 入院期間があり、死亡退院ではない患者数 (13) 急性心筋梗塞の入院当日もしくは翌日のアスピリン投与率 投与率 96.1% ※入院当日もしくは翌日にアスピリンが処方された患者数/ DPCコード「050030xxxxxxxx」の患者数 (14) C型慢性肝炎入院患者に対するインターフェロン治療率 IFN治療率 95.4% ※IFNが投与された患者数/C型慢性肝炎を主病名として3日以上の 期間入院していた患者数 (15) 抗リウマチ薬(リウマトレックス)の副作用モニタリング モニタリング割合 64.1% ガイドライン(副作用モニタリング)の遵守状況を示す指標。 ※肝機能検査施行(AST、ALT)患者数(2ヶ月に1度以上)/ リウマトレックスを服用(3ヶ月以上)患者数 (16) 維持透析患者の貧血コントロール 維持血液透析患者 30.0% 維持腹膜透析患者 26.5% ガイドライン(腎性貧血)の遵守状況を示す指標。 ※月始めのヘモグロビン検査値が11g/dlより大きい患者数/ 維持血液透析患者数 (17) 維持透析患者のうちCa・P積が55未満の割合 維持血液透析患者 73.3% ガイドライン(二次性副甲状腺機能亢進症治療)の遵守状況を示す指標 維持腹膜透析患者 69.4% ※月始めのCa・P積が55未満の患者数/維持血液透析患者数 (18) 糖尿病の患者の血糖コントロール HbA1c<6.5%の割合 43.1% ガイドラインで設定されている目標値へのコントロール状況を示す指標。 ※HbA1cの最終値が6.5%未満の糖尿病患者数/ インスリン製剤または経口血糖下降薬が3ヶ月以上処方されている患者数 愛知県厚生農業協同組合連合会 安城更生病院
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