地場産品販路拡大事業 仕様書

平成 28 年度地場産品販路拡大事業
平成 28 年 6 月 1 日
地場産品販路拡大事業
仕様書
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目的
地場産品のブランド力向上と販路拡大を目的として、県内外の消費者及び販売事業
者に向けた物産・観光展等を県内及び県外(糸満市姉妹都市・友好都市含む)におい
て開催する。
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委託業務期間
契約日から平成29年3月22日(水)まで
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委託費見積限度額
合計21,000,000円以内(消費税及び地方消費税込み)
4 委託事業内容
(1)糸満のブランドイメージの具体化とこれからの戦略検討業務
ア 内容
市民・県民・観光客のほか県外在住者を対象とした糸満の地場産品をアピール
していくために必要とされる(効果が期待できる)ブランドイメージの具体化に
向けた調査を行い、加えて昨年度までのアンケート結果を使用し、地域商標登録
など、今後のブランド戦略を検討していく。
イ 活動目標
・主に農水産物(一次産品)及び同加工品を対象とした地場産品等ブランド化の
先進事例の調査把握と昨年度までに行った同事業アンケート調査結果を踏ま
え、ブランドイメージの具現化案を固める。
・上記調査検討に基づく糸満ブランドイメージのブランド戦略案の検討
※本業務については、特に成果目標の設定は要しない。
(2)県外において糸満ブランドイメージを発信する物産・観光展の開催と商談会の
開催
ア 内容
(1)の調査検討に基づくブランドイメージの発信とともに地場産品をアピー
ルする「物産・観光展等」を沖縄県外において開催する。
イ 活動目標
①県外における物産・観光展の開催
5回以上
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平成 28 年度地場産品販路拡大事業
※ 開催候補エリアとして東北地方、関東地方、関西地方、九州地方、北海道
地方それぞれについて1回以上の開催を含むものとすること。
※ 上記の開催候補エリアには、糸満市の姉妹都市及び友好都市等を含めるこ
とができるものとする。
②地場産品推奨キャラクターいとちゃんをはじめとした糸満ブランドイメージを
活用した物産・観光展デザイン案の制作と施行
③物産・観光展に伴う商談会の開催 4回以上
ウ 成果目標
①物産観光展における来場者規模として1回あたり5,000人以上(平均値)
②イメージギャップ調査回答の回収1物産展あたり50サンプル以上(平均値)
(3)県内における食の糸満ブランドイメージの発信と物産展(糸満フェア)の開催
ア 内容
道の駅など地域の集客交流拠点となっているエリアを対象とした糸満ブラン
ドの発信を伴う地場産品展示販売イベントとして「糸満フェア」を開催するとと
もに、観光客及び県内に向けた糸満の食ブランドイメージを発信するイベント
(フェア)を市内飲食店舗等と協力して開催し、来場者及び関係者における糸満
ブランドイメージの定着化を促進する。
イ 活動目標
①フェアの開催回数 それぞれ1回以上
②フェア来場者等に対するイメージギャップ調査の実施1回以上
ウ 成果目標
①糸満フェア(物産展)開催における来場者規模数1回あたり20,000人以上
②イメージギャップ調査回答の回収
糸満フェア物産展 300サンプル以上
(4)県内外物産展等参加負担軽減に向けた事業者への支援の実施
ア 内容
県内外における物産展への参加事業者における負担軽減に向けた助成等支援
を実施するとともに、参加事業者に対するブランド形成に関する意識調査を含む
アンケート等を実施する。
イ 活動目標
・県内外における物産・観光展等への出展費用等支援の実施
7回以上※
※(2)の県外における物産・観光展への出展支援を含む。
※ 出展費用等には、物産展等主催者が徴収する出展費用のほか、旅費、謝金、使用料、
及び物産展等への出展にかかる経費を対象とする。
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ウ 成果目標
・県内外物産展への出展支援活用事業者数
a
b
県内開催物産・観光展等
県外開催物産・観光展等
10事業者以上(延べ)
20事業者以上(延べ)
(5)事業報告書の作成提出
(1)~(4)の取組内容と成果をまとめた報告書と併せて以下の書類を事業完
了後速やかに提出すること。
ア 事業実績報告書(各業務の活動・成果目標の結果値計測等を含む)
イ 経理関係書類、領収書等支出を証する書類等の写し
ウ 事業実施内容が確認できる写真
エ その他事業内容を確認することができる書類等
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市との調整
業務を遂行するに当たり、市との調整を行う責任者を明らかにし、進捗状況を適宜
報告して調整を図ること。
(1)資料の提出及び説明等の協力について
本業務は沖縄振興特別推進市町村交付金を活用するものであり、交付金の適正な
執行を確認するために、必要に応じて資料の作成を求める場合がある。市から依頼
があれば速やかに対応すること。
(2)その他
その他、本業務の実施に際し、市の要請に速やかに応じること。
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受益者負担金について
沖縄振興特別推進交付金事業は、各市町村が地域の特性を発揮して、本市の商工
業・観光業等の振興を目的とする事業であるため、地場産品販路拡大事業の実施にお
いて収益を得る物品販売・飲食に関する出店者等については、一定の受益者負担を伴
うものとすること。
当該受益者負担の詳細については、市との調整の下、受託者において個別の要領等
を定めて実施するものとすること。
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成果の帰属及び秘密保持
(1)本業務により得られた成果、著作権は、原則として市に帰属する。
(2)秘密保持
ア.本業務に関し、応募者から市に提出された企画提案書等は、本事業審査以外の
目的で使用しない。
イ.本業務に関し、受託者が市から受領又は閲覧した資料等は市の了解なく公表又
は使用してはならない。
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ウ.受託者は、本業務で知り得た市及び事業者等の業務上の秘密を保持しなければ
ならない。
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個人情報の保護
受託者は、本業務(再委託した場合を含む)を履行する上で、個人情報を扱う場合は
糸満市個人情報保護条例(平成15年1月6日条例第2号)を遵守しなければならない。
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再委託の禁止
受託者は、委託業務の全部または一部の遂行を第三者に再委託してはならない。
10 その他
ア 事業実施にあたっては、糸満市と随時実施内容を協議しながら進めていくもの
とする。
イ 自然災害等の外的要因により、仕様書に記載の業務の円滑な実施が困難である
場合は双方の協議により委託業務内容を変更することができるものとする。
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