課題展開図(PDF 455 KB)

第13回アビリンピック福井大会
木工競技審査基準
競技方法
福井県産ヒノキ材を使用し、チャイルドチェアの組み立てを、競技時間120分にて
競うこととする。
審査基準
1.
各自の配分点数100点とし、つぎの審査基準により得点を加算する。
・製作に掛かった時点での、各自の持ち点(50点)
・仕上がりのきれいな完成品とし、完成順位及び完成度も加味する(20点)
・完成するまでの製作時間の遅速、時間内での完成有無(15点)
・完成品の手垢、釘の飛び出し、接着剤等の拭き取り等の有無(15点)
以上の審査基準により、配分点を加算し高得点の順に金賞・銀賞・銅賞とする。
金賞
85点以上の獲得点数
銀賞
75点以上の獲得点数
銅賞
70点以上の獲得点数
※
金賞該当者が複数の場合には、技術委員・審査員が協議のうえ1名を決
定する。
努力賞については、特別枠とし、作業態度、作業意欲(作業の遅速や完成品
の優劣は問わず)の取組み(20点)のうち、獲得点数の上位者とする。
最終確認事項
・完成品の確認と同時に、最終的に木地・打ち釘などの後処理の著しいものに
は 10 点の減点とする。
注意事項
1.
組立てる前に符号併せをして下さい。
分かりにくい所は補佐員に確認して下さい。
2.
組み立て方は後ろの足より組んでも可。横の方から組んでも可。
習った通りに組んで下さい。
3.
原則的にサンドペーパーの使用は禁止します。
ダボ処理については打った後、ノミかカンナで削り取って下さい。
第13回アビリンピック福井大会
木工競技当日使用する器具等
木工作業台
競技場備えつき、木製作業台の参加者名表示に基づき、競技者が各自配置のうえ、
競技を実施する。
使用器具等
①木槌
②金槌 ③ゴムハンマー
④鋸(縦・横目切用で出来るだけ歯の細かいもの)
⑤鑿(16~24ミリ用)⑥ドライバー (+電動インパクトドライバー)
⑦布切れ
⑧接着剤等を使用し、木製のチャイルドチェアを組み立てる。
①~⑦については、参加者が持参とし、⑧については競技会場で準備し、各競技者に
競技開始時に配布する。
※原則的にサンドペーパーの使用は禁止とします。
材料等
課題図のとおり、
「福井県産ヒノキ材」を使用したチャイルドチェアの木材部品を
予め作成のうえ、競技開始前に各木工作業台に配布し、競技開始とともに参加選手は
それらの木材部品を「課題図」のとおり組み立てを行なう。
なお、接着剤については、各競技者に対し競技開始時に木工台の上に配布したもの
を使用する。
競技中の質問等
課題図に基づき、
「チャイルドチェア」を製作するが、組み立て作業等の質問があ
る場合には、競技者は速やかに手を挙げ、競技補佐員(審査員)を介して指導を仰ぐ
こととする。
競技の終了
競技者が、課題どおりの「チャイルドチェア」を製作し終えた場合には、競技場
の競技審査員に完成品等を持参のうえ、終了を宣言することとする。