鶴岡市公告第155号 鶴岡市例規データベースシステム提供等業務の委託を行うに当たり、公募型プロポー ザル方式により受託候補者の選定を行うので、次のとおり公告する。 平成28年10月25日 鶴岡市長 1 榎 本 政 規 背景及び目的 本市の現行の例規データベースシステムは、それを支援する法令情報、法令改廃情 報、判例情報等と相互にリンクをさせながら総合的な例規・法令のシステムとして、 平成24年4月から業務委託により提供等を受けているものである。 当該提供等に係る契約は、今年度末までとなっており、また、新たな自治体情報セ キュリティ対策の抜本的強化について(平成27年12月25日総務大臣通知)に基 づき、庁内ネットワークの再構成が予定されていることから、当該業務について各業 者からの企画提案を通じ、LGWAN-ASP方式を基本とした機能的で多角的なシ ステムの導入を目指すものである。 2 業務内容 鶴岡市例規データベースシステム提供等業務委託の内容は、以下の事項について支 援するものとする。 (1) システム等の構成 ア 例規データベースシステム(鶴岡市例規集のデータの管理(構築・更新)) イ 外部公開用例規システム ウ 法令検索システム エ 判例体系システム オ 法令・例規整備情報の提供 カ その他法令事務処理上有益と認められるシステム等 (2) 鶴岡市例規集(加除式の冊子)の作成、更新 (3) 前2号の事項その他システム全体に係るサポート 3 業務期間(契約期間) 地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の17の規定による長期継 続契約とし、契約期間は、平成29年4月1日から平成34年3月31日までとする。 ただし、前項第2号に掲げる業務については、1年ごとの契約とし、長期継続契約の期 間内において毎年更新することを原則とする。 4 日程 (1) 参加申込書の提出期限 (2) 質問の受付期限 (3) 質問に対する回答期限 (4) 参加申込書、企画提案書等の提出期限 (5) デモンストレーションの実施 (6) 企画提案の審査(審査会の開催)及び選定業者の決定 (7) 選定結果の通知 11月11日(金) 同月16日(水) 同月21日(月) 同月25日(金) 12月 8日(木) 9日(金) 同月中旬 同月下旬 5 業者選定方法 選定は、企画提案方式(プロポーザル方式)とし、本書及び「鶴岡市例規データベ ースシステム提供等業務委託仕様書」に基づき、企画提案書及び見積書等の提出を受け るとともに、デモンストレーションを実施し、提案されたシステムの内容、機能の満足 度、費用の適正等を総合的に評価した上で、審査会において受託候補者の選定を行う。 なお、選定における評価基準については、本書に記載するもののほかは公表しない こととし、このことに関する参加業者からの質問には一切応じないこととする。 6 参加資格要件 (1) 地方自治法施行令第167条の4(一般競争入札の参加者の資格)に規定する資 格不適合事由に該当しないこと。 (2) 参加申込書の提出期限の日(平成28年11月11日)において「鶴岡市契約に関 する規則(平成17年鶴岡市規則第54号)」第26条第2項に規定する競争入札参 加者名簿に登録されていること。 7 参加申込書の提出 本企画提案に参加する業者は、参加申込書(様式第1号)を平成28年11月11 日(金)17時までに市長に提出すること。 郵送による提出も可とするが、書留郵便等配達記録が残る方法によること。 8 本企画提案に関する質問及び回答 (1) 質問書の提出方法及び提出先 質問書(様式第2号)を総務部総務課庶務係に提出すること。 FAX、電子メールでも可。ただし、受信確認を必ず行うこと。 (2) 質問の受付期限 平成28年11月16日(水)17時 (3) 質問に対する回答 FAX又は電子メールにより回答する。なお、当該質問及び回答の内容については、 質問者以外の全ての参加業者に情報提供するものとする。 (4) 質問に対する回答期限 平成28年11月21日(月)17時 9 企画提案書等の提出 (1) 企画提案書 企画提案は1案とし、下記事項を十分留意の上作成すること。 ア 様式は、A4版横書き両面印刷で作成し、用紙の方向は縦横自由とする。A4 版では文字が小さい場合はA3版も可能とするが、A4版に収まるよう折り込む こと。 イ 提案書には、ページ番号を付すこと。 ウ 初めに、会社概要(会社名、所在地)及び、本業務を担当する支店・営業所の概 要(名称、所在地)を記載すること。 エ LGWAN-ASP方式により提供されるサービスは、既に地方公共団体情報シ ステム機構のLGWAN-ASPサービスリストに登録されているものについ てはサービスの名称及びASPコードを、未登録であるものについてはその旨 (登録申請中、登録予定等)をそれぞれ記載すること。 オ 仕様書によりLGWAN-ASP以外の方法による提供を認めているシステム 又はサービスについては、提供の方法を明記すること。 カ 同時利用者数等に制限があるシステム又はサービスについては、当該制限の内容 を明記すること。 キ 仕様書に定めるもののほか、本市の法令事務の処理上有益と認められるシステム 又はサービスで、追加の費用負担なく提供されるものがある場合は、当該システム 又はサービスの名称及び内容を1件ごと提案書に記載すること。 (2) 見積書 消費税は別に記すこと。 ア システム使用料 各システムの内訳がある場合は、当該各システム使用料を記載すること。 単年度における月額使用料を記載すること。 イ データの移行・セットアップその他導入時に要する初期費用 平成28年3月24日現在の例規集搭載本数は、683本 ウ 例規データの更新費用 単年度における更新回数は、原則4回とする。 過去の本市の実績を参考の上、原議1本当たりの単価を記載すること。 ※ 過去の原議本数(被改正等例規本数) ・ H25 152本(192本) ・ H26 186本(225本) ・ H27 126本(146本) ※ 「原議1本当たり」とは、「△△条例」「□□規則等の一部を改正する条例」 「▲▲規程を廃止する訓令」等をそれぞれ1本と考える、「◆◆条例等の一部 を改正する条例」等、1本の条例(規則・訓令等)において複数の条例(規則・ 訓令等)を改正する場合でも1本とするものである。 ※ 「被改正等例規本数」とは、原議により実際に改正等された例規の本数であ り、見積の参考のために示したものである。 エ 鶴岡市例規集(加除式の冊子 25部)の加除費用 ウに記載の本市の更新実績を参考の上、原議1本当たりの単価を記載すること。 オ ASPサービス使用料 ASPサービスの単年度における月額使用料を記載すること。 カ システム管理、保守その他運用に要する費用 (3) 提出期限 平成28年11月25日(金)17時 (4) 受付方法 総務部総務課庶務係に直接持参するか、郵送(必着)とする。 (5) 部数 次の書類の指定する部数ごと紙媒体で提出すること。あわせて、電子媒体(CD-R) で1部提出すること。 ア 企画提案書 12部(正本1部、副本11部) イ 見積書 1部 10 デモンストレーションの実施 (1) 日時 平成28年12月8日(木)又は9日(金) 時間、詳細等については参加申込者に別途連絡する。 (2) 会場 市役所3階控室 (3) 留意点等 ア 総務部総務課職員及び企画部情報企画課職員が当日のデモンストレーションを 受ける。 イ 職員からの若干の質問を考慮し、説明時間の配分を行うこと。 ウ デモンストレーションに要する機材は、原則各参加者が持ち込むこととするが、 特に必要とするものがある場合は、事前に連絡すること。 11 企画提案の評価及び採用する企画提案の決定 企画提案にはそれぞれに評価点を付し、庁内の関係者で組織する審査会による審査 を経て、最も高い評価点を得た企画提案に係る参加業者を受託候補者として決定する。 企画提案の評価項目、評価の視点及び配点は、以下のとおりとする。なお、評価項 目、評価の視点又は配点に関する質問については、公正な評価に支障を及ぼさないと認 められる場合に限り回答するものとする。 評価項目 1 評価の視点 シ ス 例規データベースシ 検索機能、他例規・法令の引用、原議 テ ム 等 ステム(基本) の管理、操作性・性能、過去例規の取 の機能 扱い、その他支援機能等 要件 例規データベースシ 立案方法の多様性、多様な改正への対 ステム(立案支援) 応、点検機能、その他支援機能等 配点 50点 50点 外部公開用例規シス 検索機能(題名、五十音等)、展開は テム 良好か、標準的な環境で閲覧できるか 20点 例規集 必要な項目の表記(改正履歴等)、表 等の体裁、加除作業完了までの期間等 20点 法令検索システム 管理データの内容、他法令の引用、指 定時点の法令引用、その他支援機能等 40点 判例体系システム 管理データの内容、検索機能、他判等 例とのリンク、現行法令とのリンク等 40点 法令・例規整備情報の 情報提供の頻度・時期は適当か、内容 提供 は妥当か等 20点 その他法令事務の処 その他事務処理上有益と認められるシ 理上有益と認められ ステム又はサービス(無償提供される るシステム等 ものに限る。)はあるか、事務処理の 向上に寄与する程度はどの程度か等 40点 (小計) 280点 2 システムの環境等要件 環境要件、性能要件、信頼性要件、運 用実績等 60点 3 運用その他 提案の具体性、研修内容、ヘルプデス ク、プロジェクト管理、将来性の確保 等 60点 4 費用 別紙「企画提案に係る費用の評価方法 について」により評価点を決定する。 200点 (合計) 600点 12 結果の通知 参加業者には、12月下旬に結果(採用・不採用の別、企画提案に付した評価点、 順位及び採用された企画提案に係る評価点との差)を通知する。なお、評価に関する質 問には一切応じないものとし、また、一切の異議を受け付けないものとする。 13 契約の締結 市は、当該業務委託に係る初年度の予算の成立後に、受託候補者と委託交渉を行う ものとする。この場合において、辞退その他の理由により受託候補者と契約を締結す ることができないときは、受託候補者の選定時に付した企画提案の評価点の高い業者 から順次委託交渉を行うものとする。 なお、本プロポーザルは、あくまで受託候補者を選定するために実施するものであ り、受託候補者が提出した見積書の金額での契約締結を約束するものではく、予算が 措置されない場合等特段の事情が発生した場合は、業務の委託を行わない場合もある ものである。 14 その他 (1) 本企画提案への参加に係る一切の費用は参加者の負担とする。 (2) 各提出期限に遅れた業者又は企画提案書に虚偽の記載をした業者は失格とする。 15 問い合わせ先 鶴岡市総務部総務課庶務係 大滝・柴田 〒997‐8601 山形県鶴岡市馬場町 9 番 25 号 電話:0235‐25‐2111 内線 314・313 FAX:0235‐24‐9071 E-Mail: [email protected]
© Copyright 2024 ExpyDoc