世界を舞台に日本酒を製造・販売(PDF:2.2MB)

株式会社辻本店
海外
ものづくり
岡山県真庭市
女性や若手社員の育成に力を入れ、世界を
舞台に日本酒を製造・販売
地域
わざ
人材
サービス
企業基本情報
所 在 地 岡山県真庭市勝山116
電 話/FAX 0867-44-3155/0867-44-5290
●●海外展開を2007年からスタートし、現在は英
国、韓国、豪州を中心に世界9か国へ日本酒を輸
出している
●●岡山県初の女性杜氏を筆頭に、女性社員を活用し
た商品開発を行っている
U
R
L http://www.gozenshu.co.jp
代 表 者 代表取締役
辻 総一郎
設
立 1804年
資 本 金 2,600万円
従 業 員 数 26人
会社概要
1804年に創業する。当時は勝山藩御用達の献上酒として「御前酒」の銘を
受けていた。
寒冷な気候の中、地元の米・水・技で醸すことこそ、造り酒屋の
原点と考え、
綿々と酒造りに励んでいる。原料米は雄町米や山田錦を中心に全
量岡山県産米で酒を醸す。2007年より岡山県初の女性杜氏辻麻衣子が酒造
りを行っている。
蔵人達(20代~30代)
革新的な製品開発や創造的なサービスの提供に関する取組の内容
世界9か国へ日本酒を輸出
現在英国、韓国、豪州を中心に9か国に輸出しており、今期の輸出売上高は700万円となる見込みである。海外へ
の展開は2007年からスタートし、現地インポーターと直接貿易を行う事で、利益率の確保、タイムリーな市場ニー
ズの把握を可能としている。
女性や若手社員の人材育成を積極化
近年まで蔵人
(製造社員)は長らく男性だけであったが、岡山県初の女性杜
氏である辻麻衣子(取締役)を筆頭に、4名の女性正社員(20代~30代)を雇
用している。
社内でも女性だけの商品開発チームを編成し、女性目線での商品
開発も行っている。
また、今期になり20代~30代の社員を4名新規雇用するとともに、
(公財)
日本醸造協会の研修会に社員を派遣するなど積極的な社員育成に取り組んで
いる。
ジャパンブランド育成支援事業@
メルボルン(岡山地酒×備前焼展示会)
革新的な製品開発や創造的なサービスの提供に関する取組のポイント
多様な販売チャネルを活かし、
売上を向上
観光地にもなっている当蔵の立地条件を利用し、B● to● Cでの拡売を行っ
ている。
直営ショップや直営の酒蔵レストランでのPRを行い、
「蔵元直営」の
強みを活かし、当該部門の売上高はWEB販売も含め、右肩上がりとなってい
る。
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はばたく中小企業・小規模事業者300社
蔵元外観、レストラン西蔵