日本の動画共有サイトの 拡大と問題 2011-9-12 MG9356 小沢直宏(nao) 1 動画共有サイトとは? • インターネット上のサーバに不特定多数の利 用者が投稿した動画を、不特定多数の利用 者で共有し、視聴出来るサービスである。 2005年頃に登場し、急速に発展した。日本で 数千万人、世界では数億人の利用者が居る。 2 動画共有サイトの成長 • 2005年、動画共有サイトが次々と登場した。 google video(1月)やDaily motion(2月)、 YouTube(12月)などである。 そして2006年、ブームが始まり。この頃、 Veoh(3月)やStage6(8月)、ニコニコ動画(12 月)が登場した。 • 今現在日本のおいて利用者が多い動画共有 サイトは、1位 Youtube 2位 GyoO! 3位 ニコニ コ動画である。 3 Youtube • Youtubeとは、Youtube, LLC が運営するイン ターネット動画共有サービスである。ウェブサ イトは多言語で構成されており、サービスは 全て無料で利用できる。 60代以上 7% 利用者 年齢別構成 50代 14% 40代 27% 7% 20代 21% 30代 24% 4 GyaO! • GyaO!とは、USEN運営のGyaOと Yahoo!JAPAN運営のYahoo!動画が統合され 誕生した映像ポータルサイトである。番組開 始前にスポットCMが挿入されるほか、画面横 にはバナー広告を表示する。その広告で収 益をあげている。 60代以上 9% 利用者 年齢別構成 50代 16% 40代 24% 10代 9% 20代 15% 30代 27% 5 ニコニコ動画 • ニコニコ動画はニワンゴが提供している動画 共有サービスである。ニコニコ動画の特徴 は、動画配信サイトで配信されている動画の 特定の再生時間上にユーザーがコメントを投 稿し表示できるコメント機能であり、その他に もユーザーやアップロード者同士が交流でき る機能を数多く備えている。50代 60代以上 10% 利用者 年齢別構成 4% 10代 18% 40代 20% 20代 24% 30代 24% 6 動画共有サイトの課題-1 • 動画共有サイトの問題としては、 おもに「著作権の問題」があげられている。 そもそもYouTubeの人気が急上昇した背景に は、当時著作権に引っかかる動画などが多 数アップロードされており、人的リソースの問 題から厳密な処理ができず削除対応がゆる やかであった、それら違法動画の存在が視 聴者を増やすこととなったことがあげられる。 7 動画共有サイトの課題-2 • 多くの動画共有サイトは、著作権者からの違 法アップロードのクレームが提出されない限 りは、コンテンツの違法性について判断しな い。著作権侵害で削除された動画を削除後 すぐに同じ動画をアップロードする抜け道的 な手法などにより違法動画は増大する一方 であった。しかし最近では、日本での著作権 法改正や動画共有サイトの違法動画の検出 の技術が進んだことなどにより違法動画の アップロードは減少している。 8 まとめ • 動画共有サイトにはビジネス的なチャンスも あり企業はYouTubeに公式チャンネルを作る などして、試行錯誤を繰り返している。音楽業 界にとってはCD売上を減少させる商売敵で あるが、製品の認知・購入のきっかけではトッ プ10に入っている。 主張 動画共有サイトには課題も多いが娯楽 的にもビジネス的にも利用機会があり今後の 動向に注目できるジャンルである。 9 参考文献 • まつもとあつし「生き残るメディア 死ぬメディ ア」株式会社アスキーメディアワークス 2010-12-10 • Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/ • MediaSabor 「どちらが正しいかではなく─動 画共有サイトと著作権侵害問題」 山口 浩 http://mediasabor.jp/2008/04/post_353.html 参照日付2011-9-8 10 終わり 11
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