植村直己冒険館機能強化基本構想策定支援業務プロポーザル審査講評

植村直己冒険館機能強化基本構想策定支援業務プロポーザル審査講評
■プロポーザル経過
4月 14 日(木)
実施要項公告
20 日(水)
参加表明提出期限
参加受付
22 日(金)
質疑書の提出期限
提出はありませんでした。
28 日(木)
辞退届の提出期限
辞退者はありませんでした。
5月 18 日(水)
20 日(金)
3者
提案書提出期限
プレゼンテーション及びヒアリングを実施
■審査講評
本プロポーザルは、公募型で実施した。
プロポーザルの目的は、施設開館後 21 年が経過し、その間展示事業・イベント事業の
ほか、植村直己冒険賞や日本冒険フォーラムなどの顕彰事業を積み重ねてきた。これら
を検証し次のステップに向かうため、当館のあり方を検討し、当施設が果たすべきもの
があるのか、ないのか、あるとすればどのようなものかなど、今後の方向性を「機能強
化基本構想策定委員会」でまとめることにし、その委員会の支援をしていただく業者を
決定することでした。
決定業者には、委員会を支援しながら、施設の持つポテンシャルを高め、持続可能な
施設にむけての方策や、今後の冒険館が担うべき役割・機能等の検討整理を行い、基本
構想としてとりまとめていただくことから、業務をどう理解されているか、施設をどう
理解されているか、構想をまとめる上でどのような多くのアイデアをもっておられるか
を視点にヒアリングに臨みました。
ヒアリングにおいては、参加した 3 者とも、十分な実績があり、技術提案の課題につ
いて自社の強みを生かした独自の視点で提案されており、この業務に向けた意気込みを
感じることができました。各社とも期待以上の提案であったことは間違いありません。
その中から、特に施設の理解度、施設の担う役割や機能を自社なりに整理され、それ
に対する数々の創造的でありながら実現の可能性も高いアイデアを提案された業者を最
優秀者に決定しました。
評価点においても、総合点はもちろん、技術提案評価も次点者を上回っており、見積
額も 2 番目に低い額でした。
最後に、今後施設をどのような姿にしたいか目的を示さない例のない本プロポーザル
に参加され、貴重な時間を費やし、真摯に努力いただいた関係者に心より感謝し、当施
設が多くの方に愛され、周辺の経済活動が活発化するような姿になることを祈念いたし
ます。
平成 28 年 5 月 26 日
植村直己冒険館機能強化基本構想策定支援業務
受託者選定委員会
委員長