「こどもを対象としたハンズオン体験型遊具の開発及び製作委託業務」に係る企画提案応募要領 1 目的 幼児から小学校中学年児童(以下、 「こども」とする。 )を主な対象とし、こどもの外国人観光客も含 め、直感的に操作しながら、楽しめる体験型遊具の開発及び製作を行うこととする。遊具に実際に触れ ながら(以下、 「ハンズオン」とする。 )形や色の視覚、触覚、身体活動によって固有感覚や前庭感覚を 刺激し、また沖縄らしい色や素材、沖縄県立博物館・美術館、美術館班(以下、当館とする。 )所蔵作品 と関連する要素等を体感することにより、豊かな感性や表現する力を養い、創造性を喚起しながら美術 への関心を高め、こどもを含めた県民及び外国人観光客に当館展示物への理解を深める。そして、継続 的な来館者の獲得に繋げることを目的とする。 2 業務概要 (1)業務名:こどもを対象としたハンズオン体験型遊具の開発及び製作委託業務 (2)委託期間:契約締結の日から2017年3月10日まで (3)内容:ハンズオン体験型遊具の開発及び製作をおこなうこととする。詳細は、仕様書を参照。 ① 体験型遊具A 並べたり、積み上げたり、重ねたり、組み合わせたり、比較したり等しながら、様々な形や色、 配色を体感することを、遊びながらできる。 ② 体験型遊具B 様々な素材を使った造形物を、並べたり、積み上げたり、重ねたり、組み合わせたり、比較し たり等しながら、それぞれのもつ質感等を体感することを、遊びながらできる。 3 参加資格 次の用件をすべて満たす者であること。 (1)地方自治法施行令(昭和22年5月3日政令第16号)第167条の4の規定に該当しない者 であることとする。 (2) 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年第77号。以下、「暴対法」とす る。)第2条第2号に規定する暴力団又は暴対法第2条第6号に規定する暴力団員に該当する者 でないこと及びこれらの者と密接な関係を有する者でないこととする。 (3)会社更正法(平成14年法律第154号)又は民事再生法(平成11年法律第225号)に基 づき更生手続開始又は民事再生手続開始の申立てがなされている者でないこととする。 (4)県内に事務所又は事業所を有し、製作を原則県内で行う体制を有することとする。 (5)本委託業務を円滑に遂行するために必要な経営基盤及び管理能力を有し、実施に際して、2名 以上の担当者を割り当て、業務の進捗状況や内容等に関する打ち合せに円滑に対応できる体制を 有することとする。 (6)美術やデザイン関連、立体物製作等の業務実績があり、遊具等のデザイン・製作の知識や技能 を有していることとする。 (7)沖縄を活動の拠点とする美術家、デザイナー、工芸士等(以下、沖縄のクリエーターとする。 ) 複数名が業務の主たる担当者であることとする。 (8)応募は事業コンソーシアムでも可とする。この場合の要件は以下のとおりとする。 1 ア コンソーシアムを代表する者が応募を行う。 イ コンソーシアムの構成員全員が、上記(1) (2) (3)の要件を満たす者であることとする。 ウ コンソーシアムの構成員のいずれかが、上記(4)及(5)及(6)及(7)の要件を満た す者であることとする。 エ コンソーシアムの構成員は、他のコンソーシアムの構成員となること及び単体企業として重 複応募することはできないこととする。 オ コンソーシアムを代表する者が、業務の運営管理、コンソーシアム構成員相互の調整、財産 管理等の事務的管理を主体的に行う母体としての役割を担うものとする。 (9)1応募者(又は1コンソーシアム)にあたり、提案は1件とする。 4 応募の手続き (1) 応募要領等の配布:沖縄県公式 Web サイトへの掲載により配布に代える。 ア 掲載期間:公告日から6月10日(金) イ 掲載場所:沖縄県公式 Web サイトの「公募・入札」及び「沖縄県立博物館・美術館」ホーム ページ (2) 応募説明会 ア 開催日時:平成28年5月27日(金)13時から14時まで イ 開催場所:沖縄県立博物館・美術館 美術館講座室 ウ 参加申込:平成28年5月26日(木)17:00までに電話にて申し込む。 (土・日除く) TEL 098-851-5402 美術館班 島筒(しまづつ) ※ 説明会への参加は、応募の要件ではない。 ※ 1応募者あたり3名以内の参加とする。 ※ 添付の実施要領及び仕様書等は当日配布予定。 (3) 応募に係る質問事項の受付期間 平成28年5月27日(金)から6月6日(月)16時まで(土・日・祝日除く) ○ 問い合わせ先:FAX 098-941-3730 美術館班 e-mail: [email protected] 島筒(しまづつ)まで ※ 質問は【様式 10】を使用し、Eメールか FAX で行うこととする。 回答は、随時、説明会参加者全員に対してEメールにて行う。なお、第1回目の回答に際して は、登録メールアドレスの確認のため、必ず受信確認を行うこと。最終回答は、企画提案審査委 員会前々日の17時までに行う。 (4) 企画提案応募申請書及び企画提案書等の提出期間 ア 提出期間:平成28年5月30日(月)から平成28年6月10日(金)正午まで(必着) イ 提出場所:沖縄県立博物館・美術館 美術館学芸員研究室(総合案内でお訊ね下さい。 ) ※ 持参又は郵送により提出すること。ただし、郵送の場合は、到着確認が可能な手段をと るものとし、提出期限内に到着するよう送付すること。 ウ 提出書類:5に定める書類 5.提出書類等 (1) 企画提案応募申請書 ・・・・・・・ 【様式1】 (2) 企画提案書 ・・・・・・・ 【様式2】 2 (3) 企業概要(組織図、業務内容、資格等) ・・・・・・・ 【様式3】 (4) 積算書 ・・・・・・・ 【様式4】 (5) 執行体制 ・・・・・・・ 【様式5】 (6) 実績書 ・・・・・・・ 【様式6】 (7) 申請受領票 ・・・・・・・ 【様式7】 (8) コンソーシアム構成書(コンソーシアムの場合に限る。) ・・・・・・・ 【様式8】 (9) 委任状(コンソーシアムの場合に限る。 ) ・・・・・・・・・・・・・・【様式9】 ・・・・・・・・・・・・・・ 【様式 10】 (10) 質問書 (11) 定款または寄附行為(法人格を有しない場合は、運営規約に相当するもの。) ※ (3) (7) (9) (10)(11)については、コンソーシアムの場合は構成員ごとに提出 ※ (6)については、担当者の業務実績も記載すること。 ※ 提出部数 (1)~(6)、 (8) 、 (9) 9部(正本1部、副本8部) (7) 1部(提出書類受理確認後、当該受理票は返戻する) ※ (10)は、応募に係る質問事項の受付期間内に、質問を行う場合に使用するものとする。 6.見積要件 今回の企画提案にあたっては、19,965,999円(消費税込み)の範囲内で見積もること。 ただし、この金額は企画提案のために設定した金額であり、実際の契約金額とは異なる。 7.選定方法 応募のあった提案については、沖縄県に設置する企画提案審査委員会において審査(書類審査・プ レゼンテーション審査)を行い、企画提案採択順位を選定する。 (1)プレゼンテーション審査 ア 日時・場所 6月中旬の予定。詳細は、企画提案書提出者あて、別途Eメールにて通知。 イ 方法 ① 様式2を基に、口頭と体験型遊具の模型を使って説明を行うこととする。PC等を使っての 説明を加えてよいが、前日まで(土日や公休日の場合、その前日)に、電話にて申出ること。 ② 模型は、A、B共に幅50cm×50cm 以内、高さ50cm 以内とし、材質は、紙やスチロ ール等の簡易なものでよいこととする。遊具の全体でなく一部を再現したものでもよいが、 口頭説明と併せ、内容が伝わるものとする。 ③ 1提案者あたり約30分(うち、説明20分以内、質疑応答含む)とする。 ウ.企画提案の内容 ① 体験型遊具Aについて特徴や使い方を説明し、どの様に形や色、配色を作りだすことがで きるのか、如何に豊かな感性や表現する力、創造性等を喚起し、楽しみながら美術への関心 を高めることに繋がるのか例示し、紹介することとする。 ② 体験型遊具Bについて特徴や使い方を説明し、素材のもつ質感、重み、感触等を味わった り比較したりし、如何に豊かな感性や表現する力、創造性等を喚起し、楽しみながら美術へ の関心を高めることに繋がるのか例示し、紹介することとする。 ③ 体験型遊具AおよびBに、沖縄らしい色や形、素材、当館所蔵作品の要素を遊具にどの様 に組み込み、こどもが体感できるのか例示し、紹介すること。 3 ④ 沖縄のクリエーターの起用方法について例示し、紹介することとする。 ⑤ 安全面や特別な支援が必要なこどもへの配慮の方法について例示し、紹介することとする。 (2)選定結果通知:審査結果については審査終了後、速やかに通知する。 8.委託契約について 委託契約については、原則として審査委員会での得点が第1位の者とするが、委託に関して必要な 協議が合意に至らない場合は、次順位以降の者を繰り上げて、協議のうえ契約するものとする。 9.その他 (1)以下のいずれかの事項に該当する場合は、失格又は無効とする。 ア 参加資格を有しない者が提案を行う。 イ 同一参加者が複数の提案を行う。 ウ 審査委員に対し、直接、間接を問わず、故意に接触を求める。 エ 他の参加者と企画提案の内容またはその意志について相談を行う。 オ 事業者選定終了までに、他の参加者に対して企画提案の内容を意図的に開示する。 カ 企画提案書等に虚偽の記載を行う。 キ その他選定結果に影響を及ぼす不正行為を行う。 ク 提出された企画提案書が次のいずれかに該当する。 ① 提出方法、提出先、提出期限に適合しないもの。 ② 記載すべき事項の全部または一部が記載されていないもの。 ③ 記載すべき事項以外の内容が記載されているもの。 ケ プレゼンテーション審査を欠席する。 (2)提出期限後の提出書類の変更、差し替え若しくは再提出は、軽微な変更を除き原則認めない。 (3)企画提案書等の作成に要する経費等、本事業の企画提案に要した経費については、参加者の負 担とする。 (4)提出された企画提案書等については返却しない。 (5)入選者の選定(以下、選定とする。 )に関する審査内容及び経過等については公表しない。 (6)選定にあたっては、提案された内容を総合的に評価し決定する。また、業務を実施するにあた っては、当館と協議して進めていくものとし、提案された内容を全て実施するものではない。 (7)契約締結の際は、契約保証金として契約額の100分の10以上の額を、契約締結前に納付し なければならない。ただし、沖縄県財務規則第101条第2項(※)各号のいずれかに該当する 場合は、契約保証金の全部又は一部の納付を免除することができる。 (8)本要領に記載されていない事項に関しては、協議の上取り決めるものとする。 10.問い合わせ・書類提出先 〒900-0006 沖縄県那覇市おもろまち3-1-1 沖縄県立博物館・美術館 TEL 098-851-5402 FAX098-941-3730 美術館班 島筒(しまづつ) e-mail: [email protected] 4 資料 ※ 参加資格について 第百六十七条の四 普通地方公共団体は、特別の理由がある場合を除くほか、一般競争入札に当該入札に係 る契約を締結する能力を有しない者及び破産者で復権を得ない者を参加させることができない。 2 普通地方公共団体は、一般競争入札に参加しようとする者が次の各号のいずれかに該当すると認められ るときは、その者について三年以内の期間を定めて一般競争入札に参加させないことができる。その 者を代理人、支配人その他の使用人又は入札代理人として使用する者についても、また同様とする。 一 契約の履行に当たり、故意に工事若しくは製造を粗雑にし、又は物件の品質若しくは数量に関して不正 の行為をしたとき。 二 競争入札又はせり売りにおいて、その公正な執行を妨げたとき又は公正な価格の成立を害し、若しくは 不正の利益を得るために連合したとき。 三 落札者が契約を締結すること又は契約者が契約を履行することを妨げたとき。 四 地方自治法第二百三十四条の二第一項 の規定による監督又は検査の実施に当たり職員の職務の執行を 妨げたとき。 五 正当な理由がなくて契約を履行しなかつたとき。 六 この項(この号を除く。)の規定により一般競争入札に参加できないこととされている者を契約の締結 又は契約の履行に当たり代理人、支配人その他の使用人として使用したとき。 ※ 暴対法について(抜粋) 第二条 二 この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。 暴力団 その団体の構成員(その団体の構成団体の構成員を含む。)が集団的に又は常習的に暴力的不 法行為等を行うことを助長するおそれがある団体をいう。 六 暴力団員 暴力団の構成員をいう。 ※ 契約保証金について(抜粋) (契約保証金) 第 101 条 令第 167 条の 16 第1項の規定による契約保証金の率は、契約金額(長期継続契約に係る入札 にあっては、当該契約金額を契約期間の月数で除して得た額に 12 を乗じて得た額)の 100 分の 10 以 上とする。 2 前項の契約保証金は、次の各号のいずれかに該当すると認められるときは、その全部又は一部の納付 を免除することができる。 (1) 契約の相手が保険会社との間に県を被保険者とする履行保証保険契約を締結したとき。 (2) 契約の相手方から委託を受けた保険会社、銀行、農林中央金庫その他予算決算及び会計令(昭和 22 年勅令第 165 号)第 100 条の3第2号の規定により財務大臣が指定する金融機関と工事履行保証契約 を締結したとき。 (3) 令第 167 条の5及び令第 167 条の 11 に規定する資格を有する者と契約を締結する場合において、 その者が過去2箇年間に国(独立行政法人、公社及び公団を含む。)又は地方公共団体と種類及び規 模をほぼ同じくする契約を数回以上にわたつて締結し、これらをすべて誠実に履行し、かつ、契約を 履行しないこととなるおそれがないと認められるとき。 (4) 法令に基づき延納が認められるときにおいて確実な担保が提供されるとき。 (5) 物品を売り払う契約を締結する場合において、売払代金が即納されるとき。 (6) 随意契約を締結する場合において、契約金額が小額であり、かつ、契約の相手方が契約を履行しな いこととなるおそれがないとき。 一部改正〔平成9年規則 10 号・12 年 154 号・13 年 37 号・16 年 32 号・27 年 25 号〕 (入札保証金及び契約保証金に代る担保) 5
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