プレスリリース 2016 年 5 月 24 日 報道関係者各位 慶應義塾大学 「地域と地域の新しい絆づくりのためのシンポジウム」開催(6/5) −ICT(情報通信技術)ネットワークの活用− このたび慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント(以下、SDM)研究科附属 SDM 研究所モビリティシステムマネジメントセンター(代表:西村 秀和)は、総務省などによる「平成 28 年度情報通信月間」の参加行事として、「地域と地域の新しい絆づくりのためのシンポジウム」を開 催します。 このシンポジウムでは、東日本大震災時における支援活動の経験と、自治体における危機管理の実 際に学び、災害時に地域連携の力を生かすための ICT 技術の活用法を習得することを通して、地方 創生や地域活性化をも視野に入れた、行政・企業・地域・団体そして個人の新しい絆づくりについて 考えます。明星大学の天野徹教授が構築・運営している「義援物資マッチングシステム」を使って、 効果的・効率的に被災者支援を行う仕組みを紹介するほか、熊本地震での活用報告も予定しています。 多次元 ICT ネットワークに関心のある方々のご参加をお待ちしています。 イベント欄への掲載ならびにご取材のほど、よろしくお願い申し上げます。 1.開催概要 日 時:2016 年 6 月 5 日(日)13:00∼17:40(12:30 受付開始) 会 場:慶應義塾大学 日吉キャンパス(横浜市港北区日吉 4-1-1) 来往舎シンポジウムスペース *東急東横線/目黒線、横浜市営地下鉄グリーンライン【日吉駅】下車。 *キャンパス内に駐車はできません。公共交通機関をご利用ください。 *交通アクセス http://www.keio.ac.jp/ja/access/hiyoshi.html 対象者:どなたでも可(入場無料) 定 員:120 名(事前申込制。定員になり次第、締め切らせていただきます) 主 催:慶應義塾大学大学院 SDM 研究科附属 SDM 研究所モビリティシステムマネジメントセンター 後 援:情報通信月間推進協議会、東海大学 To-Collabo 安心安全プロジェクト、 市民キャビネット、Code for Hachioji、明星大学 天野徹研究室、 LOD チャレンジ実行委員会、一般社団法人リンクデータ 2.プログラム 13:00−13:10 開会挨拶 慶應義塾大学大学院 教授 西村 秀和 13:10−13:50 災害支援の組織を繋ぐ ICT と ICS の役割 立正大学 教授 後藤 真太郎 氏 13:50−14:30 被災者救護活動における ICS の必要性と義援物資活用の重要性 ─東日本大震災を教訓として─ 防衛医科大学 准教授 秋冨 慎司 氏 14:30−15:10 民間団体の被災者支援活動における効果的な義援物資の活用術 ─村つぎリレープロジェクトの経験から─ 1/2 15:10−15:50 16:00−16:15 16:15−17:30 17:30−17:40 地域 SNS 基盤連携ネットワーク 和崎 宏 氏 自治体の危機管理から見た義援物資活用の必要性 世田谷区危機管理室 有馬 秀人 氏 後方支援基地と遠隔支援団体の連携による、効果的・効率的な被災者支援の実現 「義援物資マッチングシステム」を用いた被災地支援訓練 明星大学 教授 天野 徹 氏 ※Wi-Fi 環境とノートパソコン・スマホをご用意ください 閉会の辞 慶應義塾大学大学院 教授 西村 秀和 3.お申し込み・お問い合わせ 締切:6 月 4 日(土)(定員に達し次第、締め切ります。 ) お申込み方法:Eメールにて、必要事項(氏名・所属・連絡先)を明記し、 「絆シンポジウム参加申し込み」というタイトルでお送りください。 ・宛先 [email protected] (シンポジウム事務局 明星大学天野研究室) お問い合わせ先:慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 電話 045‐564‐2518 (平日 9:00∼16:30) <参考> ・義援物資マッチングシステム 明星大学人文学部人間社会学科天野徹教授が構築した「義援物資マッチングシステム」では、 地域やセクタの壁を超えたネットワークの形成と、それを用いた資源動員に基づく地域社会の問 題解決を行う「支えあい・助け合い」の社会的ネットワークを活用して、大規模災害発生時に効 果的・効率的に被災者支援を行うことを目的とし、その普及に努めている。 本システムは、本年 4 月の熊本地震発災後にサービスを無料公開し、被災者支援活動を行う市 民団体でも使用された。社会問題の解決・被災者支援の新しいカタチを具体化するものとして評 価されている。 本システムの目指す社会システムについて(youtube 動画) https://www.youtube.com/watch?v=nJfVIwOGQSs ※ご取材の際には、事前に下記までご一報くださいますようお願い申し上げます。 ※本リリースは横浜支局、イベント欄担当等に送信させていただいております。 本発表資料の配信元 慶應義塾広報室(棚橋) TEL:03-5427-1541 FAX:03-5441-7640 Email:[email protected] http://www.keio.ac.jp/ 2/2
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