第回す。以下談話です。関して相談された事例を紹介しま前田今回は、ある経営者Ａ氏から男性従業員の育児休業取得に性の育児休業取得率は、１・８９ます。しかし、２０１２年度の男育児休業を取得できる権利があり要件はありますが、法律上男性もものだと言われるのです。所定の前田そういう考え方自体、旧来の男社会の価値観を押し付けるＡ氏なんと…。育児は奥さんにまかせるべきでは。しまいます。員に対する嫌がらせと捉えられて言動を指し、法律的には男性従業休業の取得などを邪魔するようなと呼ばれる場面です。男性の育児同様ですので、価値観が違うからつながりかねません。パタハラもた場合、信用失墜、風評被害にも世間から企業が加害者側と見られハラにせよ、ハラスメント問題はにＮＧです。セクハラにせよパワつまり、相手の価値観をおかしいと決め付けて対応するのは絶対法律問題も処理されています。なりませんし、そのような前提でい、という風潮を理解しなくては踏み込んで尊重しなければならな様であり、お互いの価値観にまでの結果とも言えます。価値観は多異なるため、溝ができるのは当然策が発見できるはずです。一緒に考えれば、きっとよい対応よいかを一緒に考えてみましょう。員にどのような対応をしたほうが分析しながら、先ほどの男性従業とはいっても、理屈ばかりでは何も生みません。具体的な内容をえて対応することです。術的なことも含めてどのような対その上で、その場その場の状況を個別的かつ具体的に把握し、技えることが必要不可欠です。は問題の核心が何かをきちんと捉Ａ氏当社の男性従業員から育児休業の申請を受けました。一喝しましたが決着がつきません。％と低く、企業側の環境づくりが仕方がないでは済みません。適切かりにとらわれがちですが、まず前田問題が発生したら、「許せない」、「反撃したい」と感情ばＡ氏これからどのように対処すればいいでしょうか。０・４８・１７４４）。軽にお電話ください（など、企業の労務における悩みに増えています。それは労使間でも値観の違いにより、紛争や対立が例外ではありません。むしろ、雇０１２ついても相談に応じています。気う側、雇われる側では立場が全く応をするのが得策かをきちんと考前田それは「パタハラ」、つまり「パタニティハラスメント」悪いとまで言われています。当事務所では、ハラスメント問題はもちろん、問題社員への対応パタニティハラスメントを知っていますか？ 31 我々の若い頃とは大きく異なり、な対処が極めて重要です。現在では物事の考え方の違いや価まえだ･しょういち／ 1959年 1月 22日岩見沢市生まれ。北大法学部卒。 93年前田尚一法律事務所開設。ＵＨＢ「のりゆきのトークＤＥ北海道」、ＳＴＶ「どさんこワイド」出演。ＪＲ札幌病院倫理委員・臨床研究審査委員。元・北海道大学法科大学院実務家教員 90 2013.10 月号無料メールマガジン「企業法務ピンポイントレッスン」の登録を受付中。「メルマガピンポイント弁護士」で検索してください。 http://www.smaedalaw.com/ 前田尚一法律事務所前田尚一弁護士