第回セクハラ・パワハラに対処せよ！動によって職場の環境に悪影響をれていたようです。今は、性的言場合（対価型セクハラ）が想定さ前田当初は職務上の立場や権限を利用して、性的な要求をする ――セクハラは、一般にも認知された言葉となりました。前田セクハラと同様、他者の人格を傷つける行為のひとつと捉 ――パワハラという言葉も耳にするようになりました。高裁の平９・うした主張を退けています（東京動をとらない場合もあるとしてこ下関係などを考え、そのような行た。しかし現在では、職場での上きないと主張したこともありましずなので、被害者の供述は信用でり、助けを求めることができるはース。かつては被告側が、逃げた前田例えば、分間抱きつかれて猥褻な行為をされたというケ ――違法とされる範囲が広がったということですね。が職場でしたセクハラなどについる義務を明記しています。従業員発生した場合に対処し措置を講ずうになり、平成年に施行されたついての法的義務が強化されるよ間違いです。使用者の職場環境にでいる使用者がおられますが、大前田社長や院長が事件を起こさない限り、関係ないと思い込ん ――社員同士の問題でも、使用者に責任があるのですか。明確な定義はありません。者側と見られた場合、信用失墜、って下さい。世間から企業が加害なくないのです。違法対象が拡大を創造していくこと（判例）も少独自に判断し、法律に先行して法明文の法律がなくとも、裁判所が既に平成２年に判決があります。行為責任が認められた裁判として、９年の雇用機会均等法改正です。う考えは重大な誤りです。セクハ前田「法律の規定がなければ、であるなどです。パワハラと区別して説明されることもありますが、法的義務を負うことがない」といとか、陰湿な非有形力によるもの風評被害につながり、ダメージがに対して、セクハラの事前防止と、される方向にあるという認識をも改正男女雇用機会均等法は使用者大きい。職場環境配慮義務を負うました。上司によるものではない与える場合（環境型）なども含まえられます。法律の中に登場するて、使用者が損害賠償責任を負う使用者としては本腰を入れ、積極まえだ・しょういち／１９５９年１月 22日岩見沢市生まれ。北大法学部卒。93年前田尚一法律事務所開設。ＵＨＢ「のりゆきのトークＤＥ北海道」、ＳＴＶ「どさんこワイド」出演。ＪＲ札幌病院倫理委員・臨床研究審査委員。元・北海道大学法科大学院実務家教員。判決）。 19 20 20 的に対応しなければなりません。しかし、セクハラ訴訟として不法ラの法規制が確立されたのは平成れるようになりました。用語ではありませんが、違法対象ことがあるのです。（０１２０・４８・1744）・を、性的要素を伴わない場面に広 ――パワハラは法律上の規定がないのでは。 http://www.smaedalaw.com/ 19 げる中で作られた言葉です。同様 11 に、モラハラという言葉も生まれ HP にて、法的観点から時事問題も解説する無料メールマガジン「本当は怖い法律問題」も登録可能前田尚一法律事務所前田尚一弁護士