pdf - 新潟県立小出特別支援学校

平成 28 年度
学校経営方針
校長
髙橋 淳
1 指導の重点
≪インクルーシブ社会に対応する教育≫
「社会と関わり合いながら生きていく力の育成 」(3年次) ~ できる力の活用!~
≪1年次重点:社会と関わるための力を育てる!≫
個人の内面(感性・表現)を育て、通常学校や社会と同じ文化を共有し、その文化や
表現手段をとおして身近な社会と関わっていく力を育てる。
○ 感性・表現力の育成(芸術、スポーツ、自然、言語活動などを通した内面の醸成)
○ 共通文化の獲得(共通教材、教科書教材、生活・社会文化の積極的活用など)
○ 社会体験の広がり(社会資源活用、交流及び共同学習などによる社会体験の推進)
≪2年次重点:できる力を育てる!≫
社会で生きていくために必要な生活、職業、文化の各分野における基礎・基本の知
識、技能、態度を身に付け、一人でできる力(支援活用含む)を育てる。そのために、
児童生徒の可能性を信じて挑戦する機会を与える。
○ 学びやすさを追求した「新教育課程」
(生活・職業・一般教養)の導入
〔家庭生活〕〔社会生活〕
〔職業基礎(中)〕
〔職業技能(高)〕
〔職業生活(高)〕等
○ 指導内容と評価を一体化させた「校内検定」の開発と実践
≪3年次重点:できる力の活用!≫
身に付けた知識、技能、態度を他の学習や実生活の中で活用し、問題を解決していく
ために主体的に学んでいく力を育てる。
〔アクティブ・ラーニング〕
○ 基礎・基本を身に付けるための「校内検定」の充実
○ 学習した内容を実生活や校外などで活用
※ 学習内における活用(単元の過程又は他教科で活用を図る。
)
※ 実生活への活用(家庭などへの移行を計画し、実生活での活用を図る。)
※ 社会での活用(公共機関利用による学習や校外での販売・サービスの演習など)
社
社
関わるための
働き掛ける
「共通文化」
内面の育成:感性・表現力
会
会
「できる力」で
2 運営の重点
安心・安全な学校
(1) 最悪を想定した事前の事故防止策の徹底
・各学期の安全研修、行事計画の安全対策、リアル避難訓練 等
(2) 潤いのある環境づくり
・スクールガーデンや芸術作品に囲まれた学校づくり
(3) 一人一人の困難さに対応した合理的配慮の提供
・困難さの理解、個別の教育支援計画への明記、対応策の提供
専門性の向上
(1) 障害理解の充実
・各種障害の病理や行動特長などの基本研修
・コーヒーミーティング(小グループ)による事例分析
(2) 「できる力」を育て活用する授業研究
・校内検定(指導・評価の一体化)の開発と活用を図る授業づくり
・理論に裏付けされた授業実践とポスターによる魚沼特別支援教育学会の発表
(3) ICT を活用した授業の推進
・ipad などを使って一人で学習したり、行動したりする取組など
関係機関との連携
(1) 保護者・学園、関係機関との連携
・保護者(学園)との日々の情報交換と共通理解を図った取組
・福祉、労働、医療機関と連携を図って進める生徒指導、進路指導
(2) 地域との連携
・教科学習などを中心にした交流及び共同学習の推進
・魚沼地区特別支援学校連絡協議会を通した学校間連携
・地域及び社会への積極的な情報発信
(3) センター的機能の発揮
・地域の相談ニーズに対応した地域支援(幼少期へのサポート重視)
Teachers Spirit
★ able(できる力) 児童生徒の可能性を信じて、挑戦する機会を提供する!
★ 児童生徒の行動には必ず意味がある。それを最大限想像できる教師たれ!