公募型プロポーザル実施要領

次世代農業モデルプラント事業にかかる
加工・販売等事業自立支援委託業務
公募型プロポーザル実施要領
公募型プロポーザル実施要領
平成28
平成28年
28年5月
兵庫県佐用町
企画防災課
企画防災課
まちづくり企画室
次世代農業モデルプラント事業にかかる加工・販売等事業自立支援委託業務
公募型プロポーザル実施要領
公募型プロポーザル実施要領
1.趣旨
1.趣旨
佐用町では旧三土中学校の跡地を活用し、ハイテク技術を活用した次世代農業モデルプラント
(栽培ハウス)による新たな農業の創出を、民間事業者と佐用町が共同で設立した有限責任事業
組合の運営で行います。これは、学校跡地の有効活用という観点からのみではなく、付加価値を
高めて儲かる農業を実践し、雇用の創出と新規就農者の増大、ひいては関連産業の振興や定住人
口の増加につなげていくことを企図しているもので、平成 28 年度に校舎の取り壊し・造成・次世
代農業モデルプラントの建設を行います。
本事業で連携する民間事業者は産業用制御機器のトップメーカー:IDEC 株式会社であり、そ
の制御技術を学校跡地に建設する太陽光併用型植物工場の植物栽培に応用し、温度や湿度はもち
ろん、水や光なども高精度にコントロールしていき、様々な自動制御技術も取り入れて若者が魅
力を感じる「新しい農業」を創出するものです。また、全国的に多く見られる水耕栽培ではなく、
自然本来の物質循環機能や微生物の働きを活かし土にこだわった「空中土耕(高設)栽培」を行
うとともに、その土づくりにも佐用町立土づくりセンターで生産された堆肥を活用して、生産作
物の差別化を図っていきたいと考えています。また、ウルトラファインバブル(超微細気泡)を
発生させて溶存酸素の高い水を根や土に送り込んで植物の成長を促進する「GALF 技術」等を活
かし、安定生産や省力化を図るとともに、安心・安全で土耕ならではの「おいしさ」にもこだわ
った魅力ある新しい農業を展開するものです。本町の農業を取り巻く環境は近年特に厳しく、若
者が魅力を感じる新しい農業環境の整備は喫緊の課題であり、また、学校跡地の活用にも寄与す
るため、佐用町ではこのモデル事業を嚆矢として、将来的には町内への横展開を図り、新規就農
者の拡大や雇用の創出、既存の稲作中心の農業からの脱却、加工品への展開、他の町有未利用地
等での事業展開などを目指しています。
そこで、将来的に補助金等に頼らず、自立して事業継続・拡大や町内での事業展開を加速化し
ていき、このモデル事業を成功例とすることによって好循環を生み出すことが重要であるため、
本業務において、生産作物の高付加価値開発・販売先の確保・加工品の研究開発等の取組に対す
る加工・販売等事業自立支援を行うとともに、水(全国名水百選に選ばれた清流千種川)
、土(土
耕栽培、佐用で生産された堆肥利用)、光(町花であり重要な観光資源であるひまわりを育む太陽
光)、空(公開用としては世界最大の望遠鏡:西はりま天文台に代表される澄み渡った美しい星空、
朝霧、美味しい空気)等の豊かな自然環境を特色としたストーリーを構築し、生産作物のブラン
ド戦略を展開したいと考え、支援業務の委託を行うものです。
本実施要領は、本業務を円滑に遂行することを目的として、必要な知識、経験、技術等の総合
的な支援を受けるため、本業務を受託する事業者を選定する手続を以下のとおり定めるものです。
なお、本業務は、地方創生加速化交付金実施計画に基づき実施する事業です。また、次世代農
業モデルプラント事業の概要については、別添の「佐用町―IDEC LLP 次世代農業事業計画案」
をご参照ください。
2.一般事項
(1)業務名 「次世代農業モデルプラント事業にかかる加工・販売等事業自立支援委託業務」
(2)主 催
佐用町
(3)担当課
佐用町企画防災課まちづくり企画室
郵便番号:679-5380
住所:兵庫県佐用郡佐用町佐用 2611 番地 1
電話:0790-82-0664
FAX:0790-82-0492
(4)業務内容 「次世代農業モデルプラント事業にかかる加工・販売等事業自立支援委託業務
仕様書」のとおり
(5)履行期間
契約締結日から平成 29 年 3 月 24 日
(6)委 託 額
12,500,000円~13,500,000円(消費税抜)
(7)選
公募型プロポーザル方式とし、書類審査及びプレゼンテーションによる選定
定
方式とします。
3.参加資格
3.参加資格
次に掲げる要件を全て満たすこととする。
(1)地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の 4 の規程に該当しない法人であ
ること。
(2)佐用町指名停止基準(平成 26 年基準第2号)に基づく指名停止を受けていないこと。
(3)佐用町暴力団排除条例(平成 24 年条例第1号)第2条に規定する暴力団又は暴力団員等
に該当しない者であること。
(4)民事再生法(平成 11 年法律第 225 号)に基づき再生手続開始の申し立てがなされていな
い者(再生手続開始の決定を受けた者を除く)であること。
(5)会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)に基づく更正手続き開始の申し立てがなされて
いない者(更生手続開始の決定を受けた者を除く)であること。
(6)本業務について、充分な業務遂行能力を有し、適正な執行体制を有すること及び本町の
指示に柔軟に対応できること。
4.参加表明
参加表明
本プロポーザルに参加する事業者は、次のとおり参加申込書を持参または郵送してください。
(1)提 出 物
公募型プロポーザル参加申込書(様式第1号):1 部
(2)提出期間
平成 28 年 6 月 10 日(金)17 時まで(郵送可。ただし、必着のこと。
)
※午前 9 時から 17 時まで。ただし、土曜日、日曜日及び祝日を除く。
(3)提出先
上記 2(3)の場所に同じ
(4)提出方法
持参又は郵送
5.書類審査
参加申込書を提出した者について、上記 3 の事項について審査し、その結果を郵送により通知
します。また、書類に不備がある場合には、期間を定めて補正や追加提出等を依頼する場合があ
ります。なお、審査の結果不適合と認められる者は、このプロポーザルに参加することはできな
いものとします。
6.質疑応答
仕様書の内容及び提案書等の提出に関する参加者の質問は、別添「質問書(様式第2号)」を下
記により電子メールで送信し、企画防災課まちづくり企画室まで必ず電話(0790-82-0664)で送
信確認をしてください。電話又は口頭による質疑には応じません(参加表明を行う上での単純な
疑問はお答えします)。質問に対する回答は、参加者全員に電子メールで行います。
(1)提出書類
質問書(様式第2号)
(2)提出期限
平成 28 年 6 月 10 日(金)午後 5 時まで(必着)
(3)提出先
佐用町企画防災課まちづくり企画室
メールアドレス:[email protected]
平成 28 年 6 月 13 日(月)までに行います
(4)回答日
7.提案書等の提出
提案書等の提出
(1)提出書類
①提案書
1. 提案書(様式第3号)
2. 会社等の概要(任意様式)
・・・(既存のパンフレットなどで可)
3. 業務実績(様式第4号)
過去に行った類似業務の実績を5件以内で記載してください。また、業務実績の内
容が確認できる書類(契約書の写しなど)を添付してください。
4. 企画提案書(任意様式)
特に必要がある場合を除いて全て A4 版の用紙を用いてください。また、使用する
言語は日本語とし、フォントは 10.5 ポイント以上の大きさとしてください。
※企画提案書記載事項一覧(別紙1)の項目については漏れなく記載してくださ
い。また、別添の仕様書をご参照のうえ、提案をお願いします。
※簡潔に記載し、文書を補完するためのイメージ図・イラスト等の使用は可。
※本文の各ページには、ページ番号を記載してください。
※企画提案書の記載内容に不整合があった場合は、本町に有利な記載内容を正と
みなします。
5. 提案価格書(様式第5号)
・・・別途内訳書(任意様式)を添付してください。
6. 提出部数・・・上記1~5の順に整理し、正本1部(押印したもの)と副本4部の計
5部提出をお願いします
②提出期限
平成 28 年 6 月 14 日(火)から
平成 28 年 6 月 17 日(金)まで
※午前 9 時から 17 時まで。ただし、土曜日、日曜日及び祝日を除く。
③提出先
上記 2(3)の場所に同じ
④提出方法
持参又は郵送等
(郵便書留その他これに準じる方法に限るものとし、②の提出期間中に必着のこと。
)
8.選定審査について
選定審査について
(1)契約候補者選定審査について
別添「次世代農業モデルプラント事業にかかる加工・販売等事業自立支援委託業務公募型
プロポーザル審査要領」に基づき、契約予定事業者の選定を行います。
(2)選定審査の日程について
①1次審査
平成28年6月24日(金)までに実施し、応募者全員に選定結果を通知します。
②2次審査(プレゼンテーション)
実施する場合は、1次審査通過者と日程調整のうえ、平成28年6月中に佐用町において
実施予定です。
(3)評価基準について
別添の「次世代農業モデルプラント事業にかかる加工・販売等事業自立支援委託業務公募
型プロポーザル評価基準書」によります。
9.その他
(1)本件に関する事項について、電話又は口頭による問い合わせには応じません。
(2)提出された提案書類等の追加及び修正は認めません。ただし、プレゼンテーションにおけ
る補足説明資料の配布については、この限りではありません。
(3)このプロポーザルに要する経費は、すべて提案者の負担とします。
(4)提出された提案書等は返却しません。
(5)提出書類の著作権は提案者に帰属しますが、選定結果の公表等に必要な場合には、当町は、
当該著作権を無償で使用できるものとします。
(6)参加申し込み後に辞退する場合は、担当課まで事前に連絡のうえ、辞退届(様式任意)を
提出してください。
(7)審査により選定された提案者は、本業務の契約予定事業者となり、再度、細部にわたり協
議、調整を行ったうえで、地方自治法施行令第 167 条の 2 第 1 項第 2 号に定める随意契約
によって、当該業務にかかる委託契約を締結することを前提とします。なお、辞退その他
の理由で契約ができない場合は、次順位者と契約の交渉を行うこととします。
(8)審査結果に対する異議申し立ては認めません。