微分方程式(真貝) 第 2 回中間テスト A 【重要】解答は別紙に.答えだけ

微分方程式(真貝)
第 2 回中間テスト A
学生番号 - 氏名 【重要】解答は別紙に.答えだけではなく,導出の過程も記すこと.
解答順は自由.スペースが足りなければ,裏面を用いよ.
1
一般解を求めよ.初期条件が与えられているものは,特殊解を求めよ.
d2 y
dx2
d2 y
(b)
dx2
d3 y
(c)
dt3
d2 y
(d)
dt2
(a)
2
dy
− 6y = 0
dx
dy
+ 4 + 13y = 0
dx
d2 y
dy
−3 2 +3 −y =0
dt
dt
−
= −9y 初期条件:y(0) = 6,
d
y(0) = −3.
dt
(1 階微分方程式)室温が 20 [o C] の部屋に置いたコーヒーの温度の変化率は,時刻 t に
おけるコーヒーの温度 T (t) [o C] と室温との差に比例する.すなわち,
dT
= −k(T − 20) (k > 0; 定数)
dt
となる.t = 0 で,100 [o C] であったコーヒーが,2 分後に 70 [o C] になったとすると
き,40 [o C] になるのは何分後か.温度変化を示すグラフの概略も描け.
(必要ならば,
log 2 = 0.6931, log 5 = 1.609 を用いてよい.
)
3
(2 階微分方程式)質量 m の質点が,ばね定数 k (> 0) のばねにつながれており,さら
に,時間で変動する外力 F (t) = F0 cos ωt を受けているとする.バネのつりあいの位置か
らの質点の変位を x とし,運動方程式を立てると,次のようになる.
d2 x
+ kx = F0 cos ωt
dt2
(a) 右辺をゼロとしたときの,同次式の一般解を求めよ.
m
(b) 外力があるときの,この方程式の一般解を求めよ(k ̸= mω 2 とする).
(c) k = mω 2 の場合,この方程式の一般解を求めよ.
4
(連立微分方程式)地球(質量 m)が太陽(質量 M )によって周期運動するのは,太陽
がもたらす万有引力が原因である.太陽–地球間の距離を r とすると,地球の運動方程式
は,太陽の向きに対して,
mM
d2 r
=
−G
(G : 定数)
dt2
r2
dr
となる.この式を,この向きの速度 v =
を用いて 2 つの連立 1 階微分方程式に書き
dt
直せ.
m