不安を払拭出来ない環境に立たされて 三月二十六日 三次グランドホテル ■国等 か ら の 示 唆 を 踏 ま えた広酪の行動 ○業務推進計画 対 策 と し て、 政 策・ 予 算 措 置 を 講 じ、 乳販売農業協同組合連合会からの指導 のもとに、TPP大筋概要や影響緩和 度〜三十二年度】 (以降、「業務推進計 合理化に係る推進計画【平成二十八年 理事会決議の「生乳受託販売業務等の 水産省局長通知)、指定団体の在り方」 通 体 制 の 合 理 化 の 総 合 的 な 推 進( 農 林 の農協法改正、酪農分野では「生乳流 を掲げ、農協改革では、四月一日から 乳価交渉 有利販売 十六日付二十七生畜第千百十五号)」に ■酪農経営所得向上を支える基本行動 会議だより 広酪の「業務推進計画」に一定の評価 いると云える。国は、TPPの効果を とともに、TPPの影響に関する国民 真に経済再生・地方創生に直結させる の 不 安 を 解 消 す る 観 点 か ら、「 総 合 的 広酪では、農林水産省生産局長から あった前述の指導通知とともに、これ 門農協の行動の連動性を知りたいとし に 基 づ き、 喫 緊 の 作 業 に あ た り 二 月 な T P P 関 連 政 策 大 綱 」を 決 定 し、 こ て、広酪とのヒアリングを希望されて これに関して省庁あげての地方行脚に 二十九日開催の第十回理事会で「生乳 に関連した指定生乳生産者団体中国生 いた。 よる説明会など、かつてないほどの顕 受託販売業務等の合理化に係る推進計 画( 平 成 二 十 八 年 度 〜 三 十 二 年 度 )」を 著な行動が行われている。 画 」)」等 の 資 料 を 示 し ヒ ア リ ン グ に 応 べきことが指導・示唆されている。 ら、酪農家の真の所得向上対策を図る など五年先の酪農基盤を見据えなが 昨年十月五日のTPP交渉大筋合意 を受けて、農畜産業に携わる関係者は、 一 TPP交渉合意から ■国の行動 じた。 盟 高松むつみ事務局長兼広酪事業推 二 農業所得向上のための行動示唆 策定した。この計画の目的として、「広 進課課長補佐が、中山間地域で営む県 農政分野では、「農業の成長産業化」、 酪 は、「 生 乳 流 通 体 制 の 合 理 化 の 総 合 内 の 酪 農 情 勢 を 始 め、 二 月 二 十 九 日 「農政新時代・攻めの農業・強い農業」 的 な 推 進 に つ い て( 平 成 二 十 七 年 十 月 専務、西中晃参事、広島県酪農政治連 広酪は、この対応にあたり、岩竹重 城代表理事組合長、鈴木道弘代表理事 地元選出 小島敏文衆議院議員 広酪情勢等をヒアリング 小島代議士は、自由民主党農林部会 副部会長の立場からも、農畜産業に関 心も深く、国策・政治の動きと酪農専 後継牛価格 飼料代… 平成 32 年の生乳生産の見通し 約 57,000 トンに… なるほど〜 広島 8 2016年 (平成 28年)4月 〔№ 265〕 実に実施することを通じて、生乳流通 とともに本計画に基づく取り組みを着 基づき、業務推進計画を取りまとめる 連)への提言として、①乳価交渉力の て、 指 定 生 乳 生 産 者 団 体( 中 国 生 乳 販 を定め、これの実現のための行動とし ぶ 酪 農 経 営 所 得 の 向 上 に 資 す る 」こ と の 調 達 を 集 落 法 人 等 に 求 め、 飼 料 稲 小 島 代 議 士 は、 こ の ヒ ア リ ン グ か ら、広酪が取り組む、TMR飼料原料 ■ヒアリングとコメント 体制の合理化の総合的な推進に資する 強化並びに有利販売のため積極的訴求 産者団体の更なる広域 し た 酪 農 家 へ の T M R 飼 料( 安 く て 良 作業の実践行動、また、これを原料と の展開、②指定生乳生 (WCS)の契約栽培・専属的刈り取り 化により機能強化のた への弛まぬ努力、この他、行動に付帯 めの発信展開を、また、 いエサ)の供給を通じての所得向上策 脆弱化が進む生乳生産 した中山間地域の多面的機能保全へ は、関係者への説明責任を十分果たし 基盤回復のための行動 年度以降五年間の生乳 うるものであり、詳しい資料となって の貢献に理解が示され、業務推進計画 生産量の見通し、④将 いるとのコメントがあった。 として、③平成二十八 来の合理化・効率化を 図る観点からの組織機 構( 事 業 所・ 倉 庫 体 制 私も頑張ります 皆様も頑張ってください ■要望 小島代議士は、今回こうしたヒアリ ングを受けて地方創生につなげたいと した。 譲における手厚い就農政策などを要望 融 資 を 含 め た 選 択 措 置 」、 ④ 後 継 者 移 取り扱いにおける「リースに限らない 渉、③畜産クラスターの機械リースの の加工原料補給金制度、②乳価取引交 この他、①現在農林水産省で検討が 深まっている生クリーム等向け追加後 (左から、鈴木広酪専務、小島代議士、岩竹広酪組合長 高松事業推進課課長補佐兼酪政連事務局長) の意向とともに、適宜この様な場を持 ちたいとの考えが示された。 広島 を含む)の再編、⑤『安 く て 良 い エ サ 』、 飼 料 稲(WCS)を原料とす るTMR飼料の供給を 通じた生産コストの抑 制策等を通じて酪農経 営所得の向上を図る構 想の他、生乳流通コス トや広酪手数料に及ぶ 近県情報との比較を示 し紹介した。 2016年 (平成 28年)4月 〔№ 265〕 9 ほか、生乳生産等に勤しむ組合員に及 ■平成 28 年度以降 5 年間の生乳生産量の見通し (単位 : 戸・トン) 三月十五日 広酪本所会議室 南 部 上川俊夫 西 部 後案勝也、玉浦 転、平奈岐佐 東 部 新舎和久、内海利彦、道田稔弘 (敬称略) 第一回生産基盤強化対策委員会 広酪は、第一回生産基盤強化対 策 委 員 会 を 開 催 し、 委 員 十 九 名 の う ち 十 三 名 が 出 席 さ れ た。 上 川俊夫委員長が都合により欠席 広酪本所会議室 三月二十三日 (出席委員十三名) 岩 竹 重 城 、鈴 木 道 弘 、温 泉 川寛明 、川角晴俊 、三戸保 泉 秀 利 、道 田 稔 弘 、内 海 利 彦 、西原嘉一 、八谷義信 大 岡 章 人 、新 舎 和 久 、向 田 康浩 (敬称略) 成 (案) の設定 で あ っ た 為、 温 泉 川 寛 明 委 員 の ■協議事項 議 事 進 行 に よ っ て、 以 下 の 協 議 一 平成二十八年度生乳生 産計画の取り組み並び 事 項 等 を 協 議 し、 事 務 局 提 案 を に生乳生産対策(案) 妥 当 と す る 意 見 が ま と め ら れ た。 二 平成二十八年度乳質ペ 出 席 者 か ら は、 広 酪 製 造 T M R ナルティ体系と使途 飼 料 や 牛 白 血 病 対 策、 事 業 所・ 三 平成 二 十 八 年 度 乳 価 構 倉庫やミルクファームHARU 金の取り崩し 四 生乳 増 産 強 化 対 策 積 立 池田道明代表監事ほか 3 名の監事は、平成 27 年度期末にあたり実地 棚卸監査を行った。 監事 4 名は 4 コースに分かれて、組合の各事業場の購買品、市乳商品、 生乳、現金のほか、平成 27 年度産飼料稲 WCS の保管先に赴き現物数量 の確認にあたった。 (「(一社)アグリサポートおーなん(島根県)」にて飼料稲 WCS の実棚確認にあたる森下政憲監事(左)) 広島 2016年 (平成 28年)4月 〔№ 265〕 10 会議だより 酪農任意組織団体代表者会議 委員の選出に向けて協議が行わ れ、 平 成 二 十 八 年 三 月 末 日 ま で に 委 員 候 補 者 を 選 定 頂 き、 役 員 推薦委員引受承諾書の提出を確 認しあった。 西平孝治、赤木 靖、住田博幸 (出席者八名) 赤木靖、住田博幸、上川俊夫、 西 原 嘉 一、 玉 浦 転、 山 本 薫、 内海利彦、山本雅陳(敬称略) 備 北 28 の在り方等の意見があった。 ■報告事項 一 平成二十七年度生乳計 画生産の進捗状況 二 平成二十七年度乳質ペ ナルティ使途の進捗状 況 三 ポジ テ ィ ブ リ ス ト チェックシートの確認 状況 四 広酪TMR25WCS の製造・供給の開始 五 生乳流通体制の合理化 に伴う業務推進計画の 策定 3 月 31 日 組合の各事業場ほか 実地棚卸監査 次期通常総会で役員改選 平成 年度 役員推薦委員候補者の選出へ 生産基盤対策 広酪は、次期通常総会での役 員選任議案の付議に向けて、役 員推薦委員候補者の選定にあた るため、県内各地の酪農任意組 氏 名 選出地域 織団体代表者を参集し、組合員 への周知と共に「役員改選期に 備えた役員推薦委員の選出方 法 」と「 各 地 域 単 位 で の 役 員 推 薦 委 員 選 出 会 議 の 開 催 」に つ い て協議した。 以後、各地域単位で役員推薦 平成 28 年 3 月末迄に各地域から選出され た役員推薦委員候補者の皆さん
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